★★★★★★★★発信 ゆんゆん★★★★★★★★

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95禁断の名無しさん
NEO_CDTVに出てるこの男なんていうの?
(カップ焼きそばのCFにも出てるよね)
96禁断の名無しさん:2001/05/05(土) 00:52
目移り忙しい・・・ミントスレで発信します。
97禁断の名無しさん:2001/05/05(土) 01:04
 読書系のwebで話題になっていた清稜情報高校校歌。このぶっとんだ歌詞には私も心打たれるものを感じた一人である。
 遥かの彼方に熱い問いかけをしようという高い志をテーマとしたこの校歌は、その世界観通り、「曙の湧きでる丘」という宣言をもって、いきなり非日常的世界に突入する。その非日常的世界は歌詞が進むにつれ、より深いところにはまっていき、現世を軽く乗り越えて、異界?あるいは彼岸の一歩手前、もしくは言語の極北の地まで達していく。そして、それはもはやこの世から切り離されたところでも、「一人でも存在できる」と言いたげな剛毅な意思をもって、自律的な世界を構築する。
 この「一人よがり」すれすれと言ってよい、しかし、鮮やかにまで確立された世界を知り、私も近年まれなる面白いものを見てしまった、という感慨を持った。そして、全てがねじれ、全てがゆがんだ、この世界を象徴する言葉こそ、「ゆんゆん,よんよん,やんやん」であり、この世界にじつによく合ったオノマトペ(擬音語)だ。
 発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん
 受信 よんよん 受信 よんよん
 交信 やんやん 交信 やんやん

 うーむ。写して書いているだけで、何だか胸に迫るものがありますね。平成の名歌詞と、断言してよいのかもしれない。読書系webで話題騒然となったことが、よく分かる素晴らしさである。

 だが、この歌詞を名作と認識したうえで、私は言うのであるが、…このゆんゆん以下のオノマトペ、案外誰も指摘していないようだけど、これは明らかに、中原中也の詩「サーカス」のパロディである。
 そして、校歌の作者宗左近氏が中也とほぼ同世代であること、また「サーカス」が中也の作詩中、最も有名な作品であることからして、作者が、「サーカス」へのオマージュとして、「ゆんゆん,よんよん,ゆんゆん」と歌っているのは、間違いないものと思える。

 中原中也の初期の代表作「サーカス」。
 誰もが、どこかで一度は目にしたことがあるとは思うけど、

 幾時代かがありまして、茶色い戦争ありました