アレクサンドリア許さない×2〔DISC5〕

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95名無しさん@LV2
ガーネットは死に場所を探す気でリンド兵の鎧を重ね、
故国アレクサンドリアへと戻った。自然と足はブラネの墓へと向うが、
そこでは見覚えある女が墓あらしを行っていた、
ラニ「わ、私じゃないのよ!!これはリンドブルムの兵がやったことで
   私は…、少々おこぼれを拝借しただけで…」
ガーネット「そのことはもういい、それより、貴様…その姿はなんだ?」
ラニ「へ?」
ガーネット「貴様はアンデットに変えたはずだ、どうやって術を解いた?」
ラニ「…寝て起きたら直ってました…」
ガーネット「……。」
嘘をつくな、そう言う変わりに剣先をラニ首筋に突き付けた。
皮膚が弾け、じわじわと首筋に痛みが増す、
ラニ「うう、」
ガーネット「案内してもらおうか。」
刃先をはなすと、ラニはあっさりクビを縦にふった
ラニ(…シドさんごめんよぅ、やっぱ私に正義の役は無理だったみたいだよ、、)
9695 :2000/09/29(金) 12:12
というわけで
DISK2の魔技師1名お借りします、
97名無しさん@LV2 :2000/09/29(金) 16:30
「ここが?」
ラニの案内でたどりついたのはトレノ近辺の小さな村の普通の民家…
あまりに意外であったが窓からは見知らぬ機械の姿がのぞく、
ビリビリと肌に伝わる魔力にも違和感を感じていた。ガーネットの知らぬ存在がそこにある。
ドアを開けようと手を伸ばす、その隙をついて、
ラニ「はんっ、エラぶったって、所詮はゾンビじゃないの…!」
ラニはふところから、フェニックスの尾を取り出し投げつける
…が、ガーネットは動体視力も並ではない。
すばやく剣でフェニックスの尾を払いのける、真二つになった尾が足元へ落ちた。
ガーネット「そんなものは使わせない」
ラニ「あわわ…」
やれやれ、といった表情でラニを見つめた。殺す気はなかったが、
こうなれば別である、ガーネットは剣を向けた。