700 :
>55:
こまったのだ。
夜中に目をさました彼は、思わずそうつぶやいた。
理由は、彼が右手に感じているやわらかな重み。
しずかに眠る彼女のおしりの感触。
……そして、あまりに素直に反応してしまう自分のからだ。
「……むにゃ……零さん……」
……安らかな寝息をたてて眠る彼女の横顔。
邪魔したくはなかった。
それがほんの小さな幸せでも。
彼は天井を見上げると、もう一度つぶやいた。
こまったのだ。
701 :
>!6:01/09/20 23:48 ID:KbWPpl/g
「ちょっと、豪くん。しゃきっとしてよ」
「あ゙〜? まかせとけ、まかせとけ。どんと来い」
「どんと来いって、これじゃ出来ないでしょ。も〜こんなにお酒飲むから〜。なんとかしなさいよ!」
「あ゙〜?」