長野 田中康夫知事にアドバイスしよう(5)

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264名無しさん@お腹いっぱい。
平成13年3月10日付
ふるさと信州をこよなく愛し生活と民主主義を守る会
から
田中康夫長野県知事/首長・議員各位/国・県・市町村の議員各位/全国メディア各位/生活と民主主義を愛するすべての各位
あての文書より

田中康夫長野県知事等に対する私達の疑問と主張14
〜メッキが剥げてきた狂言師〜

何だか、とってもとっても悲しい気分でございます。信濃毎日新聞3月10日の記事によりますと知事は「下諏訪ダム反対の2氏から1000万円借り入れ」と載っているではありませんか。これはいったい全体どういうことなのでございましょうか。とくとご教示くだされませ。
純粋で、無垢で、正直で、いささか軽くはありますが少年少女合唱団はさぞやがっかりされていることでありましょう。
予断を慎まなければならないので同記事をそのまま掲載します。
「昨年十月知事選で初当選した田中康夫氏の政治団体が、下諏訪ダム計画の反対運動に取り組んでいる同町の医師二人(注:武井氏と根津氏)から五百万円ずつ借り入れ、選挙後に個人献金分を除いて四百万円ずつ変換(注:恐らく誤変換)していたことが九日分かった」
「同団体は、勝手連のメンバーで同氏を支援していた医師二人から、二人の妻名義で計一千万円を借りた。このうち二百万円は個人献金として受け取り、残りは昨年十二月に四百万円ずつ二人に返還したという」
「医師の一人は『田中さんの思想や政治姿勢に賛同して支援した。何ら見返りは求めていないし、選挙期間中に具体的な政策実現を本人に要望した事実は一切ない』とする。」
「田中氏の後援会長を務めた柳沢京子氏は『田中氏支援の勝手連を立ち上げる際、公共事業の反対運動など個々のメンバーの政策実現要望は持ち出さないことを確認した。資金の借り入れについては田中氏には相談していない』と説明」
「田中知事は『政治資金の関係は、信頼できる銀行OBの出納責任者にまかせており、詳しく把握していない』と話している」
少し長くなりましたが、以上が新聞上の事実であります。ここでもう一つの事実を紹介させていただきます。
田中知事が選挙中、上記医師はその助手を、身の回りの世話にずっと派遣していたということであります。人の献上は金銭の献金とほぼ同格と認識いたしますが、いかがなものでしょうか。
事実関係はこのくらいにして、私達の問題にしている点は次の二点でございます。
1 何ゆえに妻名義にしたのか
2 ほんとうに、詳しく把握していないのか
選挙に金と人とが要ることは常識でありますから、それについては寛恕することができるのですが、上の2点についてはいささか不可解でございます。
265名無しさん@お腹いっぱい。:2001/05/26(土) 15:09
1についておうかがいします。
なぜ本人の名義ではなく、妻なのでございましょうか。これは田中知事のメルクマール「包み隠すことない県政」なのでありますから、情報公開していただきたく存じます。ここにはいささかの作為を感じるのでございます。つまり事の事情を熟知していて、その真実を隠す工作の臭いがするのであります。
田中知事が攻撃してやまない癒着・談合・金権・料亭の暗い影があなた自身にあることを隠す、懸命な工作を感じるのでございます。どことなく不純な臭いを感じるのでございます。感じでありますから、事実に相違しているのであれば反論をお待ち申し上げております。
人と金とを頂戴して義理を感じるのは、人の常であります。また人の倫理でもありましょう。どういう思想の持つ主かは存じませんが、しきりに下諏訪ダム反対を叫んでおられる医師から、人と金との提供受けて、選挙後は知らぬ存ぜぬでは、世間は承知できないことでございましょう。突然の後援会の解散もどことなく作為と工作を感じるのでございます。お互いに勝手に献上し、勝手に宣言を出したのでございましょうか。いささか説得力に無理があるのではございませんでしょうか。
ともかく、「突然の下諏訪ダム中止の発表」、いきなりの「脱ダム宣言」は、どことなくこの義理に通じるのではございませんでしょうか。この医師とは思想・政治姿勢は同じようでございますが、いかなる思想の背景がおありなのか、とくとご教示くださればこの上なく幸甚に存じます。

2についてお尋ね申し上げます。
柳沢氏は「資金の借り入れについては田中氏には相談していない」と証言されております。それに対して田中氏は「信頼できる銀行OBの出納責任者にまかせており、詳しく把握していない」と弁明されております。この限りでは証言と弁明とは論理的に整合が取れております。銀行OBでありますから、銭の計算には間違いないでありましょう。
ところで3月10日の日経新聞には「言葉に敏感な作家である知事」と揶揄気味に紹介されておりますので、言葉尻をとらえて申し上げます。
「詳しく」でなければ「大雑把」には把握していたのでありましょうか。こちらとしてはどちらでもよいことですが、辞任する政治家はみんな秘書や他人のせいにして、どなたもご自分では「知らぬ、存ぜぬ」で通しております。逃げ切れなくなって辞任した大臣もたくさんおります。
知ってしまった今、どう感じておいでになるか、その思想を伺いたく存じます。あくまでも知らないで通すおつもりなら「だから日本はダメになる」と定義を申し上げます。新潮45・3月号で口を極めて小沢一郎氏と日本をののしっておりましたが、その矛先をそのまま田中知事にお返し申し上げます。
また遊説カーの運行から、すべて自分で仕切らないと気が済まない知事の習性からして、知らないはずはないという証言もあります。しかし、習性にまで触れるのは、いささか過剰反応のような気がしますので、その点は塚田長野市長のようにいさぎよくカットします。