それから、1時間が経過した。
琴子は光に言った。
「でも、本当にしなくちゃいけないの?」
「ほら、校則だし…。」
美幸は光に聞いた。
「ねえ、もしかしてみんな今日学校でオシッコしてないの?」
「うん、そうだよ。私は朝からいってないよ。」
「え〜!?なんで今まで我慢できるの〜?」
そんな会話がされていたが、みんなだんだん静かになった。
みんな、会話どころではなくなってきたのだ。
そんな感じでさらに一時間が過ぎた。外は薄暗くなってきた。
そのとき、琴子に異変があった。
「あ、私もうダメ…。」
そういうや否や、彼女のスカートの中から、黄色い液体が落ちてきた。
液体の一部は黒いストッキングをたどって流れていた。
液体はそのまま、地面に水溜りを作っていった。
「やっちゃった…、私幼稚園でもした事無かったのに…。」
それを見た美帆にも、飛火した。
「私ももう…。」
彼女のスカートの中からも、液体が落ちてきて足元に水溜まりを作っていった。
「妖精さん、美帆はこの年にもなって粗相をしてしまいました…。」
二人はしばらく呆然としていた。
そこで光は花桜梨に言った。
「あと、私達だけだね。どっちが、我慢出来るか競争しようか?」
しかし、花桜梨は光の言った事を聞く余裕は無かった。
さらに一時間経った。
美幸が言った。
「ねえ、ゆっきーのお股つめたいよ〜。それにまたオシッコしたくなっちゃったんだけど、どうしよう。」
美帆がいった。
「そうですね、そのままなさっても良いんじゃないですか?どうせ、もうした後ですし。それに、私もしたくなりました。」
琴子も言った。
「そうね。どうせしちゃった後なんだから、我慢してても仕方ないわね。」
三人ともまた、尿意が強くなってきたようである。なぜならば、三人とも自分の意志に反して失禁したのであり、まだ、全部できっていなかったのである。その上、濡れたパンツは利尿剤の役割もしていた。
「ゆっきー、しちゃうよ。」
そういうと、美幸の足元に再び液体が落ちてきた。こころなしさっきより勢いが強いようである。
「あ〜、すっきりした。」
「私達も、しちゃいましょう。」
「そうね。」
そういうと、二人も美幸と同じように膀胱の中身を出した。
そのとき、花桜梨に破局が訪れた。気持ちよさそうに「失禁」している3人を見て、力が抜けてしまったのだ。
「あ…。」
彼女がそう漏らすと、液体が彼女の長い足の間を落ちていって、皆と同じように水溜りを作っていった。
「………。」
彼女の顔は恥ずかしそうだったが、安堵の表情も見て取れない事もなかった。
それは、光にも起きた。
「ん…。」
光も、足元に水溜りを作っていった。しかし、光の場合我慢できなくなったというか、自分で出したという感じだった。