源氏物語

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書きやすい場面から書いてみました。

<源典侍と貴公子二人>
光子典侍(=源典侍)という男好きで有名なばーさんがいました。
ジャニー帝(=桐壷帝)のお相手も務めたというツワモノです。
ひょんなことからヒガシ源氏(=光源氏)は光子典侍に
お情けをかけてしまいます。それを知った錦中将は驚きます。
「なに? ヒガシはあんなババァを相手にしてるのか。
色好みの道を極めるには、ババァの相手も必要というんだな。
やるな、ヒガシ。兄ちゃんも負けてられん!!」
と甚だしく勘違いした錦中将も光子典侍と関係を持ってしまいます。
光子典侍がもっともお慕い申し上げているのはヒガシ源氏ですが、
ヒガシ源氏がつれないので、錦中将も受け入れてしまいます。
<源典侍と貴公子二人〜続き〜>
ある日、錦中将は光子典侍のところへ忍ぶヒガシ源氏を目撃します。
これはいいところにでくわした、とばかりに、錦はヒガシの後をつけます。
ヒガシが光子典侍の部屋に入ったとき、錦は物音を立てました。
もともと気が進まなかったヒガシは「別の男が来るなら言ってくださいよ。
僕は帰りますからね」と光子典侍から逃げようとします。
そうは錦中将が許しません。
やがて、ヒガシ源氏は相手が錦中将だと気付きます。
二人は乱闘の真似事をしてじゃれあいます。
光子典侍は「私のために貴公子二人が争ってるんだわ」と
打ち首獄門並みの勘違いをしておろおろします。
散々楽しんだヒガシ源氏と錦中将は光子典侍のことは忘れ、
衣装を乱しズボンがずり下がった状態で仲良く帰ったそうです。