競馬板リレ−小説・最後の聖戦

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945タバロック
俺は42歳の男。ロックを愛するアウトローだ。
時にはダラダラすることもあったが、男を張りつづけて生きてきた。
「正直、全部ハッタリでしょ?」
こら、チー坊、余計なこと言うな!そんなこと言ってると馬まわしてやらんぞ!

・・・また筋目を通してしまったナ。
溢れる男気が、俺に平凡な生き方をされてくれないのサ。
全く俺は困った男だ・・・。

困った男が、ここにも一人いる。
「タヴァラさん、また自分に酔ってるんですか?」
憎たらしい言葉を発するこの男。
そう、俺はその厚い唇を今すぐねぶりたいと思っている。
946タバロック:2001/08/03(金) 04:24 ID:???
たまらなくなった俺は、甘い声で囁いた。
「ミキーオ、もっと近くにカモーン」

・・・キマった。この瞬間、漏れはアル・パチーノを超えたと思っている!
「何言ってんですか成貴さん。そんなことより今年の厩舎成績はどうなんですか?
もう8月なのにまだ5勝って・・・プププ」

酷すぎる仕打ちに、俺は涙をこらえきれなかった。
「あ・・・僕、言いすぎちゃいました。ごめんなさい・・・」
わかっているよミキーオ。お前が本当は優しい男だってことぐらい。
でも、涙が止まらないのは何故?と思っている・・・。
「グラサンに涙が溜まってますよ・・・」
947タバロック:2001/08/03(金) 04:25 ID:???
フッフッフ、ミキーオ、股間の長鞭にも血が溜まってきたぜ!
「うわ!やめてください成貴さん!」
「ここにお座り!」
私はミキーオを強引に引っ張り出して膝の上に座らせた。
「背中に固いものがあたってますよ?」
「フッ、それは俺の分身だよ〜ん」
「え・・・チッサ!ホソッ!!」
ミキーオは小声で何かつぶやいたが、2ビート、4ビート、6ビート、8ビートと加速している真っ最中。
俺の耳にはなにも聴こえない。
948タバロック:2001/08/03(金) 04:26 ID:???
俺は力任せに唇を押し付けた。
「んぐんぐ」
Make up your mind味(媚薬入り)の唾液を流し込むと、ミキーオの喉仏が怪しく上下する。

ミキーオの黒い瞳にトロンとモヤがかかった。
「僕のこと、ホントに好きなんですか?」
「ミキーオ、俺の息子を触ってくれ」
ミキーオの細い指が、俺のマイスティックに絡みつく。イイ!!
「先っちょが少し濡れコズんでますね」
「ああ、この固さがお前への想いそのものだよ。イイ!!」
俺はもう、パンク寸前だ。
「不思議な気持ちです。あんなに成貴さんのことを毛嫌いしてた僕なのに・・・」
「イイ!!」
「今はこの広東包茎を受け入れてもいいような気がして・・・」
そう言うと、ミキーオは、俺のトップガンに顔を近づけて、ゆっくりと口に含んだ。

そのときだった!
949タバロック:2001/08/03(金) 04:27 ID:???
そのときだった!

イク!

「田原機長!逆噴射とはあんまりです!!」
チー坊、また余計なこと言いやがって・・・。
950タバロック:2001/08/03(金) 04:28 ID:???
「ごめんなミキーオ、顔射するつもりはなかったんだよ」
「別にいいですよ。成貴さんの自分勝手は昔からわかってたし」
なんておみとーしな男なんだ。
「とにかく、粘っこいのが目に入っちゃったんで眼科に行ってきます」
「本当にすまないと思っている・・・」
俺は、自分の不甲斐なさに打ちひしがれていた。
「それじゃ、行きますね」
もう抱かせてくれないかもしれないな・・・。まだ合体してないのに。

ミキーオが、部屋を出るときに振り返ってこう言った。
「成貴さんのサイズ、存外僕にピッタリだと思います」
いたずらっぽくワラって立ち去るミキーオ。
その後ろ姿に、俺は投げキッスを送った。
いつの日か、フルビートな合体を果たしたいと思っている・・・!