ふっふっフ・・・・。
じゃあ、やつが来るまでコイツをかわいがってやろうか・・・・。
丁度ここにはいろいろと「道具」も揃っている。
「さて」
「何?わたしをどうするつもりなの??」
「うるせえっった!!!勝手に喋るんじゃネェ!!!」
「痛っ!!!」
「フフフフ・・・さてと」
「もうすぐおまえの娘が来る・・・・」
「え!??沙希が?」
バシッィィィン!!!
「勝手に喋るなっていったろぉぉお!!!ち、気絶しやがったか・・・。
まあいい、丁度静かになったな・・・。
フン!!どうせ学校にこんな時間に来るやつなんていないしな・・・・。
しばらく楽しませてもらうか。俺がここにいるのも誰も知らんわけだしな
フフ」
「都合よく明日からこの学校は1週間ほど休みらしいじゃないか、ククク。
ふふふ、それに加えてこんな教室に近づくやつなんていないだろうしな・・・。
おいおい、怖がるんじゃネェよ。別にどうしようってわけじゃない。一緒に楽しもうってわけだ、へへ。
いいか、俺はいわゆる『ロリコン』じゃあねぇ。『オバコン』だ。
『ロリコン』には人権はネェが、『オバコン』には人権がある!!!
ダンナとも病院から出てからまたご無沙汰なんだろ?じっくり致しましょう、だぜ。」
「・・・・・・・・・」
・・・・・・・滅多なことでは助けも呼べない虹野瞳!!!
しかも1週間、フツーの助けは期待できそうにもない!
電話ではああいっているが実はこの誘拐犯は単独犯だ。
虹野を一人で来させるために嘘をついたのだッ!!
さて、一体誰が2人を救えるのか?