LAS厨/LRS厨対決スレッド4

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120千屋
コテハンで参戦させてもらいます。
LASと加持アスについて。
マージナルな話題なんでここでやらせてください。

「皆が共有している世界観。
それを掘り下げ、説得力ある説明を考え、高度な文章力でまとめる」
某板からのコピペだがこれがいいFFの条件じゃないかな。

私は加持アスを痛いと感じるLAS派ですがなぜ痛いかっていうと
加持アスは本編から考えると
アスカおよび加持が幸せになるための説得力ある説明ができないんですよね。
準拠、というつもりはありませんが
某スレをみれば分かるように加持アスはどうしてもSEXが避けて通れない問題なんですが
ビデオ22話冒頭で「アスカはまだ子供だからな、そういうのは大人になってからだ」
と明確に拒否してるんですね。
そして自分を見てもらいたくて加持に迫るアスカは本当に痛々しいわけで。
恋愛には自分を受け入れてほしい、という要素もありますが、それがバレバレだと引きますよね。
そういう女、しかも中学生を抱く気になれない加持、っていうのも分かるわけです。
121千屋 : 2001/03/08(木) 03:44 ID:???
いまさらローティーンと恋愛ごっこをする気にはなれない30男と、
それに気づけず、あるいは気づかない振りをして
自分を見てもらいたいがために「オトナの男」に迫る少女。
それが本編から想像しうる一般的な加持アス像ではないかと思う。
そういう二人の間の不毛なSEXが好きなんじゃ!というならそれもいいけどね。
ともあれ、この二人が二人とも幸せになるには
加持がアスカを好きになるという、無から有を生み出す作業が必要であり大幅な性格、設定の改変が必要で、
皆が共有しているEVA世界観を掘り下げ、説得力ある説明を考えるのは難しい。

一方シンジは23話、24話で消えたアスカを心配しているし
恋愛とはいえないまでも意識しあう存在であったことは
特に15話、ビデオ22話および劇場版の心象世界、劇場版ラストにかけての
本編の内容から容易に類推しえます。
「親に捨てられて他人を信じるのが怖い」という共通の痛みも抱えています。
本当は近づきたいし暖めあいたいんだけど傷つけあうことしかできなかったヤマアラシ、
それが本編から想像しうる一般的なシンジアスカ像ではないかと思う。
122千屋 : 2001/03/08(木) 03:45 ID:???
この二人が幸せになるためには大幅な性格、設定の改変を伴わずとも
二人の自然な成長、というかたちでおたがいのヤマアラシの針を抜いてやればいい。
求め合っているという素地があるわけですから障害を取り除くだけで成立しうる。
その障害をいかに説得力あるかたちで取り除くのかがLASの本質だともいえます。
あと、セックス抜きでも恋愛が成立しうるというのも大きい。
私は地方出身の大学生なんで最近の中学生はよく知りませんが、
中学生が恋愛するのにSEXが必要というのはすこし殺伐としてませんか?
所詮幻想なんだから、満たされない少年と少女の純愛による救済というのがあってもいい。
まあ、満たされない心をうめるためにカラダにすがるしかないというのも萌えるんだけど。

ともあれLASにもいろいろあってそれを一概に肯定することはできませんが
このスレにいるLAS派の多くの念頭にあるLASってのは
LRS派が攻撃している理由付けのないベタベタなラブコメではなく、
シンジとアスカが本編の文脈から想像しうる範囲で精神的にお互いと結びつきあい、
心の平安を得ることを願うというコンセプトのもとに作られた作品ではないかと思うのです。
RemembranceやBEGINNINGといったLASの名作は
性描写の有無はさておき二人の心の問題に焦点が当てられています。
123千屋 : 2001/03/08(木) 03:48 ID:???
加持アススレは加持アスが好きなひとがやってるんだろうから
茶々入れる気はありませんが、
なにを求めてそのカップリングを好むのかはしりたいね。

共通見解というつもりはないですがLAS派のスタンスとしてはこんなものかと思います。
長くなってしまいすみません。読んでくれた人ありがとう。