梓様の御通りであるvol.5、下にぃ〜下にぃ〜

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224旦那さん、名無しです
「じゃあ梓、電気消すぞ?」
「うん、いいよ…」
「よい、しょっと…ふぅ、最近すっかり暖かくなってきたよな。この毛布もそろそろ
薄いヤツに変えていいんじゃねえか?」
「そうだね…じゃあこれはクリーニングに出して、また薄いほう出しとくよ。」
「ああ、頼む…って、梓?お前…パジャマの袖まくってる?」
「あ、ああ…なんか耕一に言われたらますます暑くなってきて…。ズボンも裾
まくっとこ…。へへへっ、耕一もまくれよ。素肌に毛布も悪くないぜ?」
「…それはなんだ、素っ裸になれってことか?お前も大胆になったもんだ。」
「ばっ、バカヤローッ!そういう意味じゃねえっ!!」
「いてっ!な、なにも蹴ることねーだろーがっ!」
「フンッ!このスケベッ!ドスケベッ!!」
「はいはい、袖と裾だけね…でもさ、最近は朝になったらいつもこうなってねえか?
オレも梓も…」
「あ、そういやそうだね。ほら、あたしも耕一もけっこう暑がりだし?」
「暑がりっつーか、梓って体温の発散多くねえ?身体が自然とカロリー消費を
促してんだろうけど、近くにいるとぬくいもんな。」
「そりゃあ耕一だって同じだよ。だから…暖かくなると、ちょっと寂しいんだ。」
「寂しい?なんで?」
「お互い暑苦しいからさぁ、ほら…夏になるとタオルケットも別々にして寝るだろ?
寝苦しいから仕方がないんだけど…やっぱり一緒にいたいしさぁ…その、たとえば
終わった後でも…」
225旦那さん、名無しです:2001/04/01(日) 01:17
「梓…」
「…ホントはさ、あたし…いつだってこうしていたいんだぜ?」
「…エッチつなぎか?でもなんだ、指まで絡めて手ぇつなぐと、やっぱりお前の
手って熱いよな。」
「だろ?なんか汗ばんだ感じが伝わっちまうみたいでさぁ…耕一に鬱陶しいって
思われるのもイヤだし…」
「ばか、何言ってんだよ…お前の手が鬱陶しいわけねーだろーがっ。」
「耕一…べっ、別にいいんだぜ?そんな子供じゃあるまいし、手ぇつないで寝る
なんて…だ、大のオトナが格好悪いよ…」
「オトナになっても、そんな子供みたいなことが許されるなんて…なかなか無いぜ?
むしろとびきりのゼイタクなんじゃねーか?」
「う…じゃ、じゃあ…今日はこのまま、しててもいいってのかよ?」
「梓がしていたいってんなら、今日も明日も明後日も、ずうっといいぞ。」
「…へへへっ、ありがと。じゃあお言葉に甘えて…ひゃあ、なんか照れるぅ…!
あ、お、おやすみっ…妙な気分になる前にさっさと寝るよ。」
「おう、おやすみ…」

「ぐぅ…ぐぅ…ぐぅ…んん…暑い…」
「…で、なんでオレ、布団から蹴り出されてんだよ?納得いかねえ…違う意味で
妙な気分になってきたぞ…?」