中国拳法は近代の創作!!

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1981の話は真面目に議論する価値がないことを改めて指摘しよう
>学会では定説らしいね。

まず「らしいね」という伝聞。しかもどこの研究者のシーンなのか不明。
これが「疑問1」
この時点であまりにも材料がないため議論になりようのない予感。

>実際今の中国拳法が姿をあらわしたのは
>明治維新のころ。

このソースは学会の定説なのか、
それとも次のセンテンスにある「古流柔術家の小佐野淳氏」の発言なのかがハッキリしない。
これが「疑問2」

>古流柔術家の小佐野淳氏は中国のキンナ術は日本柔術の
>亜流だとはっきり言ってますね。

古流柔術家の小佐野淳氏が
中国武術の関節技は日本柔術からパクったということを主張しているということはわかったが
あなたの主張はこれを唯一の根拠としているのでしょうか?
これが「疑問3」
あなたが実際に中国武術の関節技を体験してそう実感したのでしょうか?
それはどこの誰によって体験したものなのでしょうか?
これが「疑問4」

>合気の原理は剣術が主流の日本でしか生まれないらしい。

合気の原理と中国武術がどう関係するのでしょうか?
実際に中国武術家が合気の原理を口にしたのでしょうか?
これが「疑問5」

>意拳を創った人も柔道なども参考にしるらしいし、
>最近では防具をつけたの打ち合いを行っていますが、
>これも日本のぱくりですね。

これと、全ての中国武術が近代の創作とするあなたの乱暴な理屈は
どのように結びつくのでしょうか?
これが「疑問6」

>もともと中国拳法というのは明確なものはなく、
>共同体に伝わる踊りのようなものでした。

最初は伝聞調で書いていたのに、このセンテンスでは言い切っていますね。
これはどのようにして調べたのでしょうか?
参考になさった本や史料などを教えてください。
これが「疑問7」

>近代に創出された近代中国拳法は使えそうな
>技はなんでもとりいれてできていますし、
>今でもそうしています。

近代に創出された近代中国拳法以外の、そうでない中国拳法はもうないのでしょうか?
そしてその分類はどうなっているのでしょうか?
あなたの中でしか通用しない分類ではなく「学会」とやらで定説となっているものでしたら
教えてください。
これが「疑問8」
(つづく)
1991の話は真面目に議論する価値がないことを改めて指摘しよう:2001/08/24(金) 22:02
(つづき)

>キンナは合気道や柔術に似た関節技があるそうですが、
>殺人術である中国拳法でこれらの技が発展するとは
>思えません。

あるそうですが、と伝聞で始まり、あなた自身がキンナをご存知ないことを露呈しつつ、
殺人術=関節技が発展しない、という飛躍を見せ、さらに、

>中国拳法の本来の関節技は相手の関節を
>ぶち折る荒っぽくて危険なものが本来のものです。
>また中国拳法は本来打撃を主体としたものです。
>中国拳法が他流派間の交流を行わなかった原因の
>ひとつもそこにあります。

と断定。

>敵も傷つけずに取り押さえるような技の発想は中国
>拳法からは生まれません。

要するに、最終的に
「中国武術の関節技が日本柔術からパクった」
という根拠のないご自身の主張に結び付けたいがために書いたわけですよね。

どこから得た伝聞か知りませんが、それを持ってして断言されても、
実際に中国武術を習うなりしてお勉強されてはいかがですか?
としか言いようがありません。

まずこちらの「疑問」に全部答えてからでないと議論は無意味。
この「疑問」に答えられない以上、
1の問いかけは調べもしないで思いついたまま与太を述べているにすぎない。
ただの思いつきトンデモ説には、反論する必要すらない。