国仲 涼子萌え♪

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463通行人さん@無名タレント
ゲンダイネット 芸能情報  2001年5月11日 掲載 NHKドラマの大ピンチを救ったお婆さんの素性大不振続きの中でやっと朝ドラ「ちゅらさん」がヒット

  つまらない番組のオンパレードでGWの視聴率は低調だったが、その中で「オヤッ」と思わせた番組がひとつだけあった。視聴率の「週間ランキング」でトップに立ったNHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」だ。
 このドラマは実は悲惨なスタートを切っていたのだ。初回視聴率は朝ドラ歴代ワーストの21.3%。しかし、その後、ジワジワと視聴率を上昇させ先週は23.8%を記録してトップになったのだ。
「ちゅらさん」は沖縄と東京を舞台にしたドラマで、ヒロインを沖縄出身の国仲涼子(21)が演じている。物語は沖縄から東京に出てきた少女が、一人暮らしの中でさまざまな体験をしながら成長していくという内容だ。しかし、当初から沖縄を舞台にしたドラマを危ぶむ向きも多かった。というのは、8年前に放送された大河ドラマ「琉球の風」が大コケし、「沖縄ものは当たらない」が定説になっていたからだ。それが視聴率トップだからNHKも大喜び。
「多くの人に見てもらえてとてもうれしい。番組への応援のメッセージも多くてスタッフの励みになっています」(番組広報部)
 これで、大河も朝ドラもニュースも低調で苦境に立たされていた海老沢勝二NHK会長は一息ついていることだろう。
464通行人さん@無名タレント:2001/05/21(月) 20:15
つづき

もっとも、このドラマが受けているのは一人の俳優によるところが大きい。国仲の祖母役で出ている「おばぁ」の平良とみ(72)である。平良も国仲と同じ沖縄出身でドラマではナレーションも担当している。この平良の沖縄出身ならではの土着的な雰囲気と自然な琉球弁が好評なのだ。
「朝ドラに登場するおばあさん役というと、目立たない脇役がほとんどでした。ところが、平良さんは田舎臭い雰囲気がうまく出ていて作り物の感じがない。始まって1週間は言葉がわかりにくいと思ったけど、慣れてしまうと独特の味わいや存在感があり、これまでにない朝ドラになっている。今後も平良さんを随所に登場させるといいと思う」(放送評論家の松尾羊一氏)
 NHKでも「国仲の次に問い合わせが多いのが平良さん」といい、このドラマは平良で持っているといっても過言ではない。
 平良は那覇生まれ。沖縄を舞台にした映画「マリリンに逢いたい」などに出演する一方で、沖縄の舞台でも活躍する重鎮だ。沖縄独特の歌劇「琉球歌劇」で沖縄県の無形文化財の指定も受けている。
 大ピンチだったNHKドラマは意外な役者に救われた。