奇面組のエロパロスレッド

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341D
物月趣味
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 薄暗い部屋だった。
 壁の高い位置に備えつけられた小さな窓からさす光がなければ、昼間とも思えない暗さである。その光は、空気中の塵によってぼんやりと、その部屋の備品の姿を浮かび上がらせていた。
 檻のようなケースの中にうずたかく積み上げられたボール。鉄の棚に収納されたバレーのネット。巻いてたててある体操用のマット。折り畳まれた卓球台。小さな跳び箱。
 そして、その跳び箱の上で仰向けに寝ている少女と、その少女に覆いかぶさるようにして立っている一人の男をも……。

「真実くん、もうやめて」
 物月珠美は頭の上で両手を縛られ、両足をM字に開いた不自然な寝姿のまま、切なく嘆願をもらした。
「でも、物月の身体はいやがっていない」
 声の主の男の手のひらが、彼女の夏用体操服の『物月』と刺繍された左胸の上を、なでさするように這いまわっていた。ときおり、親指とその他の指で彼女の大きな膨らみをふにふにと挟む。
「あ、あふ、は、あぁ」
 珠美は、小さく開かれたその唇の隙間から、荒い息とともに小さな鈴のような嬌声をもらした。
342D:2001/07/29(日) 04:08 ID:.EyolsUU
「ああ、なんて物月の身体はすばらしいんだ。この無駄のない肉づき、そしてこの感度」
「きゃあっ、い、いや、あ、あっ」
 珠美は、いきなり悲鳴をあげた。
 男が、スポーツで鍛え上げられた彼女のむき出しのふとももに、空いた左手をすべらせたのだ。
 珠美は、縛られて動きのままならない身体をよじり、男から逃れようとあがいた。しかし、それは両手両足のロープが素肌に食いこむばかりで、男の愛撫から少しも身を遠ざける結果にはならなかった。
「あまり大きな声をださない方がいい。外で練習中のバレー部員たちに聞こえてしまうからね。まあ、物月が見せたいのなら、僕は構わないが」
 男はそう言って口の端をもちあげ、にやついた笑みを浮かべた。
 そう、ここは体育館の隣にある体育用具室なのだった。放課後のちょうど今、鉄扉一枚隔てた向こうでは女子バレー部が練習をしていてる。ときおり、かけ声やシューズが床を擦る音、ボールが床を打つ音がここにも聞こえてくる。
「どうだい? 河川くんたちにも見てもらうかい?」
 珠美は、はっとした顔をして青ざめると、左右に首をふって口をキツく結んだ。
「いい子だ」
343D:2001/07/29(日) 04:09 ID:.EyolsUU
 男は楽しそうにいうと、しなやかな珠美のふとももに左手の四本の指先をつーっと滑らせた。そして指を足のつけねの所までやってくると、濃紺のブルマの上から珠美の秘所をさっと撫であげた。
「ンーッ」
 珠美は声にならぬ声を発して、股を閉じようと足をバタつかせた。
「無駄だよ。そんなやわな縛り方をしたわけじゃあないんだ」
 男は、執拗なまでにゆっくりとした動きで、左手の指先を、珠美のお腹の側からブルマの中へと侵入させた。
 その間も男の右手は珠美の胸を粘土のようにこね回している。
「い、いやぁ、やめて真実くん。お願い」
 ロープから逃れることを諦め、珠美は男に許しを乞うた。しかし、男は笑みを浮かべたままそれを無視し、珠美の草むらをかきわけてしっとりと潤った秘所へと指先をたどり着かせた。
「なんだ、もうこんなに濡れてるじゃないか、物月」
「ああ、いやぁっ、言わないでお願い」
 珠美は頬を朱にそめて目をつむり、男から顔を隠そうと横を向いた。
「大丈夫、ちゃんとイカせてやるから」
 男はそう言ってニヤリと笑った。
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