千葉市長選・千葉県知事選(パート3)

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54無党派さん
のんきなこと逝ってる場合ではないようだぞ>>42
http://www.chibanippo.co.jp/today%27s-news/seikei/seikei.html
県知事選世論調査
岩瀬候補 自民支持層固めリード

 千葉日報社は、三月二十五日投票の県知事選の有権者意識を探るため、十、十一日の二日間、二千人に電話による世論調査を実施した。新人五氏による激戦が展開されている中、岩瀬良三候補(67)=自民、保守、自由連合推薦=が自民支持層を固めてリード。若井康彦候補(55)=民主、社民推薦=は、都市部で岩瀬候補を上回る支持を集めている。政党推薦を受けない堂本暁子候補(68)は、無党派層の支持率が最も高い。二度目の挑戦の河野泉候補(60)=共産推薦=は、三氏を追う。門田正則候補(53)は、大きく出遅れている。調査時点では、投票する人を決めていない有権者が約六五%に上っているうえ、選挙戦の展開などにより、情勢は大きく変わり得る。

保守王国の貫禄

 調査時点で、投票する候補者が「もう決まっている」人は三四・二%。「政策を見てから」(二六・三%)と「投票日までに決める」(三九・五%)を合わせると、六五%以上の人がまだ決めていない。
 政党支持率では、自民党が一位で二七・三%。保守王国の貫録を示した。二位は民主党で一五・一%。次いで共産党(五・五%)、公明党(三・五%)、社民党(三・四%)、自由党(二・九%)、保守党(〇・四%)の順。いわゆる無党派層は「支持政党なし」と「分からない」を合わせ全体の約四二%に上る。

異なる支持基盤

 「(調査時点で)投票する場合だれに投票するか」との質問には、千五百五十八人が候補者名を挙げ(1)岩瀬候補(二八・一%)(2)若井候補(二〇・一%)(3)堂本候補(一六・六%)(4)河野候補(九・七%)(5)門田候補(三・二%)―の結果となった。

 岩瀬候補は自民支持層の六九%、自主投票を決めている公明支持層の四八%から支持を得て、序盤戦をリード。県内でも特に厚い保守基盤を誇る衆院10―12区内では、四八%の支持を得ており、堂本候補(一八%)、若井候補(一八%)、河野候補(一〇%)を大きく引き離している。

 若井候補は民主支持層の六七%、社民支持層の四六%から支持を受けている。全体では二位だが、都市部のうち東葛地域の衆院4―7区内では二三%の支持率で、岩瀬候補(二一%)、堂本候補(一七%)、河野候補(九%)を上回る。千葉市中央、花見川、稲毛、美浜区でも小差で一位。

 堂本候補は政党推薦を受けていないものの、民主支持層の一二%、公明支持層の一七%、社民支持層の二九%を獲得。さらに、“最大勢力”の無党派層(支持政党なし)の人たちの中では二三%でトップに立ち、若井候補(一三%)、岩瀬候補(一三%)、河野候補(一〇%)を引き離す。

 河野候補は前回、現職との一騎打ちの戦いで約四十九万三千票を獲得したが、今回は「選択肢」が多い中で伸び悩み傾向となっている。共産支持層から七五%の支持を得ているものの、都市部、郡部とも岩瀬、若井、堂本候補を追う形。無党派層の支持は若井、岩瀬候補とほぼ並んでいる。

 門田候補は地元の船橋市でも支持率五%。岩瀬候補(二六%)、若井候補(二二%)、堂本候補(一三%)、河野候補(一二%)に大きく差をつけられており、出遅れ感は否めない。

 調査方法

 有権者と確認できた二千六人(男千三人、女千三人)に対して実施した。市町村別の回答者数は、最新の県内有権者数に応じて比例配分。回答者は実際の世代構成よりも、中高年齢層が多くなった。質問は「県知事選にどの程度関心がありますか」「投票に行きますか」「投票する候補者はいつ決めますか」「今回の知事選で関心を持っている政策は何ですか」「ふだんどの政党を支持していますか」「あなたが投票する場合、だれに投票しますか」「あなたの年代は」の七項目。

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55無党派さん:2001/03/15(木) 13:56
>>54の続き
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波乱含みの激戦
割れる非自民票

 世論調査から見た知事選序盤の情勢は、推薦政党の支持率と告示前からの知名度が反映された結果となった。多くの候補の正式立候補表明が、告示の一カ月前ごろに集中したことも背景にある。「本命」不在の中で選挙戦はまだ前半。候補者・陣営の選挙戦術と無党派層の動向によっても最終情勢は大きく動く可能性もあり、波乱含みの激戦が続くことになりそうだ。

 調査結果で注目されるのは、都市部での若井、堂本、河野三候補による非自民票の分散と、全体の約四二%を占める無党派層の支持傾向だ。県全体では岩瀬候補が一位となっているものの、衆院4―7区では若井氏が一位。その中でも松戸市だけをとれば、小差とはいえ堂本候補が二五%でトップ。若井候補が二四%で続き、岩瀬候補は一三%という状況で、まさに混戦。