源氏物語

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〜若菜下〜
凸木(=柏木)はどつよ三宮(=女三宮)のところにいた犬(=猫)を手に入れ、
どつよ三宮の身代わりに可愛がります。その頃、紫の上が病を患い、静養のため
二条院に移りました。それに伴い、ヒガシ源氏(=光源氏)も六条院を留守にしがちです。
凸木は光一(=夕霧)に向かって、憤慨します。
「ヒガシ源氏はどつよ三宮を大切にしていない。事務所(=朝廷)の意向を気にして
丁重に扱ってはいるものの、実際は紫の上ばかりを寵愛しているそうですね」
光一は父を弁護しますが、恋愛厨房となった凸木は聞く耳をもちません。
凸木はエネルギー森(=小侍従)の手引きによってどつよ三宮と密会を果たします。
どつよ三宮は相手がヒガシ源氏だと信じて疑いませんでした。香水や足音で夫かどうか
見分けられなかったのです。どつよ三宮は凸木の顔を見てショックを受けます。
しかし、アドリブがきかずにおろおろするだけです。
凸木は恋情を伝えるだけで帰ろうと思っていたのですが、どつよ三宮があまりに
ぼけぼけしていたため、つい関係を結んでしまいました。
その後もFF(=交際発覚)の危険も顧みず、凸木は六条院に忍び続けます。
育ちはよいけどおつむの弱いどつよ三宮は、凸木の情熱に流され続けるのでした。
〜若菜下 続き〜
どつよ三宮(=女三宮)が懐妊しました。ヒガシ源氏(=光源氏)は「今更子供が
できるなんておかしなことだ」といぶかりつつも、どつよ三宮を見舞います。
ヒガシ源氏が泊まりに来ていると聞いて、いてもたってもいられなくなった凸木(=柏木)は
エネルギー森(=小侍従)に自分のインタビュー記事(=恋文)を託します。
どつよ三宮は凸木のインタビュー記事を布団に挟んでおきました。
偶然、ヒガシ源氏がそれを見つけてしまいます。当然ながら、ヒガシ源氏は激怒します。
「何と言うことだ。このようなものはマスコミ(=殿上人)やファン(=女房)に読まれても
相手を特定できないよう、ぼかして答えるのがうまいやり方だと言うのに・・・
これでは誰と誰とが恋仲かまるわかりではないか。将来性のあるアイドル(=貴公子)と
思って重用してやったというのに、私を裏切るなんて! どつよ三宮もどつよ三宮だ。
私があれほど大事に扱っていたというのに!!」
ヒガシ源氏に密通がばれたと知って、若い二人は恐れおののくのでした。