★★倉木麻衣罵倒・アンチスレ PART51 ★★

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668名無しさんって優香
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/5864/jouron.html
Jポップ常識論1 「〜虚空のスキャット〜」  (2000.09.12)

 今度、倉木麻衣で有名なビーイング系のレーベルGIZAから吉田知加という新人がデビューする。
 この人、巻き舌系のヴォーカル等など、もろ椎名林檎なのだ。しかもルックスは正統的な美人であるという倉木麻
衣の時のやり口と全く同じである。ついでに倉木麻衣について言えば、これは常識論であるから常識的に考えて
宇多田ヒカルのパクリだろうと思っている。パクリという言葉を使わなくても企画会議で「ウタダっぽくやろう」って方
針でやってるに決まってるって。
 だが、私は作品そのもので判断するから倉木麻衣も、売り方に問題があっても楽曲自体はプロのミュージシ
ャンが完成度の高いポップスを作っているのだからこれはこれでいいじゃんと思っていた。
 アルバムも買うつもりだったのだが、発売三日くらい前に「いや、これは買っちゃダメだ」と思い買わなかった。今ま
でただ古今東西の「良い音楽」を探しつづけてきた私の勘がそうさせたのだろう。
 はからずも、羞恥心も臆面も無くパクリを続けてくる今回の吉田知加の件でそれが証明されたと思う。
 で、ここからが本題である。何故こういうものがいとも簡単にヒットするかを考えると、Jポップ購買層の非常にヤ
バい法則・性質が見えてくる。今回はそれについて書こうと思う。パクリかパクリじゃないとかそういう低レベ
ルなことを言いたいのでは無い。そういうのはYahoo!掲示板ででもやってくれ。
 その法則とは、90年代中盤以降のJポップという言葉が登場して以来続くヒットの方程式、即ち、
美人+BGM+金の法則である。
 これをやれば簡単にヒット曲が作れる。バブル時代の金持ちになる法則がひたすら土地と株を買いまくることだっ
たように、これを繰り返すだけでヒットが生まれてきたのだ。代表的なのがZARDとELTである。
669名無しさんって優香:2000/12/18(月) 02:48
 これをやれば簡単にヒット曲が作れる。バブル時代の金持ちになる法則がひたすら土地と株を買いまくることだっ
たように、これを繰り返すだけでヒットが生まれてきたのだ。代表的なのがZARDとELTである。
 説明すると、1.カラオケで歌い映えするBGM的な曲を、2.美人のヴォーカリストに歌わせ、3.プロモー
ションビデオとテレビ・CMのタイアップ(つまり金だ)で曲をうるさいくらい流しまくる。
 これをやるだけで一般リスナーはコロッとCDを買ってしまう。ZARDとELTを始めTRF、globe、hitomi、Puffy、相川
七瀬、華原朋美、浜崎あゆみ、それぞれに個性はあるのだがこの方程式でブレイクした人は90年代中盤以降数
え切れない。
 最近ではdreamをこの方程式でブレイクさせるつもりだったのだろうが上手くいかなかった。この方程式通りにいく
とグループではなく長谷部優のソロだったらブレイクしていただろう。
 BGM的な曲と書いたが、これはあまり関係無い。美人であれば良い。なぜなら宇多田ヒカル、椎名林檎、Cocoo
といったあまり美人でない人が個性と実力でブレイクすると、個性が同じようなら美人の方が良いに(売れるに)
違いないということで倉木麻衣、矢井田瞳、fra‐foa等が出てきてしまうからだ。
 しかし倉木麻衣のファンは何故会った事もしゃべってる所を見たこともない倉木麻衣をあんなにヒステリックにか
ばえるのだろう。それは倉木麻衣を好きな自分が否定されるのが嫌だからだ。そして何故好きかといえば、やはり
まずルックスがいいからだろう。
 GIZAでもrumania montevideoやsweet velvetは好きなんだけどね。
670名無しさんって優香:2000/12/18(月) 02:49

追記  (2000.09.14)

 12日に書いたJポップ常識論1 「〜虚空のスキャット〜」の続きですが、音楽における模倣、パクリについて
素人の私が書くとどうもとげとげしい文章になる。そこで佐野元春先生がそれについて完璧なことをインタビューで
言っていたのでそのありがたい言葉を引用して終わりにしようと思う。↓

  『そもそもポップ音楽やロックンロール音楽は盗みの連続なわけで、だからこそポップ音楽なんだ。(中
略)そうしたやりくりの中で個人のソングライターはみんな自分自身にしかできない表現に向かって探求の
旅を続けているわけだ。だからそれをソングライターがやるんだったらOK。彼らは仲間だから。
 でも僕の曲を模倣するのがレコード会社のディレクターやプロデューサーであったり、創作的な理由よりも
金儲けのためにそれをやられることに対しては・・・(両手を広げ、肩をすくめて)゛フン゛って感じ』

  いかがだろうか。完璧な見解で、まさに「常識論」である。例えば椎名林檎にとってのアラニス・モリセットが前者
で、倉木麻衣にとっての宇多田ヒカル、矢井田瞳・吉田知加にとっての椎名林檎が後者のケースだ。
  だが矢井田瞳の新曲を聞いたけど、だいぶ林檎っぽさは抜けていた。ケイト・ピアソンみたいな声で、サウンドも
普通のJポップ(ELTとか)に近い感じになっていた。個人的には「これならアリだな」と思った。だから矢井田は前者
なのかも知れない。やっぱりビーイングのやり方が・・・゛フン゛って感じ。ビーイングのプロデューサーやディレクター
も元は音楽が好きでやってたんだろう、金のためとはいえここまで落ちぶれて恥ずかしく無いんか。