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どっちも違うっぽい<おこがましい
>>379
前者の表記があることは知ってる。
382イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 02:32
烏滸がましいが正しいのかな。
383イラストに騙された名無しさん:2001/04/23(月) 03:23
>>382
 「痴がましい」はないでしょう。「痴がる」で、愚かだと思う。ばからしく思う。
ですが、これは古語。
「日本語大辞典 講談社(マガジンのGTOで凶器として出てきた)」
の2版には、

痴がましい(おこ−がまし・い)形
(1)ばかばかしい。ridiculous
(2)なまいきだ。出過ぎている。impudent
(3)しゃくにさわる。

派生語として、おこがましげ(形動)、おこがましさ(名)とある。


痴がる(おこ−が・る)古語(四自)
おろかに思う。ばかばかしく思う。おかしがる。

とある。ただし、これは古語といっても、鎌倉前期に成立した宇治拾遺物語
に記述があるとしか、日本語大辞典にはかかれていない。同時に、烏滸がま
しいは掲載されていない。引用するのが面倒であり、正直手に余るので詳細は
かかないが平安末期から鎌倉時代にかけて、痴がる、という言葉が各種の文献
に掲載された時期のようだ。浅学の身では、あくまで「ようだ」としか言えない。
確認はとれていないが、

>【参考】尾籠は便所
>漢の時代に漢民族は、まだ、多く黄河、楊子江のあたりに集まっており、南方に充分な展開を見せていなかった。この南方人は、中央部の人たちから見ると、>たえず、ガヤガヤ、やかましい人たちであった。で、中央の人たちは、南方人を、「烏滸(おこ)」と呼んだ。烏(からす)が滸(水際)に集まって、無秩序にガヤガ>ヤいっているみたいということ。
>この「烏滸」ということばは、その後、「おろかしい」という意味を併わせ持った。
>奈良・平安期に、このことばが日本に入ってくると、日本には、「烏滸がましい」ということばができた。その意味は、上と同様「おろかしい」ということ。
>室町期に入って、この「烏滸がましい」は、「尾籠(おこ)がましい」というアテ字で書くようにもなった。

こういう人もいる。

本来、先碩の残したものを自力であたるのが良い。

日本語を読むための漢字辞典
http://www.inv.co.jp/~yoshio/nozomu-oohara/
和製漢字の辞典
http://member.nifty.ne.jp/TAB01645/ohara/index.htm
ジテン・フェチの漢字辞典
http://www.hello.co.jp/~waseikanji/

「訓の訓え」読めない漢字が盛りだくさん
http://member.nifty.ne.jp/Shoot-K/year/y3_kun.html