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122104
「やっ・・・やめてくださいっ」
乃絵美は不意に我に返った。
小一時間ほど前のことが、まるで遠い昔のことのような感じだった。
気がつけば、ショーツは完全に下ろされ、右足首にかけられていた。。
湿ったショーツは、白いストッキングごしに乃絵美自身の分泌した淫液の滴りを感じさせている。
(やだ。こんなに・・・)
密かに慕う実兄を想い僅かに分泌したこともあったが、その何倍もの湿り気が、乃絵美の純白のショーツに染みを作っている。
長いスカートは、たくし上げられて、ウェストのリボンにかけて止められていた。
ぐい、と、堂島が乃絵美の頭をテーブルに押しつけると、乃絵美はテーブルに上半身を、堂島の膝に下半身を預けた状態で四つん這いになった。
「ヒヒ・・・いい尻だ」
「いやっ・・・」
スカートがたくし上げられているせいで、堂島からは臀部が丸見えだということに気がついて、さらに乃絵美は頬を染めた。
(お兄ちゃんにも、見られたことないのに・・・っ)
「そう急かさんでも、入れてやる・・・クク」
「ちっ・・・違います」
必死に抵抗を試みるが、元々病弱な乃絵美が屈強な堂島の腕力に敵うはずもなく、すぐに元の位置に組み敷かれるのだった。
堂島は、力強くそそり立った陰茎を、乃絵美のスリットに押し当てた。
堂島の熱い体温と感触が、大陰唇と小陰唇に擦り付けられる。
むず痒い感覚が、乃絵美の脊椎を焼くようなちりちりした快楽として襲いかかってきた。
「ひぁ・・・お願いです・・・それだけは・・・」
身体の奥から、ぬるぬるといやらしい液が溢れ出しているのを感じる。
腰をくねらせて、必死に堂島の陰茎から逃れようとする。
「くっ・・・」
しばらく無理に挿入を試みたが、まだ乃絵美の抵抗が収まらないことから、再び指を潜り込ませる。
堂島の指は、乃絵美の秘部を容赦なく責め立て、継続して乃絵美に快感を送り続ける。
「はぁ・・・あっ・・・」
それは、確実に、乃絵美を快楽の虜へと変えていく、堂島の魔技だった。
「いや・・・いや・・・」
乃絵美は、処女なのにこんなにも感じていることに戸惑い、もう訳も分からず、ただ拒絶の言葉だけを繰り返すしかなかった。
123104 : 2001/02/12(月) 18:01 ID:???
「ヒヒヒ・・・」
堂島は、初めての快楽に溺れかけて悶えている15歳の処女を前に、己のテクニックと少女の美しい姿態を堪能していた。
「いやぁ・・・はじめてなのに・・・こんな・・・」
「儂でなくば、誰に処女を奪われたい?」
(誰に?そんなの決まってる・・・)
「ふむ。心に決めた男がいるのか」
物わかりの良さそうなことをいいながら、なおも指は激しく乃絵美を責めていた。
乃絵美は、朦朧とした意識の中で、必死に頭を働かせようとする。
「あぁ・・・うぁ・・・んっ・・・」
「答えられんようだな」
「んんっ・・・好きな人とっ・・・」
必死で、それだけを答える。
堂島の指を伝う乃絵美の淫液は、滴となって、ソファーと堂島の膝を濡らしている。
間近で見れば、ぽたぽたと音が聞こえてきそうなほどの汁が、乃絵美の中から溢れている。
「好きな人とは・・・誰だ?」
「んっ・・・」
乃絵美のスリットは、気がつけば堂島の指を二本もくわえ込んでいる。
(好きな人は・・・)
二本の指が織りなす巧みな動きが、乃絵美を絶頂へと導き始めている。
(柴崎先輩・・・?)
「あぁ・・・あああっ・・・ああっ」
(違う・・・本当は・・・)
堂島の指で愛撫されながらも、目をつぶって想っているのは、決して口には出してはいけない・・・乃絵美のただ一人の想い人のことだった。
「本当は・・・本当に好きな人はっ・・・ああっ」
乃絵美は押し寄せてくる快感の波に、生まれて初めて昇り詰める快楽に身をゆだねながら、その思い人の名を口にしていた。
「ひっ・・・いっ・・・いっちゃうっ!お兄ちゃんっ・・・好きっ・・・大好きなのぉっ・・・お兄ちゃんっ・・・あっ・・・あああーーっ」
124104 : 2001/02/12(月) 18:03 ID:???
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
乃絵美は、荒い息を整えながら、まだ軽く押し寄せている快楽の波の余韻に浸っていた。
堂島は、手にまとわりついた乃絵美の淫液をエプロンドレスで拭きながら、くつくつと笑っていた。
「聞きましたか?」
その問いは、乃絵美へ向けられたものでないことは、テーブルに横たわっている乃絵美にも判った。だが、乃絵美の両親は何も答えない。
「ヒヒヒ・・・とんだ兄妹だ」
(とんだ兄妹?)
「伊藤さん。あんたの家じゃ、子供らに近親相姦なんてことを勧めてるのかね」
(近親相姦って・・・どういうこと?)
「こりゃあいい。世間の人々にも聞いてもらおうじゃないか・・・伊藤さんの家じゃ、兄妹で、こーんなことをしてるって」
(あっ・・・!!)
乃絵美は、ようやく気がついた。
自分の口走ってしまったことを。
紅潮した頬から、あっという間に血の気が引いていくのが判った。
ずっと隠していた想いを・・・よりにもよって、両親と、こんな男の前で漏らしてしまうなんて・・・
「あの・・・わた・・・私・・・」
言い繕おうにも、上手い言い訳が思いつかなかった。
身体の芯では、まだ熱い快楽がふつふつとたぎっているのに、心の中は極寒の世界だ。
「幸い乃絵美ちゃんは、処女だ。まだ兄に汚されてはいない・・・」
(汚す?汚そうとしているのは、この人なのに・・・)
そう思いながらも、乃絵美は反抗することができず、押し黙るしかない。
「ここで、儂が先に男の味を教えてやるのは、むしろこの子にとって幸せなことだよ。なあ」
両親は、目に涙を浮かべながら、泣き笑いの表情を浮かべている。
(ああ・・・ごめんなさい。お父さん・・・お母さん・・・)
乃絵美は、あまりの恥ずかしさに、両親の表情を見ることができない。
「そうだ」
堂島は両親を手招きして、意地悪そうな笑みを浮かべた。
「乃絵美ちゃんは、どうもだだをこねるのでね・・・ここはひとつご両親に説得して貰おうじゃないか」
(説得って・・・?)
「ほら、来なさい」
堂島の呼びかけに、渋々とカウンターから両親が出る。
「さあ、ほらもっと、近寄って・・・そう。テーブルの両端に」
両親は、テーブルの上に倒れている乃絵美の左右に立った。
下半身を剥き出しにされて、実兄への恋慕を叫んだ娘について、どう思っているのか。
悲痛な表情は、その全てを読みとらせることはできないようだった。
堂島は、にやにやと両親と、乃絵美を見る。
「さあ、ご両親は乃絵美ちゃんの両腕を押さえて」
「えっ・・・きゃっ」
乃絵美の腕を父と母が抱え込む。
「そのまま、動けないように」
「やだっ・・・お父さんっ、お母さんっ」
乃絵美の必死の抵抗にも、両親の腕の力は収まらない。
「そう・・・これで挿入できる」
そう呟いた堂島のモノは、荒々しく勃起していた。