男のくせに、こんなもんが怖いんです  

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153オレンジ色の憎いヤツ
ゴキは怖いって程じゃ無いけど、とってもイヤな思い出が有る。

それはカサブランカと言うモロッコの街での事、夜の遅い列車で到着したの
が運の尽き・・・ 仕方なく安宿で夜を過ごした時のことだ。
「部屋ある?」
「有るには有るけど...あまり綺麗じゃ無いぞ...いいか?」
「何でもいいよ、どこのホテルも満室で困っているところだ、贅沢は言わない」
「そうか...普段使わない部屋だし安くしとくよ」
そんな会話の後連れて行かれた部屋が、ビルの屋上に建て増しして作られた、ま
るで倉庫の様な部屋だった、 窓を開ければ風通しも良いし 十分か? と旅で
疲れた体をベットに横たえる事数分・・・・「バタバタバタッ」
何か昆虫らしき羽音がするではないか....起きあがって回りを見渡すと
開けはなった窓から次々にカブト虫程の大きさのオレンジ色の奴等が飛び込ん
でくるのだ。
窓を閉めると蒸し風呂状態に成るし、電気を消してもバタバタ来るし、俺には
手元に有った新聞紙を丸め、夜が明けるまでバッティングするしか手は無かっ
た。
この時ほど奴等を「嫌いだ」と思った事は無い。
154Mr.名無しさん:2001/05/31(木) 09:21
以前、オンボロ木造の借家住まいだった頃。
夜、寝ようと思い布団に潜り込んだ。
何やら布団がザラザラするなぁと思いつつ、何気なく
天井に目をやってびっくりした。
天井が動いていた(マジでそう思った)からだ。
電気を付けてビックリ!
そこには天井を埋め尽くす程の無数の羽蟻が・・・
布団の上にもポタポタ落ちてきて寝るどころじゃなかったんで
明け方までガムテープで蟻を処分してました。
1回で数十匹取れた。