翌朝、目覚ましの音で目が覚めた。
生まれて初めて、目が覚めた瞬間から拘束の中に居るというのを経験した。
スゴイ…
普段なら、ベッドから抜け出せずに、お母さんが起こしに来るまでウダウダする時間だが、
ぱっちり目が覚めたうえに、すごい体の火照り…
私、朝っぱらから欲情してどーすんのよぉ!
クリトリスを刺激したいのに、ちょうどそこは革で覆われている。
アソコの穴も同じ。
残酷な構造…
「トントントントン」
階段を上るお母さんの足音。
まずい!
がばっと跳ね起きる。
あ!
あ!
首輪!!
首まで毛布を引っぱる。
がちゃっとドアが開く。
「あらっ!おはよう。 うわー今日は雪かしらね。母さんが起こす前に起きてるなんて」
「あ、あ、あの、とと当番だから…」
「あ、そうなんだ。 じゃあ、朝ごはんはサンドイッチ持たせてあげる」
「抜くからいいよ」
「だめよ」
「はーい」
「すぐ来なさい」
「はーい」
ふう。
お母さんが階段を降りる音を確認してから、ベッドを出る。
真っ先に首に包帯を巻く。
水着の入ってる引き出しからニプレスを出して乳首に貼る。
なんかすごいマヌケさで悲しくなってきた。
服を着て、靴下履いて、部屋を出る。
出がけに鏡で見る…
服の下に…
あんな拘束具着てるなんて…
やっぱり胸の形が少しヘンだ。
仕方ないか…
階段をうっかりしてだだだだっと降りてしまった。
唇を噛みしめる。
「はいこれ」
「さんきゅ」
お弁当と朝ごはんのサンドイッチを受け取ると、そのままさっと家を出る。
なるべく正面を向かないようにしたから、首の包帯はお母さんには見えなかっただろう。
「いってきまーす」
いつも和樹とはバラバラに登校してるので、特に待つ気は無いが、朝一に文句の一つも言ってやりたかった。
大学は徒歩至近なので、ずっと歩きだ。
近くていいね、と友達は言うが、台風の時、全身ずぶ濡れでたどり着いてみると、
電車・バス組はみんな平気な顔してるのに腹が立った。
大雪の時も、根性で歩いていったら、結局電車・バスとも運休で休校となり、また同じ雪道を歩いて帰った。
これは和樹も同じだ。
モヤのかかった頭でフラフラと歩く。
校門をくぐり、暗い廊下を通る。
物理の酒井だ。
「あ、おはようございます」
「おはよう。 早いな」
いつも嫌らしい目で見るヤツ…
靴箱で上履きに替える。
しゃがむとカアーッとHな気分になる。
だめだぁ。
どうも人が少ないと思ったら、そっか、こんな早い時間だっけ。
教室でおとなしくしてよっと。
あうッ…
本格的にだめ。
こんなに欲情してどうすんのォ〜!
教室の途中にあるトイレにフラフラと入る。
1階のってまだ全部和式なんだよね。
…
すごく…うしろめたいけど…
一回やらないとダメだ。
便器をまたいでスカートを捲り、ショーツを下ろして… … オナニー。
黒い革ベルトの上から、ぐいぐいと押す。
全体を直接指で刺激できないのがもどかしい。
クリトリスに寄り添ってるリベットをうまく使って、つんつんと刺激する。
んんんッ
くうううッ
はあッ!
き…きもちいい…
ああ、もうちょっと直接触れたら…
でも、
良くなってきた…
絞り出されたおっぱいも揉む。
んっ
んっんっ
んっ
んっ
んっんっんっんっ
んんんんん…
はあっ
はあっ
はあっ
はあっ
あッ
イク…
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんツツッ!!!
んん…
ん…
…
はああ〜
惨めだ〜
なにやってるんだろ。
お股を良く拭いて、ショーツを戻して、トイレを出た。