「ジタンちょっとカエル取っていいアルかーって…ワタシ一人だったアルね。」
クイナはク族の沼へと帰ってきた。
…たあ…!捕まえようと飛びかかったがカエルはひらりと逃げてしまった。
カエルは沼の中央でうろうろして戻ってこない。
「ふー今日はカエルがとれないアルよ、
さみしいアルね、またジタンたちと冒険行きたいアルよ…」
「クイナ…」
クエールがものかげからその様子を見つめていた。
クエールはクイナのカエル取りの仕草を眺めるのが好きだった。
つかまえるコミケルな腰の動きも、取りのがしたときの表情も、沼の中央にいる
カエルがでてくるのをひたすらじーっと待っている様子も……。
その手に持ってるもの何アルか…!フォークでぶすっといけぶすっとな…!
そんなことを思いながら毎度眺めていたのである。
クエール(……。)
いつもは眺めて景品を渡すだけ、しかし今日は違った。
クイナがたびたび言葉の端に出す男の名前、
それを耳にするたびクエールは胸がしめつけられ…身体が熱くなった。
クイナ(あ、カエルこっちきたアルよ…!)
黄金のカエルが沼を飛び出す、
「へっ…!?」
カエルを取ろうとしたそのとき、捕まえられたのはクイナの方だった。
「し、師匠ーーカエル逃げちゃったじゃないアルかーー」
「……カエルのことはあとでいいアル…」
「な、何あるか?離すアルよーー」
何か堅いものが腰にあたる…
さすがのクイナも状況を察した。
「クエール師匠、だ、だめアルよ、ワタシには心に決めたひとがいるアルよ!」
「ほほう…それがジタンとかいう男アルか」
クイナは逃れようとするが、逆にぎりぎりとクエールの腕が身体に食い込む。
頬にふれるクエールの吐息が荒くあり、
心なしか腰にあたるものも堅さをましたようだ。
「や、やめるアルよ…!」
「いいではないか…ワシはずっとおまえのことを…!」
「いやーーー!!」
クエールは力づくでその場に押し倒した。
クエールはクイナの身体に顔をうずめ、身体をまさぐる。
クイナも必死に抵抗をするが、手首を押さえられ、
股間を蹴り上げようとした足のふとももに体重をかけられ動かすこともできない。
「う…」
力の差を察したように、ふいに、抵抗がやむ。
「おとなしくなったアルな」
「もういいアル、すきにすればいいアルよ…」
「……」
「…そのかわり一生、師匠のこと許さないアル…!」
涙をためた目でクエールを見据えた。
一瞬クエールの手がとまる、しかし
「それでもかまわぬアル…」
そう言うと、クエールはクイナの服に手をかけた。
服をすべて脱がせ、長い舌を這わせる。
おとなしくなったクイナの若い身体をじっくりあじわった。
首筋、胸元…そして、ぴったりと閉じた足の間に舌をわりいれた。
「クイナはどこが感じるアルか?」
しかし、クイナは答えようとしない。
クイナ(……。)
クイナはもう視線をあわそうとしなかった、
顔をそむけ、遠くのほうを見つめている。
クエールは素肌のクイナにエプロンをつけ、足を開かせ体制をとらせた。
「…エプロンはつけてたほうが燃えるアルな」
クイナ(…師匠意外とマニアック、アルね…)
さきほど唾液でしめらせたその場所に先端をあてがう
クイナの身体の中に…!クエールはそう思うだけで興奮が最高潮に
のぼりつめそうになる、しかし、まだまだこれから…、そう思い興奮の波を
どうにか押さえた。
ぐっ…
クイナの表情が痛みにたえてこおばった、
奥まで入れきって、クイナの表情がらくになるのをたしかめると、
クエールは腰を動かした。
「ほれほれ、ク族の身体にはク族のものがなじむであろう」
クイナ(……!)
波に押し上げてゆくように腰を動かし奥を突いた。
そしてときおり音を強調するかのように突き上げる…
「こんなにぬれてるアルよ、いやらしいからだよなあ」
「うー…それは、師匠がさっきなめてぬれてるだけアルよ…」
「クイナ、やっと口を聞いたアルな。」
いつもの師匠の顔でそう言った。
「うー」
でも、いま無理やりものが入れられてることには変わり無い。
クイナは再びぷいと顔をそむける、
それでもさきほどのふんいき気よりもずっと、ましである。クエールはいとおしそうに
頬に手をそえた。耳元に語りかける。
「いったことはあるアルか?」
「…?行くってどこアル…?」
「…知らぬアルか。かわいいやつアル…」
ひとつの目的のために動きを集中する…
「…クイナ、この場所に意識を集中してみるアル」
「な、何アル…?」
「いいから、言うとおりにするアルよ」
「ーーー!!」
頭の中を閃光がつつむ、声も出ないような悦びの中、
もの、の動きはさらにはげしさを増す…
そして
内壁はそれを求めてからみつき、クエールを絶頂に導いた。
=アクティブタイムイベント=
ビビ 「僕もじきにとまっちゃうんだと思う、その前にみんなに
会いに行くよ…」
ミコト「うん、じゃあ気をつけて。」
そして
ク族の沼。
「クイナどうアル、気持ちよかったアルか?」
「もうーやめてアルよぅ」
「あんなに感じておったくせに。よ〜く覚えておるぞあの反応をのう。」
「師匠なんだかキャラ違うアル。」
「何をいまさら。」
ビビ 「ひどいよ…」
クイナ「え…!」
その声に思わず、振りかえる。
「ぼ、僕と言うものがありながらーーー!!」
そう言い残して来たほうこうへ走っていった。
とんがりぼうしを揺らしながら。
クイナ(そういえばそうだったアルね…)
その姿を見送った…。