ドキュソな客レポート

このエントリーをはてなブックマークに追加
538名無しさん@お腹いっぱい。
初めてここ読んで、思い出したちょっと前の話。

 バイト先のスーパーに、車椅子に乗ったハタチ前後の女性客の人が時々来てた。
うちのお店はあんまり店内(通路)が広くないんで、そのお客さんも気を使っていたのか
店内が込まない時間に来てくれてた。
でもある日その車椅子のお客さんがたまたま店が混んでいる時に来た事があった。
別にそこまでは問題ないのだが、この車椅子のお客さんに突然あるジジイが絡みだした。
このジジイは前から女性店員にしつこく声をかけたり、店の品揃えに文句を言う腐れ基地害だったのだが、
こいつが車椅子のその女性に「邪魔だから帰れ」と言い出したらしい。
最初は他の女性店員がこのジジイの相手をしていたのだが、埒があかないと判断したらしく
対応していたのとは別の女性店員が俺に事情を説明して、代わりに対応してくれと言ってきた。
俺はジジイに「車椅子での来店は問題ない」と言ったのだが、
ジジイの返事は「店が混んでいるのに、車椅子で来るのは非常識」などと言いやがった。
それでも俺はがんとしてジジイの言うことを聞かなかったのだが、その内ジジイがマジ切れして
「俺はこの店の常連だ! もっと大事にしろ!」と言い出す始末。
しかも、顔を真っ赤にして大声でその車椅子のお客さんの事を罵りだしたので、
とうとうその女性が泣き出してしまった。
冷静で対応してたつもりの俺もその人が泣き出したのを見てブチ切れてしまい、
「この方だって常連です! この店で買い物するのにご不満があるのでしたら、
どうぞお帰りになって下さい!」と言った。
するとジジイ返事もしないで立ち去りだすと、途中陳列棚を蹴って店から出ていた。
俺は泣いてる車椅子のお客さんを店の事務室に来てもらって、お茶とかを出した後
「気になさらず、どうぞ当店をまたご贔屓下さい」と言ったが、
俺がそのバイト辞めるまでの残り数ヶ月気まずかったのか結局二度と来てくれなかった。
無論ジジイの方も(俺が知る限りは)二度とこなくなった。
539名無しさん@お腹いっぱい。:2001/04/10(火) 06:08
>>538の続き

 今でもハッキリ覚えているが、ジジイが店から出る時の後姿を見ながら俺はマジで殺意を覚えた。
本気で人に殺意を覚えたのなんて20年以上生きてて初めてだった。
その車椅子のお客さんは、多分足が不便なのに買い物する場所を他の店に変えたのだろうけど、
心から気の毒だと思うし、あんなイカレ爺の言う事なんて気にしないで欲しかった。
時々体に障害のある人を差別する店が問題になるけど、そういうのは止めて欲しい。
“全員”とは言い切れないけど、車椅子を使ってたり盲導犬を連れてたりしている人は
他の健常者の人たちに物凄く気を使って生活してるんだから。
この常連さんだった車椅子の女の人も他の客の迷惑にならないように、
気を使っているのが目に見えて分かってた。

掲示板に書き込むの慣れてないんで文章読みにくいだろうけど、
愚痴に付き合って最後まで読んでくれて有難う。