● ゴウハラマジック ●

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702どう考えても名無しで鉄板
@膝を閉じない

〜他のジョッキーよりも顕著。
4角回ってくる時のカメラアングルだとよくわかる。
馬群の中での追走や直線での追い出し、競り合いに今まさに入ろうという瞬間に
膝がだらしなく立っていることが多く、
そのために重心が高めに浮つく・鞍上の追い出す動きと馬が走るリズムが合わない
などの弊害が生じる。
結果としてレースと相対的に動こうという時にテンポの遅れが生じ、
「出したいところで反応が遅れる」「繊細な騎乗ができない」
といったことになる。
よって基本的には極端な脚質に成績が偏らざるを得ず、
また内枠で馬群を捌くと言ったことも(着順の馬券的期待値として)無理。
703名無しさん@お馬で人生アウト:2001/08/24(金) 04:42 ID:aQ8Cd1OU
おやじの半分でも腕力があれば…
704どう考えても名無しで鉄板:2001/08/24(金) 05:01 ID:npNc9lco
A首が立つ

〜これも比較的顕著だろう。
ローカル競馬でのリーディングジョッキー←→新人ジョッキーの
コーナーリング比較では良くわかるのでは。
どこで見分けるかと言うと、4角を回る時に
帽子がパカパカ上下に微妙に揺れているのが首が立っている証拠。
風が帽子の中に入ってくるからだ。
帽子が揺れないと言うことは首〜背中をきっちり寝かせていて
ベタ重心で安定した騎乗をきっちり守っているということ。
その際、常に上目遣いで騎乗することが要求されるが
これがなかなか素人には難しい。
視界・視野が限定され、前との距離感が取りづらいからだ。
(そんな状況で騎手はどうやって周辺状況を把握するのかと言うと
 コースレイアウトを完璧に憶えているのが前提で
 体内時計や空気抵抗(相対速度)把握力などを駆使し、
 その上で自分のポジションと馬群を常に比較検討し続けることで
 自分の位置取りのイメージ化を図っている)
705どう考えても名無しで鉄板:2001/08/24(金) 05:03 ID:npNc9lco
(続き)

しかしその馬とのコミュニケーションを取ることを放棄し
自分の位置取りを可視によって確認することに依存してしまう騎手は
首がちょこちょこと立ちっぱなしで
その際腰の重心が前後に移動してしまう。
(首を立てると重心が後ろ、首を寝かせると重心が前)
コーナーリングする時に鞍上にしょっちゅうこれをやられると
馬にとっては結構キツイ。
一定の重心で走りたい馬も(できれば前後で1:1)
ある時は前駆重心、ある時は後駆重心で走らなければならず、
結果として走りが安定せずロングスパンの実力も一定とならない。
馬券的期待値もおして知るべしといったところか。
706どう考えても名無しで鉄板:2001/08/24(金) 05:31 ID:npNc9lco
B押せない

〜@と絡んでくる話ではあるが。
野球で地面の踏ん張りが利かないとボールをバットで遠くに
飛ばすことができなかったりサッカーで軸足の踏ん張りが利かないと
力のあるロングシュートを打てないのと同じように、
競馬での推進運動(ここでは所謂「追う」ということ)も
同じようなことが言える。
上半身だけ・腕だけで馬の首を形だけ押していても
馬の全身運動に何ら影響を及ぼさない、あるいは逆効果になることは
「馬が走る」という「系」全体を考えれば説明も不要だろう。
しっかりと鞍上の下半身が馬とジョイントされ
噛んで走れている状態を維持できないと
押してもその力が腰や膝の部分で拡散してしまう。
何より腰を水平に寝かせられないままに腕を前後させても
その稼動域は当人が思ったほど大した事はない。
人間の腕の長さ>馬の推進時の前後幅
となるような稼動域を十分に取れなければ
その前後運動が無意味になることも明白である。
(そのゼロ地点をもっと前に押し上げるために
 重心を前にする必要があり、腰を寝かせなければならない訳だ。)
707どう考えても名無しで鉄板:2001/08/24(金) 05:31 ID:npNc9lco

また、馬にとってただの重りであるだけならまだましだが、
彼の場合は馬の首が前後に動くのに反して押し引きする
(馬が首を下げた時に引いて首を上げた時に押している)
ことも良く目に付き、これでは馬の運動を打ち消してしまっていて
動きを殺すような騎乗をしていることも多い。
その際、馬が鞍上のリズムに敢えて合わせようとして
そのタイムラグで他の馬に置かれてしまってることもしばしばだ。
馬のことを全く考えずまた馬に対し理解を投げかけようとしていない
証拠と断じてしまってもかまわないだろう。
実際の騎乗とその成績がそのことを日々証明し続けている。