魔大陸から転落して奇跡的にも復活したわたしは再び挙兵すべく
人材集めの旅にでた。独りだけの寂しい旅である。まず赴いたのはかつての
帝国城。しかし悲しいかなそこはあのケフカめに占領されていた。
次にむかったのはモブリズの村。なにやらティナという魔導戦士が隠れている
という噂を聞いたからだ。しかし魔導戦士どころかひとっこひとりいないでは
ないか!!フンババとかいう魔物に殺されかけながらもなんとか逃げる、
みぞおちが痛い。今日はとりあえずサウスフィガロに宿をとることにするか…
現在仲間0人
なんといことだッ!朝起きて見るとわたしの財布がなくなっていた…
昔わたしの帝国では宿屋に泊まったものの財布をスるように命じて
いたことがあるが… どうしよう!!とりあえずネックハンターやドロップを
きりまくり元どうりの10億ギルにする。これだけで1ヶ月もかかってしまった。
まあ時間なぞ売るほどあるからな。気が付けばもう世界崩壊から11ヶ月目。
早いものだ、セリス将軍とともに新たな世界を作りたかったなぁ…
レオの野郎に皆伝の証なんかやるんじゃなかったなぁ…(おかげでわたしの
アクセサリはダッシューズのみである)いろんなコトが思いだされる。
さて独りは寂しいのでとりあえず仲間を集めるために盗賊団に入ることにした。
団長の名はジェフというらしい。どこかで会ったなんて気はしない。
なかなか機械に詳しいやつだ、昨日やつの財布をスろうとしたらドリルされて
しまった。悔しかったからドリルパクッて頭に装備してやった。ファファファ。
もう寝る
現在仲間ジェフ
俺の名はガストラ、誰も見ていないこの日記に秘密の帝国再建計画
を書いている。ジェフという男だがどうも怪しい。何がアヤシイかというと、
どこかの王さまに似ているなどということはないが、ナンパのセリフが
さむいのである。とにかくさむい。あんまりさむいからわたしは一週間
ねこんでしまった。ところがだ寝こんでいるあいだにほっていかれてしまった。
おまけに財布をスられてしまった。なんということだ。残ったのは頭に装備
したドリルのみ。まあわたしは天才だから仲間なぞいらんがな。
わたしはとりあえず隠しておいたフェニックスの魔石をとりにいくことにした。
パーティーをふたつに分けてくださいといわれても身体をきるわけには
いかんのでそのまま突き進む。15分後わたしは仲間の重要性を知ること
になる。なんでこんなとこに隠したんだろう。もう寝る。
現在仲間0人
俺の名はガストラ。いわゆる世界の皇帝だ。さてフェニックスで仲間の重要性
を噛み締めたわたしは再び仲間集めの旅にでることにした。今日はいかだという
いいものを拾った、これでもう大陸間を泳がなくてすむ。うひょー。
さていかだに乗って竜の首ことコロシアムにやってきた。世界が絶望にうちひし
がれているなかユメを叶えた男として有名になりやがった。しかしこんなにいい
景品をどっから集めてきやがったんだろう。きっとわたしの宝物庫からパクった
に違いない、ケフカといいここのおっさんといいむかつく野郎だ。わたしは
パクられた景品を取り戻すべくポーションをかけて勝負した。これでエリクサー
が貰えるんだから安いものだ。頭にはジェフから失敬したドリルを装備している
のでどんな敵がでてきても十中八九大丈夫だろうと思っていたらテュポーンとかいう
詐欺まがいのやつにはないきとかいうペテン技で1秒KOを食らってしまった。
しかたないのでここの宿屋に泊まろうとしたら400ギルというクソ高い値段を
要求されてしまった。今日は野宿である。皇帝に復活した暁にはここのおっさんを
まっさきに殺すことに決めてわたしは夢の世界にはいっていった。
現在仲間0人
俺の名はガストラ、帝国再建に燃える青い炎だ。近頃仲間を集めるという
初心を忘れガチなので今日は仲間集めに力をいれることにした。そこで
わたしはツェンの町に行くことにした。あそこには大きな家があるから
きっとわたしの仲間になってくれるツワモノもいるだろうと考えたのだ。
まさに天才的な考え方だと喜んでいたら町の入り口で財布をスられてしまった。
怒り狂ったわたしはとりあえずこいつを殺そうと思っているといきなり裁きの
光とかいうやつが襲ってきた。しかし裁きの光より財布だ。1ヶ月かけてためて
カネをとられてたまるかと必死に追いかけていたらいつの間にか崩れかかった
家に挟まっていた。抜けようとしたがわたしが抜けると家が崩れそうになるので
手がだせない。向こうの方でマッチョがいかにも俺がこの家をささえているんだゼ
みたいな顔しているがほんとのところはわたしがおさえているのだ。いまいましい。
と家の中からひとりの女が出てきたと同時にマッチョは手を放しやがった。
おかげでわたしはアバラの7、8本を折ってしまった。マッチョは正義の味方
づらしている。誰のおかげで助かったと思ってるんだ。
おかげでわたしはスられた財布もとりかえせず仲間もできないまま一日を
おえることになった。もう寝る。
現在仲間0人
俺の名はガストラ、帝国の皇帝と呼ばれた男だ。みんな皇帝皇帝というので
一時期自分でも名前を皇帝と間違えてたことがある。
さて最近人とかかわるとロクなことがないので今日は1人で風流な旅というものを
してみることにした。しばらく行くとドマ城が見えてきたのでここらで休むこと
にした、わたしは知っている、このへんの水がおいしいことを。なんか色が多少
おかしいがまあ大丈夫だろう。最近疲れていたせいか5リットルも飲んでしまった。
飲んだあと散歩しているとケフカが書いたらしきメモがおちていた。
「ヒヒヒ、みんな毒で死ぬがいい!死のオーケストラを聞かせておくれ」
なにが死のオーケストラだ。毒を飲んだものの身にもなってみろってんだ。
だいたいあの男を家来にした記憶はない。セリスとレオで充分だったのに
どこからかあの男がわいてきたのだ。だいたいメイクの趣味が悪すぎる。
わたしのヒゲのように‘もののあわれ‘を感じさせる部分が全くない。
帝国一の趣味の悪さだ。レオの髪型もたいがいだが。
わたしは今ひどい腹痛と吐き気に死にかけながら日記をかいている。
俺の名はガストラ、ひとつの野望に燃えるエンペラーだ。さて仲間も集まらない
ままわたしはついにナルシェにまでたどりついた。そうだナルシェのガードでも
雇おうかななんて天才的なアイデアに酔いしれているとトライアライドとか
いう変なやつに槍で突かれてしまった。勿論たこなぐりの刑にしてやったが
このアリサマは一体なんなんだ…人っこひとりいない。みんなでかける時は
ストーブと電気消して行けよとか思いつつ町を歩いているとトレージャー
ハンターならあきそうな鍵がかかった家があった。わたしは泥棒でなく皇帝
なので鍵はあけれないが扉をブチ壊して中に入った。そこには老人が寝ており
震える手でひとつの赤い盾をくれた。ヒャッホウ!!老人はまだなにか
いいたそうだったが嬉しさのあまりわたしは早速装備して戦うことにした。
…そして200回ほど全滅させられたところでわたしはちょっとした異変に
気付くことになった。あのヤロウはめやがったな。盾の色が赤から輝くばかりの
色に変わっていたがわたしは気にもとめず盾を老人のところへ捨てていた。
老人はなにやら驚いている様子であったがわたしは気にもせず旅を続けることに
した。いつのまにかアルテマを1%覚えていた。もう寝る。
現在仲間0人
あるところで‘いちげきのやいば‘というものを仕入れてきた。残念ながら
わたしには装備できないのでコロシアムで他のアイテムにかえることにした。
さてでてきた敵はシャドウ。わたしと同じく魔大陸に置き去りにされたという
むなしい過去を持つ男だ。三闘神の像とケフカにやられているところを助けた
のは他でもないわたしである。そんなこともあるからきっと仲間になってくれる
だろうと思って戦った、案の条試合が終わると快く仲間になってくれた。
金はたんまりとられたが、まあこれが友情ってやつだ。さてまずこの手の
やつが仲間になってせねばならぬことは決まっている、素顔を見るのである。
寝ているところを奇襲してやったら、アサシンダガーで100ぺんぐらい
斬られてしまった。死の恐怖に怯えながらも家来ができたことを祝って
今日はもう寝る。
現在仲間1人
俺の名はガストラ。みんな帝国帝国と騒いでいたが帝国の名前が先行して
あまりわたしの名前は知られていなかったようだ。今となっては
皇帝と呼ばれていた時も懐かしい…などと過去を振り返るのは凡人である、
天才であるわたしは新たな帝国を作るため日々奔走中である。
帝国再建の第一歩としてシャドウを仲間にしたわたしはさらに仲間を
増やすべくまた旅を続けることにした。今まで大陸間の移動はイカダで
していたのだがシャドウがそれではいやだとダダをこねやがったので、
飛空挺を探すことになった。たまに話すことといえばグチばっかりである。
こいつと旅をしていてもちっともおもしろくない。わたしの武勇伝を話して
やってもノーリアクションである。きっと暗いやつなんだろうな。
正直弱いし、わたしとしてはあいつが連れてる犬だけで充分なんだが…
今日はもう遅かったので宿屋に泊まると不思議な夢を見た。シャドウが仲間に
なってから変な夢を見ることが多い。謎の多いやつだ。ちょっと親睦を
深めるためやつの朝食にドマ城の水をいれてやった。ファファファ。
現在仲間1人
俺の名はガストラ、帝国再建という野望を掲げ日夜奮闘している。
さてシャドウ仲間になって、飛空挺を手にいれるためコーリゲンの村
に向かうことにした。道中会話らしきものはない。なんせギャグを言っても
無反応なんだからやりずらい。たまに喋りかけてきたと思うと
「俺の傍にはいつも死神がいる」などという漫才師でもつなぎようのない
言葉ばかりである。こんなやつが仲間かと思うと気がめげる。気がめげてる
ところにさらに気がめいってしまいそうな顔をしているセッツァーという男に
会った。いきなり愚痴をたれてきたが飛空挺を手に入れるためだ仕方がないので
「そうですな」「それはすごい」などと愛想まるだしの相槌を打っていたのだが
よく聞くと飛空挺は壊れたという主旨のことを言っている。その瞬間初めて
わたしとシャドウの心はひとつになった。シャドウはアサシンダガーを
にぎり締め、わたしはドマ城の水をとりだした。ザマアミロ!!
しかし驚いたのはセリス一行がやってきて「元気ダシテ」と声をかけると
「世界にはもうひとつ飛空挺がある」ともう目を輝かせている。
こういうタイプは女に騙され易いタイプである。なにが勝負師だ。
思えばこいつは確か崩壊前もセリスに騙されてた気がする。自分が飛空挺
の主になってしまったことを忘れてまだ貢ぐとは、バカなやつだ、へっへっへ…
こうしてセリスが部下ならよかったナアなどという本音は隠してわたし達は
セリスの後をつけることにした。かむばっくせりす!!
現在仲間1人
俺の名はガストラ皇帝復活の野望を追って同志を募ることに身を砕いている。
さて飛空挺を手にいれるためセリスたん…のあとを追ってダリルの墓という
ところにやってきた。名前からして気分の悪いところである。墓を暴くなんて
気味が悪い。気分が悪いのでシャドウを見たらもっと気分が悪くなった。
あっちはセリス、こっちは使えない暗殺者…ちょっと落胆したがまあわたしが
天才だから向かうところ敵なしだろうファファファなどと言っていたらモルボル
に臭い息をかまされてしまった。悔しいからわたしもシャドウにくさい息を
かけてやった、今日に朝はレバニラとくさやと納豆だったのだ。ファファファ。
しかしでかい墓である。わたしが死んだらこんな立派な墓を建ててくれる人が
いるかな…とちょっとウツゥになったが死ぬ前に自分でたてるという画期的な考え
をひねりだして安心する。移動中カメに乗って移動するところがあった。
カメに乗って移動するとはおぼっちゃまだな、とシャドウがブラックなネタを
言うのでカメから滑り落ちてしまった。グロウエッグを見つけてよしとする。
わたしはカメマニアなので、移動に使ったカメさんを一匹ふところにいれた。
飼おう。シャドウにものすごい冷めた目で見られたのでまた臭い息をしてやった。
おやおや、勝負師達はボスのデュラハンにやられたようだ。
わたしの本領発揮といくか。わたしあらゆる魔法を駆使して攻撃した。
しかしレベル?ホーリーが効いてしまうので思いがけず苦戦になってしまった。
血わき肉踊る死闘…苦戦もまたいいものだ。そろそろ倒せるなというとこで
シャドウが攻撃。追加効果デス。完全復活。いやーん。
こうしてバカな暗殺者のために飛空挺はセリス一行に奪われたのだった。
わたしはその夜シャドウの装備と巻物を全部売っておいた。
現在仲間1人 カメさん
世間では裁きの光だケフカだと騒々しいがケフカは打撃はへちょへちょ
だからリフレクトリングをつけていればなんということはないのだ。
混乱や扇動に紛らわされるのは無能のすることだ、まあリフレクトリングの
発想は天才のわたしにしかできん発想だがな、ファファファ、ふと後ろを
見るとシャドウのやつもリフレクトリングを装備していた、やなヤローである。
さてわたしは帝国再建の礎を築くべくゾゾの街というところへやって来た。
まずは情報収集といくか、おいおまえゾゾ山というのを知らんか?なに、
そんなものはないだと??フウム…おかしいな。
あ、そこの子供ゾゾ山を知らないか?ん、ここから船で1ヶ月かかる??
船なんてどこにあるんだ???3時間ほど情報収集にいそしんだところで
シャドウがぽつりと言った、「もしかしたら…この街の人は嘘つきじゃ
ないのか…」
わたしがどうやってこの街を破壊するか考えている間にシャドウが
サビトレールという物を取ってきたのでやっとこさゾゾ山に行くことが
できた。やっぱり破壊にはバハムートかななどと考えているとストールンベア
というくまに財布盗まれてしまった。
今日の晩御飯はくまじるに決定である。わたしが追いかけて行くと一匹の
竜に出会ってしまった。いかにも強いですよ、全滅しますよという風貌を
している。シャドウが、オイこいつは伝説の8竜だぜ、と知ったかをするので
むかついてついファイガで殺してしまった。おいシャドウ傷は浅いぞしっかり
せよと抱き起こすなんてことは一切せずわたしは一目散に逃走した。
くまじるはおあずけのようだ。
俺はガストラ、希代の謀将であり智将である。帝国再建にいろんな妨害
や困難がついてくるのは運命というものだ、特にシャドウとかいうアサシンを
仲間にしてから全くツキがなくなった。こないだわたしが寝言で
「リルムたん萌え」と言ったらいきなりワイルドボーをかけてきやがった。
そうかお前もリルムたんが好きなのか…。今ストームドラゴンとの戦闘中
である。とりあえずシャドウが殺されていたので生き返らせてあげた。
やっぱりわたしは優しいなあと思っていると、
「生き返ったのか、俺には地獄がお似合だ…」とかっこよく言ってたので、
おおそうかとまたファイガで地獄へたたきこんでやった、やっぱりわたしは
優しいなあ。決める時は決める!!それが天才の心理なのでわたしは
ストームドラゴンにメルトン10発たたきこんでやった。ファファファみたか!
一応仲間なのでろくでなしアサシンを蘇生してやった。仏のガストラと
呼ばれる所以はここにあるのかと自己陶酔したところでわたしは体の異変に
気付いた、HPゲージがまっきっきである。「おまえにも地獄を案内してやる」
と後ろで低い声がした。うひょー。ぐさッ!!ぎゃあああぁぁぁ…。…。
「フ、俺のまわりにはいつも死神がいる…」
よくわかっているじゃないか、皇帝ともあろうものがリレイズを知らんとでも
思ってるのか。ファファファ!またファイガをかましてやろう!
「おい、そんなことしてる場合じゃない!後ろに!!」
なるほど、アサシンというものは往生際が悪いものだ…しかしわたしは後ろに
気配を感じた。そういえばさっきのくままだ生きてたなあ…
結局二人ともストールンベアに殺されました。
現在仲間使えないアサシンとかめさん
俺の名はガストラ、リルムたん萌え帝国再建にも燃える鉄血皇帝である。
魔石がないとアサシンもただの肩がいいだけのニイちゃんのシャドウを
供に8竜ストームドラゴンを倒し、現在絶好調である。さてそのまま
ゾゾ山を突き進むとひとりのサムライがいた。サムライのくせに
アイアンアーマーとはイイ趣味だ。話しを聞いてみるとマラダンの女に
死んだ兵士になりすまし手紙を送っているという。そこで文豪的文才を持つ
わたしが手伝ってあげることにした。これでも若い頃は「オトしのガストラ」
と異名をとったものだ。「いっぱつ やらせろ」単純明快である。わたしは
今もって独身である…、だめアサシンが書きたいというので書かせてみること
にした、お手並み拝見だ、どれどれ…「オマエモナー」………。
わたしにはこいつがわからない。こんなやつと二人で旅をするのは怖くなった
のでサムライに「一緒に来ないか?」と誘ってみたが渋ってるので、「今
ならおまえの故郷の水もつけるぜ?」というと喜んでついてきた。水フェチだ。
こうして仲間を増やしまた旅を続けることにした。
現在仲間ニ人 カメさん