再び深夜アレクサンドリア城
ガーネットは廊下で一人の男とすれ違う。
スタイナーの後任であり現将軍職にある男に声をかけた。
「貴方…確か独り身だったわね?」
「そうですが、それが何か?」
「今から、私の部屋に…」
「ふふふ、ご冗談でしょう。」
「…」
「陛下も人が悪い、からかわないで頂きたい。」
そういって笑いあっさりと話を流した。
一人で寝室へと戻る。
「ふう…、私としたことがどうかしてる…」
ガーネットはシャワーを浴びて頭を冷やした。
「断ってくれて良かった」心底そう思う。
そのとき、
ガタッ…ドアを開く音がする。反射的に両腕で胸を覆った。
バスルームの曇りガラスの向こうに男の体が見てとれる。
「先ほどはご無礼致しました。」
(えっ…)
「内心うれしかったのですが、ついあのような事を。お許しください。」
「いいの、気にしないで…それよりちょっと、待っ」
衣ずれの音がする。
シャッ…一気にバスルームの扉が開けられた。
「陛下。」
剣で鍛えられた男の体が目前に現われる。
華奢なガーネットの体とは対象的な雄の体だった。
そして男の股間に男性器が否応無く目に入る。
おおきい…
というより…クロい…。そしてグロイ…。
反射的に目を伏せる初心な仕草に男は満足感を覚えた。
さっと肩を抱き、背後から体をまさぐる。
腰をずらし、肉棒がガーネットの太腿の間を軽く擦る。
「きゃっ…」
ガーネットは慌てて自らの口を塞ぐ。こんな声を出してしまうなんて。
恥かしさで顔を真っ赤にした。
「陛下は初めてであらせられますか。」
「そうではないけど…あっ」
これから愛するであろう場所を指で開いて、シャワーをあてた。
そして男自身の股間にもシャワーの水流が入念にあてられた。
「さ、参りましょう。」
さっとバスタオルで水滴を拭き取り、
ベットに寝かされる。
な、なんでっ…胸がどきどきする。
あ…あれが入るの?
大きさだけなら、スタイナーと同じくらいであるが
あのときの主導権はガーネット自身が握っていた。
スタイナーのときとは違い、今はこの男にペースを握られている。
「どうされましたか?そう緊張なさらずに。」
「す、少し怖い、、」
「大丈夫ですよ、「準備」がととのえば、陛下の中に全て入ってしまいます。」
…そう言うと股間に顔を埋め舌先で舐め上げる。
「そんなとこっ…いやっ…あっ」
ガーネットがどんなに男の頭を押し返そうとしても、切ない声をあげても、
許すことなく丹念に責め上げた。
「やめて…!」
「そうは言いますが、良い反応をされてますぞ。
陛下はおっしゃる言葉と体の反応が逆であらせられますな。」
将軍職の地位を揺るぎ無いものとする出世欲、
女王への支配欲、そして、官能的な体に対する肉欲。
それにもまして、ガーネットの胸の高鳴りに呼応してか、
男の心臓もばくばくと高鳴った。まるで、10代の初体験の夜のように。
巨大な肉棒の隅々まで血流が行き渡り、完全な形で聳え立つ。
244 :
名無しさん。:2000/11/12(日) 04:44
>>243 「入りますぞ」
「んんっ…まだっ…」
しかしもう十分に潤い、侵入者の接触にいいようのない悦びを感じる。
い、いま自身の体に何が起きている?
ガーネットのその場所は痛みを覚えながらも、呼気をはいて力を抜こうとする、
じわじわ潤滑液が溢れ侵入者を迎え入れようとした。
「あつっ…あ…」
「陛下、そ、そう…力を抜いて抜いてください。いいですぞ、」
そういう男も刺激に耐え息が荒れる。
じわじわ先端が入りきったところで、残りを一気に突き上げようとする、
「う、うそっ…」
ずずっと内壁を擦り他の臓器を押しやって
腹部の一筋の隙間に巨根がおさまってしまう。
(……はいっ…た…)
入りきったところで、両脚の感覚を一気に無くした。
(…すごい…大きすぎる…これ)
「動かします…」
こくっと頷く、
完全に受け皿となり、絶え間無く与えられる悦びを享受する。
「あっもうだめ、いくっ」
(いく…?)
「お願い出して、あっ、あ…」
…片足を肩に乗せ、
想像以上に潤いやすく力強いガーネットの感触を堪能する、
射精を目的に腰を動かした。
ドクドクと第二の心臓のように男根が脈を打った。
ガーネットは1度目の射精を受けてくったりとなってベットで休む。
「……。」気になることが一つ。
指でその場所をそっとなぞるとピクリと反応する、逝った後にしては反応が良過ぎる。
「まだご自分のお体のことをご存知ないとお見受けする。」
「え…」
「少し縛りますぞ。」
「今なんて…あっ、やだ…痛いったら、」
手首を布ひもで結び、ベッド上のパイプに結び両腕を上げた姿勢で固定した。
男はひざに手を当ててぴったりと閉じた太腿を離す、
ふるふると筋肉を震わせて抵抗するもまったく無駄な抵抗である。
「あんまり、見ないで…」
ガーネットは目を閉じて、表情を豊かに変えながら喘ぎ声をこらえている、
「ぁっ…」と声を漏らし
サラサラした体液が入り口から溢れつぅっと伝ってゆく…
「何もしてないのに…いやらしいですな、陛下のお身体は」
「……ん…違う、」
男の指先の侵入を悦んで受け入れる。
「ではなんでしょうか、これは。」
意図的に掻き回す指先がくちゅくちゅと厭らしく音を立てる。
「あ…あ…ア…」
指先を呑み込み声をあげた。男はこのまま手首まで入れてしまい衝動にかられた。
が、やはり手首より侵入を待ちつづけたモノを秘所に添わせる。
「…んっ」
喘ぎ声とともに再びモノを迎え入れる、
入っているだけで、何も力が入らなくなるのに、
男が前後に刺激するとまだ強い刺激に慣れてない体は一気に動けなくなる、
「はっ…あ…だめ、」
「まだですぞ、一番上まで乗せますから。」
「だって…もう…私…」
「なりませぬ、筋肉をゆるめずに意識を集中して…」
(えっ…?)
意味がよくわからない、
それも男が腰の動きを強めるにつれ体で意味を感じ取る、
揺るぎ無い波の末に強い衝動が押し上げられていく…
(くっ…こちらももう限界……!)一気に強める、
(な、なにこの感じ……!?いやっ一番うえって…やっ)
怒涛の波となって押し寄せた快感に、腹の底から声を上げた。
「ああっ!!」
頭の中が真っ白になる。もう何も考えられない、
締め付ける痙攣の中で男は2度目のモノを放出した。
そしてガーネットは今度は一気に体中の力が抜けて、ぱたんと倒れる。
腕は縛られたままなので豊かな胸を惜しみなく見せる。
仰向けの胸は内側から張り詰め、綺麗な半球状を保ち
太腿も今だひくひくと痙攣し、絶頂の余韻を残している。
…きっと太腿をこじ開けて眺めればにくにくしいその場所も震えてることだろう。
頑張った褒美のように、ガーネットの目元口元に唇を這わせる、わずかにしょっぱい、
目元に歓喜の涙が溢れている。
(陛下は、上も下もなき虫ですな)舌先で目元を拭い取った。