長野県の田中知事にアドバイスしよう(15)

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335聞いていて疲れた
今日、ダムの検討委員会が長野市で行われたので、行って来ました。
何だか部会をどうとかで時間オーバーしていたので、最後は聞かずに引き上げてきましたけど、
明日の記事などで載るだろうけど、速報的に簡単に状況を報告。(敬称は略)

今日の結論
1 重要な案件について、ワーキンググループというものを検討委員と県職員で作る。
  これは元を宮沢県議が提案したもの。
  それでできたのが、以下の4つ。
  ○基本高水…大熊・高田・松岡+河川課
  ○財政………五十嵐・竹内・宮沢
  ○森林………植木・藤原+林務
  ○利水………石坂・松島貞・高橋+食品環境水道課+農政課

2 浅川(浅川ダム)と砥川(下諏訪ダム)にのみ部会を設置し、残り7流域は次回とする。
  ○浅川部会…石坂・竹内・松岡・松島信・藤原・大熊
  ○砥川部会…浜・高田・植木・高橋・松島信・宮沢
  松島信は「地質の専門」ということで両方に名を連ねている。
  また宮地は委員長、松島貞は市町村長ということで辞退。
  10月末をめどに部会を立ち上げる。

3 部会は20人くらいとし、一般住民を10人くらい公募で選ぶ。
  流域の住民から意見を書いてもらい選ぶとのことで、事務局が選定のルールを作成する。

あとは下で。
336聞いていて疲れた:01/09/20 18:51
今回の検討委員会の感想

○松島信は比較的マトモな意見を言っていたが、
 地質に関する見解は相変わらず的外れの連発。破砕帯という言葉が非常にお気に入りの様子。

○松島信に関して追加。
 部会に住民を加えるという段で、石坂が市民団体をと言い出したのに乗じて、
 市民団体は流域に縛られないため流域に限定するのはおかしいと言い出した。
 さすがに事務局が条例文を持ち出して、関係流域に限ると言ったものの、
 松島信は収まらずに何度も同じ事を言い、
 たまりかねた宮沢・竹内の両県議から、責任を取れない人を選ぶのかと言われて黙ってしまう。
 あのくだりは見ていて実に痛快だった。
 最後には大熊が折衷案を出し、「原則付き」ということで一件落着。

○共産党のマドンナ石坂は、特に浅川を中心に厳しい追及をするものの、
 何度も何度もしつこいくらい(自分でもそう言ってた)同じ要求を繰り返す。
 しまいには既に配布された資料や、欲しければ言ってくださいとしてある資料について
 配られていないのはどうしてかと言い出す始末。
 さすが共産党。見ていてウンザリ。

○大熊・高田の水理工学コンビは相変わらず、基準書の数値の話を繰り返す。
 基準では6〜8割とあるのに10割を見ているのは何故かという話がループ。

○大熊はまともなことも言っている。
 ダム無しで現行規模では洪水が避けられないというのなら、
 安全率を下げることを住民に呑んでもらうかダムを作るかしかないというコメントも。

○諏訪関係の議論で「浚渫」を繰り返しているのに浜が反論し、
 ほたるが戻ってきた川を浚渫しろと言うのかと言い出す。
 すると浚渫派は一気にトーンダウン。

○上記「浚渫」の前段、高田と藤原が、清川など複数の河川について、
 あれは川ではなく排水路だと言い出す。
 コンクリートを拒否し、新河川法では、川に環境を求めている。
 オヒオヒ、時代に逆行してんじゃねえの(藁

○部会立ち上げの議論で、宮沢が9月県会の中で議論しなければならないと言ったとき、
 藤原が何をボケたか、ダム建設費何百億と賠償金とでは金額のけたが違うと言い出す。
 他の委員は思わず呆れ、竹内と宮沢が呆れた口調で丁寧に説明。

○前の委員会でヒートアップしていた五十嵐vs竹内は、今回は大人し目。

○五十嵐は夫人とおぼしき女性を同伴し傍聴させていた。
337聞いていて疲れた:01/09/20 18:54
そうそう、追加。
必要に応じて、国土交通省の関係者を呼んで基準の見解を問いただすことや、
農水省に国有林の伐採を地元協議するよう求めていくこととかも決められた。