◆N64ソフト総評価◆

・・・えーと、６４でかなりアレな部類に位置するソフトの話をさせていただきます。
それは、アテナの「デザエモン３Ｄ」です。これはなんと言うこともない３Ｄシューティング
ツクールなんですが、このソフトのキモは別にあります。

それは・・・「チュートリアル」なんです。
ＰＳ版ではなんか可愛いキャラに変わっていて見る影もありませんが、６４版のこっちは
暴走しまくっています。

宇宙からデザエモンの素晴らしさを広めるためにやってきた（ｵｲ）キャプテン・デザ、
そしてミニ四駆を愛する（ｵｲ）少年・ケンタくんの掛け合い漫才によって、このチュートリアルは
進行します。何が凄いって、このふたりの台詞が笑えます。

「ハッハッハ、私の名前はキャプテン・デザ。君の名前を教えてくれないか？」
「そんなの関係ないだろ」（間髪入れずに）「俺、ケンタ！」
どうもこう書くと面白くなさそうなんですが、実際やってると腹がよじれます。

・・・続く。

（続き）

このケンタくん、まったく根気というか熱意がありませんで、
チュートリアルに出演してるくせに口癖は「もうやめた！」です（ｵｲ）。
しかも、デザの口癖は「ハッハッハ、大丈夫」なのですが、当然の
ことながら（ｵｲ）まったく大丈夫ではありません。

だんだんと話は暴走の一途をたどり、途中になるとキャプテン・デザが
あまりにも露骨なニセモノに変わったりします。口ひげついてます。
それを見てケンタくんは「なんか違うひとだ！おじさん誰？」とか言うの
ですが、それにまったく取り合わず「メンゴメンゴ」（ｵｲ）とかごまかします。

後半になると、あまりにも調子にのったケンタくんに、どう考えても有害そうな
レーザーを目から出してデザがお仕置きをしますが、その副作用でケンタくんが
天才状態になっちまったりして、（無茶苦茶鮮やかにツールを使いこなしたりする）
デザに「ねえおじさん、なんでここにいるの？」とか言ったり（ｵｲ）します。

・・・・また続く。

どうぶつの森を一人でも楽しめる人は
現実世界でも一人で楽しく暮らしていける人かも。

じぶんなりの遊び方を開発できる人にしか勧めない。

俺はできなかったよ…。
起動ペースが落ちてきた。

作り込みも確かにがんばってるとは思う…けど
同じ会話がどうしても繰り返されるのは仕方ないね。

（またつづき）

最後にこのふたりがどうなるのか、それを確認したときになぜか涙が
あふれたりすることはまったくありませんが、記憶には残るでしょう。

なぜかチュートリアルにはおみくじまでついてまして、選ぶとデザが
何の足しにもならない一言をかまして「　小　吉　」とか出ます。

このソフト、見かけてかつ「安かったら」、チュートリアルだけを
見るために買えばいいかもしれませんが、人によるとも言えます。

とりあえず、チュートリアルの最後になってケンタくんがデザにする質問が、
全てを台無しにしていていい感じ、ということでこの紹介文を終わります。

・・・・すいません、くだらない話題を長々と（汗）