>196のつづき(マルチエンティング?)
リ「おじいちゃんしっかりしてよ。」
ス「もうだめぞい…ああ…ワシのかわいい孫がどこぞのおかしな男と…」
リ「ヘンな人なんかじゃないよ。真面目なしっかりした人だよ?」
ス(……なにが真面目というのだ…リルムのような子供に手を出す男だぞい、ロリコンの変態男に決まっておるぞい!)
ガクリと崩れ落ちるストラゴス
ドーベルマン「バウバウ!」
カイエンの足元をすり抜け、倒れたストラゴスに駆け寄る犬
カ「び、びっくりしたでござる。あれ?この犬は…たしか…」
シャドウ「リルム……。」
リ「シャドウ!?」
偶然、時を同じくしてシャドウもストラゴス宅を訪れたのだ。
カイエンとストラゴスが揉めていたので声をかけ損ねたが…
シ「話は聞いたぞ。…まさか「あの夜」の事も取材だったというのか?」
リ(どきっ…!!!)
慌てたリルムはこみけの原稿を床に落としてしまった
シャドウは原稿を拾い上げた。
シ「こ、この色と形はまさにオレのモノ…!!!!!」 (カラー原稿か?)
カ(ほう…意外とキレイナ色を…)
シ「う、うわっ覗きこむなあああ!」
バコォーーー!!!炸裂する鉄拳。
カ(ウウ…本気で殴りおったでござる、もう…ダメでござる…)
玄関マットに沈むカイエン。
シ「はあ〜、…そういえばあの夜も、なんか絵書いていたよな…」
リ「落ち込まないでよ、愛情込めて書いたの(はぁと) …ってのは…ダメ?」
シ「……なんかもう……済んだことはいいけど、ただ印刷は勘弁してくれ。」
リ「…え、い、いやだよ、それはできない。」
シ「あのなー、それ地方発送もされるんだろ?オレの×××が
全国のお茶の間の皆さんの目に触れるんだろ、いくらなんでも恥かしすぎる………。」
リ「でも、誰のものかなんてわかんないよ?」
シ「そういう問題じゃなくてな……リルム…」
ス「さっきから、な、な、なんの会話をしておるんだぞい!?」
シ(はっ…しまった、ストラゴスが居たんだっけ。。)
リ「実はね、相手っていうのはシャドウさんなの。ね、ね、ヘンな人じゃないでしょ?」
シ「わーーーー!!待てストラゴスの前でそれはマズイ!!!」
リルムの口を押さえるシャドウ。
しかし、時すでに遅し。
老体の体はわなわなと怒り打ち震えていた。
ス「こんの鬼畜がぁーーーー!!実の娘になんてことをするんじゃぞい!」
リ(……ん?)
ス「ワシの大切な孫にーーーー!!!うおおおおっ許さんっぞい
覚悟しろおおおお!そういえばこの男十数年前にもリルムの母親を…!」
シ「い、一応言っとくが、両方とも互いに同意の上で……やったことで…」
ス「問答無用ぞいっ新技の青魔法っ 行くぞ!フィンガーフレッ……!」
リ「……ちょっと待って。」
ス「ええいっとめるなぞい!」
リ「…待ってよ。そうじゃなくて、娘ってナニ?」
ス「え…………………??」
リ「実の娘って何の話?」
ス「そ、そんなこといったかぞい?」
シ(……あ。)
リ「……おじいちゃん、ちょっとちゃんと話してよ。つか、話しなさい!!」
ス「ななな、え、え、シャドウお主がすでに教えてしまったんじゃないのぞい?」
シ「言うわけないだろ……。もうぐちゃぐちゃだな、」
リ「おじいちゃん……、つまり私のおとうさんは…」
ス「……その、なんぞい、ワシはなにも言ってないぞい。あれじゃの、ボケがすすんだぞぃ…」
リ「……んな、ごまかしが通用するか!」
その後同人作家リルムの得意分野に
近親そうかんネタが加わった…かどうかは定かではない。