ときめきトゥナイトのエロネタを語るスレ Part2

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634花と名無しさん
『なるみ・鈴世の小さな恋の物語』
なるみのクラスの女子が更衣室で着替えをしている。そんな中、なるみがふと双葉の肌に目をやる。
「あれ、双葉?背中、虫にでも刺されたの?赤くなってるよ」
ブラジャーのホックに重なるような場所に小さな痣のようなものが見える。
「ウソ!?…もう幸太ったら、あんなに言ったのに!アイツってば何回言ったら解るんだろう!!」
「??へっ??」
「やだ、何トボケタ声だしてんのよ。なるみだって鈴世君に付けられてるんじゃないのォ?」
双葉は制服のブラウスを脱いだなるみの肌を横目でわざとイヤらしく見る。
「付けられるって、何を?」
頭から体操服をかぶりながら訊ねるなるみ。同じように着替えながら双葉もサラリと答える。
「可愛いこぶっちゃって…キスマークに決まってんじゃない」
「きっ・キスマークゥ!!!???」
思わずなるみは叫んでしまう。その大きな声に3人の女のコがなるみと双葉に「キャッ」と集まる。
「ワッ、ホントだ。幸太もやるね〜」 「クッキリついてるよ、幸太ったら激しいんだ〜」
「双葉は見えないところだからいいじゃない。私なんか首筋に付けられちゃって―」
「マネージャーに見つかったらまた怒られるわ。アイツったらほんとサルみたいなんだから」
盛り上がっている4人に唖然とするなるみ。なるみは自分が入り込めない空気を感じる。
首筋にキスマークを付けられたと言う女のコがなるみに声をかける。
「なるみ、何引いちゃってんのよ。……もしかしてなるみ、まだ…ヤッテない…とか…?」
「えっと、えっと…」となるみはドモってしまう。4人はなるみの様子から答えが直ぐにわかったようだ。
「いいの!私達はプラトニックなの!!」
着替え終えたなるみは顔を真っ赤にして1人更衣室から飛び出した。
(み・みんな、いつの間にー。それに幸太と双葉まで!)

そんななるみ達は期末テストを終え、明日から長い夏休みが始まる。

「この夏休み中、どこか行きたいところない?」
鈴世がなるみに訊ねる。下校途中の2人。
「お互い受験生だから、図書館で勉強…でも、1日くらい海に行きたいな。あと花火なんかして。
 だけど、ここから電車だと日帰りは難しいよね。それに私の家、門限厳しいから…」
「うーん、そうだなぁ…よし、僕にまかせて!」
その他何気ない会話を楽しんだ2人は互いの家に帰宅した。

夏休みも後半に入る。2人で海に行く約束は夏も終わると言うのにまだ果たされていない。
毎日図書館で鈴世と会えるものの、少し不満を感じているなるみ。
そんななるみの気持ちを見計らったかのように鈴世からその晩、電話が来る。
「もしもし、なるみ?鈴世だけど。いきなりなんだけど、明日、朝一番に僕の家に来てくれないかな。
 そうだなぁ、7時にでも。大丈夫?あ、水着は忘れないでね。 それじゃぁ!」
(やったー久しぶりのデート!でも、どこの海にいくんだろう?早い待ち合わせ時間だし…)
しばらく1人浮かれた後、明日の準備を整えてなるみは眠りについた。
635花と名無しさん:2001/08/13(月) 20:07
『なるみ・鈴世の小さな恋の物語A』

時間どおり江藤家に訪れる。頑張ってお弁当も作ってきた。
「さ、早くあがって!」
水着にTシャツ姿で、大きな荷物を持った鈴世はなるみの腕を引っ張って彼の家の地下室に連れていく。
「ちょっと鈴世くん、どこに行くのよ?」
そして数ある多数のドアの中、1枚のドアの前に立つ。
「JALパックの扉…!?」
「なるみの希望をかなえられる海、やっと見つけたんだ。海で遊んだ後に花火をしたかったんだろ?
 日本との時差がプラス約5時間ある南の島なんだ。今行ったらお昼だよ。さ、急いで!」
2人は大きな扉を開けた。数分間そこにある席に着くだけで、熱帯の空気を感じてくる。そして―到着。

「うわ〜!キレイ…。こんなに青い水で白い砂浜、初めて見たわ!」
「ちなみにここは僕達以外、誰も人がいないんだ。さ、なるみ手伝って」
2人はビーチパラソルを立て、2人が充分に寝転がれるくらいの大きなビニールシートを引く。
「さぁ、はやく泳ごう、なるみ!」
Tシャツを脱ぎ、水着姿になる鈴世。洋服の下に水着を着込んでいたなるみも急いで服を脱いだ。
(私ぺチャパイだから、鈴世くん、色気なんか全然感じないよね…。でも、いいんだもん!)
カジュアルなビキニを着たなるみ。2人は波に向かって走り出した。
充分なほど2人は無邪気に遊び、なるみの作ったお弁当を食べて2人はビニールシートに転がる。
そして、いつのまにか2人は寝むりこんでしまった。少し肌寒い風を感じて目を覚ましたなるみ。
ほんの少しのお昼寝のはずが、あたりは既に太陽も落ち星一面の空となっていた。
「起きて、鈴世くん!私達、だいぶと寝てしまっていたみたい」
「えっ…ほんとだ。ふわぁ〜よく寝た…さ、服着ようか。このままじゃ風邪引くよ」
2人は少し離れた場所で別々に着替えをする。そして鈴世の元へと戻るなるみ。
「はい、これ。今日最後の締めくくり。どっちが長く保てるか競争しよう」
鈴世が線香花火を手渡す。
2人は小さくしゃがみこんでから、「いっせいのーで」と灯を点けた。
静かにパチパチと小さな炎の結晶が砂浜に落ちる。二人は沈黙となりながらその光景に見入っている。
ふと、なるみは更衣室での一件以来気になっていた事を聞いてみようと決心する。
「鈴世くんは、どうしてキス以上の事求めて来ないの?私達、こんなに長く付き合ってるのに…」
いきなりの思いがけない質問に驚いた表情の鈴世。しかし2人はそのまま自分たちの花火を見つめている。
少しの沈黙の後、花火を見つめたまま鈴世は答える。
「僕は、なるみを…その…ヴァージンのまま『ヴァージンロード』を歩かせてあげたいって思ってたから…」
「鈴世くん…」
「モチロン相手は僕だよ!そうじゃなきゃ、なるみを抱きたい気持ち我慢してる意味ないだろ?」
なるみの瞳を真っ直ぐに見つめ微笑む鈴世。
(鈴世くんは、私の事そんなに大事に思ってくれてたんだ)
浅はかな考えであった自分が恥ずかしくなる。
「ごめんなさい。私、不安だったの。鈴世くんが私に興味がないんじゃないかって…」
なるみは少し涙ぐむ。なるみの頬を優しく鈴世の手が包む。
「…バカだな…僕にはなるみ以外の女の子に興味がないの知ってるくせに…」
そして2人は片手に線香花火を持ったまま、そっとフレンチなキスをした。
636花と名無しさん:2001/08/13(月) 20:12
『なるみ・鈴世の小さな恋の物語B』

2人は微笑みながらこつんとおでこを重ねる。
(あぁ…鈴世君にこんなに大事にされてる。けど…やっぱり私、もっとあなたに触れて欲しいよ!)
「鈴世くん、私…!」
なるみが鈴世のおでこから顔を離したその時、なるみの花火は赤く大きくなったしずくをポトリと落とす。
「あ、なるみの負けだ!」
愛らしく微笑む鈴世に勢いよく抱きつくなるみ。
「うわっ…!?」
なるみに押され、鈴世は砂浜の上に尻もちをつく。そして同時に鈴世の線香花火のしずくも落ちる。
ほんのりとした花火の灯りは消え、月の光だけが2人を照らす。
「ど、どうしたの!?なるみ?」
「鈴世くん、大好き!もう、この想い止められない!私、鈴世くんにもっともっと触れて欲しい…!」
沈黙となる。波の音だけが2人の間を響き渡る。鈴世はなるみの髪に指を通し、やさしく頭をなでる。
「男って理性を保つの、なるみが思ってるよりすごく難しいんだよ。そんな事言われたら…」
なるみは勇気を出して、自分の頭を優しくなでる鈴世の手をそっと掴み、ゆっくりと自らの胸に置く。
(神様…どうか私の想い、彼に全て伝えてください…)
自分自身の欲望と葛藤する鈴世。しかし、なるみのこの行動は彼に大きく決心をさせる。
「……いいの?もう、止められないよ…?」
真剣なまなざしの2人。そして、こくりとなるみは子供のように頷く。

今までにない力強さで鈴世はなるみを抱きしめる。砂浜に寝転んだ鈴世は自分の上になるみを抱き寄せ、
これまでの唇を重ねるだけとは違う、舌を絡み合わせる熱いキスをする。
なるみは熱のこもったキスに応えながら、鈴世との初めてのキスからこれまでのキスを想い返す。
(こんなに熱いキスがあるだなんて、今まで知らなかった…)
キスをしながら、鈴世はなるみのブラウスのボタンを外していく。そしてそれを剥ぐように砂浜に置いた。
愛らしい水色のギンガムチェックのブラが小振りななるみの胸を覆っている。
鈴世の手がなるみの胸に触れる。控えめだが柔らかいなるみの胸を、包むように揉む。
(どうしよう…ナンかすごく気持ちいい……我慢しなきゃ声が出そうになる…)
寝姿勢の鈴世は自分の腰の位置に、またがせるように正座を崩した形でなるみを座らせる。
なるみの、まだ誰にも触れられたことのない大事な場所に固いものが当たる。
(ズボンの上からだけど、これって…鈴世くんの…??)
鈴世の手がなるみの背中に回り、ブラのホックを外す。そしてなるみの腕からスルリとブラを抜く。
「キャッ!だ、だめ!見ないで!」
覚悟を決めてはいたものの、恥ずかしさで思わず両手で胸を隠すなるみ。
そんななるみの手を鈴世の手が覆う。そして優しくなるみの手を取りゆっくりと胸から離す。
「あっ!!」
可愛らしい小振りな胸が初めて鈴世の前に現れた。
「なるみ…可愛いよ。ずっと見てみたかったんだ…」
鈴世は上半身を起こし、なるみの愛らしい乳首にそっとキスをした。
637花と名無しさん:2001/08/13(月) 20:16
『なるみ・鈴世の小さな恋の物語 END』

鈴世はお姫様を抱きかかえるように、なるみをビニールシートの上に連れていく。
お互い上半身だけ服を脱いだ姿となる。そして2人はシートの上で寝転がりながら抱き合う。
鈴世はなるみの胸を撫ぜるように揉んで、子犬のように吸って舐める。
「あっ…あん」
恥ずかしい思いで一杯だったが、あまりの気持ちよさに今まで出した事のないような声が自然と
出てしまう。しかもショーツの大事な部分もしっとりと濡れてきている。何もかもが初めてのなるみ。
(気持ちがいいと変な声も出るし、濡れるんだ…初めてなのに私ってHなのかな…)
鈴世はなるみのショートパンツのボタンを外し、チャックを下げる。
そしてショートパンツと一緒にショーツを脱がした。
いきなり露になったなるみの誰にも触られた事のない場所を鈴世の指が触れる。
「アッ!アア…ッ」
初めての感触。くすぐったいが言い様のない気持ちよさ。濡れている事は鈴世の指にもすぐに伝わる。
大事な入り口付近を擦っていた鈴世の指は次第に大胆になってきて、指を1本なるみの中にゆっくりと
沈める。そして、もう1本…。2本の指がなるみの中を出入りする。波の音とは違う、いやらしい水の音が
なるみの下半身から洩れてくる。今、なるみの頭の中は鈴世以外考えられない。
うっとりしているなるみを片手に、鈴世はズボンのポケットから正方形の小さな袋を取り出す。
夏休みに入る前に「絶対使えよ!」と幸太からもらったものだ。いざと言う時の為にポケットに入れていた。
それを口でピッと開け、ズボンを脱いで装着する。そしてなるみの入り口に鈴世の自身をあてる。
「なるみ、入れるよ…。」
鈴世の瞳を真っ直ぐに見つめて頷くなるみ。鈴世はなるみを抱きしめながらゆっくりと自身を沈める。
数分の時間をかけて、なるみの中に鈴世自身が全て入り込んだ。そしてゆっくりと腰を動かす。
なるみの大事な場所はたっぷりと濡れていたが、初めて体の中に他人が入ってくる感触はやはり
異物感とそれ相応の痛みが伴っている。
「なるみ、痛く…ない?」
「う…ん 。大…丈夫。鈴世くんとやっと1つになれたことが、嬉しい…」
「なるみ…愛してる、ずっと一緒にいよう……あぁっ!」
鈴世は初めて経験する気持ちよさに、不覚ながらも直ぐに果ててしまった。

そんな2人を白い砂浜と響き渡る波の音、そして月が優しく見守っていた…