男なら語れ!☆空手バカ一代☆

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185名無しんぼ@お腹いっぱい
空手バカのフィクションの数々を暴いてみよう。

まず、大山倍達編

vs山篭り:ホント

vs牛:ホント
 横綱ってのはウソ
 殺したかどうかは不明。

vs武林(柔道):不明

vs剣道家(真剣):不明

vs熊:ウソ
 戦う為に北海道に行ったのはホント

vsホイッパー・ペック(プロレス):ウソ

vsキッド・モーガン(プロレス):ウソ
 同行した遠藤氏の証言を信じるなら、「大山君は、デモンストレーションをしていただけだよ」との事。
 ただし、大山倍達がレスラー相手の「プロレス」をしているVTRを見た、という話は残っている。
 また、控え室でレスラーにバカにされないようにするために、ビン切りを見せたのは、なんとなくホントっぽい。

 大山氏の剛柔流時代の直接の先輩・曹寧柱氏は、弟弟子の大山氏が渡米するにあたって、目突き&金的蹴りの練習を徹底的にやらせた、と「月刊空手道」のインタビューで答えている。
 また、帰国した大山氏から「先輩のおかげで、観客からチャレンジャーを募った時に出てきた力が強そうなでっかい奴を、目突きと金的蹴りで叩きのめすことが出来ました」との報告を受けたとも語っている。
 これを信じるなら、大山倍達はレスラー相手の試合をしたのではなく、空手でもぬトレーションの延長で、観客からのチャレンジャーを募ってこれを撃退した、ということになる。
 これが「空手バカ一代」の対レスラーのストーリーの基になった、という説は相応の妥当性が感じられる。

 グレート東郷の弟ギミック「マス・トーゴー」になり”レンガ割り” ”ブロック割り”といったデモンストレーションを行っていた。空手の普及のためにやっていたのだが、このグレート東郷はいわゆるペテン師。そんな奴とは長く続かなかった。
 1952年上半期の1、2ヶ月だけだったようである。場所はバッファロー、デトロイト、フリントあたり。
186名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 17:59
vsスナイダー(FBI格闘教官):不明

vsザ・エクスキュースナー(プロレス):ウソ
vsディック・リー(プロレス & 酒場の用心棒):ウソ
vsダニー・プレッチェス(プロレス):ウソ

vsギャング:不明

vsタム・ライス(プロレス&ボクシング):ウソ

vsヘンリーアーサー(ボクシング):ウソ
しかし、ボクサーと戦ったのはホントらしい

vsヘビー級ボクサー x 3 (ボクシング):ウソ

vs与那島 + 黒帯100人(天風館空手)(100人組み手):不明

vs真剣のヤクザ数人:不明

vs由利達郎(空手):ウソ
 モデルは実在
「山田辰夫」
 元祖実戦空手で、 数多くの他流試合(VSボクサーなど)をこなした本部朝基氏の弟子の一人で、大山倍達よりもはやく「当てる空手」(しかもグローブ・マッチ!)の試合を実現した人物である。
 大山倍達にとっては、先輩にあたり、親交があったといわれている。
「実証無くば証明できない。証明無くば信用できない。信用なくば、尊敬されない」は山田辰夫の言葉である。
 大山倍達と山田辰夫、この2人は組手くらいはしたことがあるかもしれないが、それに関する証言は無い。

vs力道山にケンカを売った:不明

vsブラック・コブラ(ムエタイ):ウソ
そもそも、ブラック・コブラの存在自体がウソ

vsボーモン(サファーデ):不明

vsイワノフ・ロゴスキー(グラウンド・アンダー・プロレス):ウソ
187名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 17:59
vs陳(中国拳法):ウソ
 陳氏が存在するかどうかも不明。定説では太気拳の創始者・澤井健一氏であると言われている。
「澤井健一」
 大山倍達と親交を持ち、大山倍達も一時澤井氏に教えを乞うたことがあった。今、極真城南支部で数見選手らが取り組んでいる「立禅」「練り」「這い」などのトレーニングは、太気拳からの輸入である。
 ちなみに、澤井氏、大山倍達より年上ながら滅法強いジジイで、バレエスタジオ時代の大山道場に出向いては、大山空手の黒帯たちを組手でガンガン倒していったと言われている。ただし、大山道場時代の伝説の師範代・安田氏(前蹴りの安田)との組手では、前蹴りをもらってしまい、腸の破裂という大怪我をしたこともあったらしい。
 太気拳は常に極真の良きライバル。陳老師以上の達人と言えるかもしれない。

vsジャック・サンダクレス(ストリート・ファイティング):ウソ
 本名はジャック・サンダレスク。
 アメリカで空手デモンストレーションをしていた大山倍達をみて「大山先生はオーラを発しているように見え、すぐに入門した」と本人は語っている。
 師弟というより親友の関係で、2人でよくストリート・ファイトをしに出かけたらしい。
「我々には突きも蹴りも要らなかった。平手打ちだけで十分だったよ。よく総裁とウエストサイド14番通りの荒っぽいバーにいた、悪い連中を一緒に叩き出したものだよ」。
 大山氏の親指だけの逆立やバーでのギター演奏(?)を見せてもらったこともあるそうである。
 ちなみに、アメリカ・ギャングについては、「ギャングは私の友達さ。今でもニューヨークのマフィアには知り合いが多いよ」。
 そして、大山倍達という存在を一言で言うと「生涯最高の友」だそうである

vsスペインの闘牛士(真剣):不明

vsスペインの闘牛の牛:不明
188名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 18:00
vsオハラ(カポエイラ):ウソ
 カポエイラと戦ったのはホントらしい。逆立ちはしてないらしいけど(笑)

vsペドロ(カポエイラ & ナイフ投げ):ウソ

vs林 練山(太極拳):ウソ
 存在そのものがウソ、林 練山は存在しない

vsゴリラ:ウソ
「空手バカ一代」の中に出てくる、大山倍達VSゴリラの水彩画であるが、あの大山氏の廻し蹴りのフォームは、そのまま別の写真の構図である。真っ赤なウソ。また、大山氏は弟子達の前での笑い話として「私は、雌ゴリラと戦ったことがあるがね〜、キミィ〜、ゴリラは拳が握れないんだよ〜。それでね、金的を蹴ったら、金玉(雌って言ったじゃないか、大山先生!)が硬くてね〜、こっちが痛かったよ」という笑い話をしていたという(笑)。

vsイラン棒術使い:不明

vs李青鵬(中国拳法):ウソ
 存在そのものがウソ、李青鵬は存在しない。
 これは、企画だけ持ちあがったVS新日本プロレスとの5対5マッチのアイデアと、アメリカでのテコンドー勢力との競り合いと、カンフー映画のカクテル。当時、極真空手がニューヨークで、テコンドー道場と勢力争いをしていたのは、事実。バレット・オリバーが極真の宣伝のためにテコンドーの大会に出場して、軽・中・重量級の全階級で優勝(!!)を勝ち取ったということもあったそうである。「空手バカ一代」でのオリバーの活躍はここから来た? ちなみに、オリバーは軽・中量級では、そのテコンドー大会を3連覇したそうである。オリバー強い! まるでホイラーみたい(笑)。

結果
ホント:1
ウソ:6
不明:16

ホントなのは山篭りだけ!
ホントにただの町道場のオヤジだ・・・
189名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 18:00
葦原英幸編

葦原英幸vsヤクザ数十人:不明

葦原英幸vsプロレスラー:不明

葦原英幸vsジョン・ブルミン:不明

葦原英幸vs四国空手界道場破り:ホント
 ホントに道場破りされた人は、葦原氏を「野蛮人」よばわりしている。
 芦原氏が襲った道場とは、少林寺拳法の道院のことだったらしい。あの巨大組織少林寺拳法に、その城下町でケンカを売ったのは凄過ぎ。芦原空手側にも、少林寺拳法側にも「ストリートでむこうさんを叩きのめしてやった」というエピソードがあるらしい。なんと物騒な!ある意味、「空手バカ一代」以上かも知れない。

葦原英幸vs山狩り:ウソ

葦原英幸vs剣道家(真剣):不明

葦原英幸vs雲井代悟(柔道):ウソ
 モデルは実在。本名は「棟田利幸」。昭和23年生まれ。なんと柔道全四国大会10連覇のツワモノ。ただし、全日本では当時まだ若手だった山下氏に阻まれ上位入賞はなし。「山下君は若かったけど、とんでなく強かった」。また、愛媛県警察学校で柔道師範をしており、同時期に空手指導をしていた芦原氏に頭を下げ、突き蹴りを学んだそうである。空手対柔道の試合はしなかったが、芦原氏の空手については、「先生の突き、蹴りはそれはもう凄いスピードで、私とも組手をしてくださいましたが、当てずに止めていました。動きが速くて、目が鋭かったですね」と語っている。今でも生徒に「先生が雲井代悟なの?」と訊かれると「ああ。芦原先生は本当に強かったんだよ」と語る、カッコよ過ぎる柔道家である。

葦原英幸vsピート・マックレーン(放浪空手):ウソ
 モデルは実在。「ジャン・ジャービス氏」

ホント:1
ウソ:2
不明:4

ホンとなのは道場破りだけ!
ただの荒くれ者だ(笑)
190名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 18:00
添野義二編

添野義二vsキング・コブラ(ムエンタイ):ウソ

添野義二vsソムデス・ゴンペッチ(ムエンタイ):ウソ
 でも、添野氏のタイ遠征は本当のこと!
 1969年11月のことである。ラ・パジャマジムという陸軍系ジムに住み込んで練習。サカオ・チャルムーンという選手を相手に2ラウンドKO勝ちを納めて帰国。帰国後は国内キックボクシングで9連勝。連勝ストップは蔵前国技館でのVSアナン・ルーモコン戦。体重契約を破られ(添野ライト級・アナンミドル級)判定負け。
 この逸話が「空手バカ一代」のソムデス戦の基になったと思われる。ちなみに、アナンとはその後体重契約を守らせて再戦。KO勝ちでリベンジを果たしている。添野義二、彼の逸話はかなり現実的である!

添野義二vsモンク・ガロップ(レーバン式ムエンタイ):ウソ
 レーバン一派は全部ウソ!

添野義二vsダーヤン(レーバン式ムエンタイ & ケンカ殺法):ウソ
 レーバン一派は全部ウソ!

不明:2
 誰か知っている人います?
191名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/06/13(水) 18:01
その他の人々

黒崎健時(元右翼学生)vsヨーロッパの道場破り(ハラキリ事件):不明

黒崎健時(元右翼学生)vsムエタイ:ホント
 相手はルンピニー・スタジアムのウェウター級王者「ラウィー・デンチャーチャイ」
 ここで、黒崎は負けた。しかし、初めの内は、黒崎氏がパンチ&キック連打で押していたと云う。その後で、未知なる領域、首相撲からの膝蹴り&肘打ちで痛めつけられ、最後は肘でKOを取られたが・・・。
 今から考えれば大したことであると思う(無論、無敵の大山空手とは云えないが)。また、あのジョン・ブルミンが「たくさんの人と組手をしましたが、負けたと思ったことはありません。ただ、黒崎先生にはかないませんでした」と言ったというから、「この人、ヤバイ」という恐怖を相手に植え付けるよう戦い方をしたのだろう。私(はみだし唐手氏)は評価したい。
・この時の黒崎氏はもう師範代で「監督」役で行っていたのに、その場で対戦を要求され、そのままでちゃったのではなかったかな。年齢差があったと思われます。ただ、要求されてすぐ、リングにあがっちゃう黒崎氏!おそるべし!

真樹日佐夫vs陳耀林(陳派・中国拳法):ウソ
 試合は完全なる「演技」なので、戦績には入れることは出来ない。真樹氏に公式の戦績はないと言えるだろう。

真樹日佐夫vsムエタイ・ミドル級王者:不明

大山泰彦vs他流派25派:不明

ウィリー・ウィリアムズvs熊:ホント
 しかし、あの熊はサーカスの熊で、爪も牙も抜かれていたとは有名な話。取っ組み合ったのはホント。殺したかどうかは不明。

ウィリー・ウィリアムズvsアントニオ・猪木:ホント
 試合結果・ノーコンテスト

おまけ

極真空手の永久不敗:ウソ
永久腐敗ならホント(笑)

あ〜しんどかった。

まだまだ不明が多いが、ホントなのはちょっとだけ!
しかも全然たいしたこと無い事で!

にしても、信じてただけにショックが大きい!
オ○ムの脱会信者の気持がよく分かる(極真はオウ○かい!(笑))

頼むから誰かホントだと言ってくれ!(笑)