ネット汚物・田口ランディは盗作ゴリラPart3

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605吾輩は名無しである
田口ランディの作り方について書き込みしてた人が以前いらっしゃいました。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/4644/992737089.html#R233
>そして、電波入ったのはやっぱりオカルト系の仕事を経てですか。
>道理で、宗教論にしても精神論にしても中途半端だなわけだ。
606吾輩は名無しである:01/09/04 01:33 ID:xM/blGiE
よく知らないんだけど、昔、オカルトブームってのがあったんでしょ?
爆笑問題の「今日のジョー」で知ったんだけどさ(w
やっぱそういう時代の影響? ランディばーちゃんのオカルト好きは。
607吾輩は名無しである:01/09/04 01:55 ID:aA4r9Wec
>606 爆笑問題の「今日のジョー」に載っていたのって何時頃の
オカルトブーム?
五島勉の「ノストラダムスの大予言」や、ランディとも仲良し清田くんの
スプーン曲げとかだったら、1970年代だけど。
608吾輩は名無しである:01/09/04 15:08 ID:xi9zPpUo
>606
安易に「癒し」と結びつけるところからして、
シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ナ・リム」あたりから始まる
80年代じゃないの?
「つながってる」とか「シンクロニシティ」とか「シャーマン」とか
サンマーク御用達ってのもそれっぽい路線だし。
609吾輩は名無しである:01/09/04 21:42 ID:3R1b5BGw
えーとちょっと待って。いま確認する。

1974年の7月13日、「エクソシスト」が日本公開され、
空前のオカルトブームが巻き起こりました。

〜寝相の悪い女だったよな。ポンポン飛びハネちゃって。
あんな奴とは一緒に修学旅行行きたくないね〜

だ、そうです。一体、どういう女が主人公なんでしょうか(w
まあそれはおいといて。

>シャーリー・マクレーンの「アウト・オン・ナ・リム」

これもよく知らなかったりするんですが、じゃあランディさんの
オカルト癒しは70年代と80年代のリミックスというか、
ラーメンにトンカツをぶちこんだようなもんなんですかね? よくわかんないけど
できればそれ、別々に食べたい、趣味悪い、みたいな。

なんだか年上の知り合いが「僕より上の世代の手垢のついた
世界観の薫りがぷんぷん漂ってきて
うんざりだ」と申しておりましたもので、へえ〜、昔はこういう世界が
流行ったんかいなーと、目を点にして読ませていただいておりました。
この人、年相応にしていれば問題ないと思うんですけど、なんかやたらと
若ぶっている感じがすっごい違和感だったもんで。まあいいんだけどさ。
610吾輩は名無しである:01/09/04 21:58 ID:aQzTd/8M
乱ディ&腐桑社逝ってよし!
611吾輩は名無しである:01/09/05 01:18 ID:raCYKre.
>609
「エクソシスト」というオカルト映画では、悪魔に取り憑かれた少女が、
それこそベッドの上で「ポンポン飛びハネちゃって」暴れたり、
大人の男の声で聞くにたえない悪態をついたり、首を180度回転させたり、
いろんなことをやるのです。
題名の「エクソシスト」というのは、取り憑いた悪魔を祓う神父さんのことです。
ランディは『モザイク』で、登場人物に
「あの年頃の子供はエクソシストだ。怪物だぞ」
なんて言わせていますが、これはランディがエクソシスト=怪物、悪魔と勘違い
したせいと思われます。
http://tools.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/4644/@geoboard/97.html

「エクソシスト」と同時代のオカルト物件としては、五島勉著『ノストラダムス
の大予言』(1973年)、これは 1999年7の月に空から恐怖の大王が降ってきて
人類が滅亡してどうのこうのというアレです。『モザイク』では女主人公のミミが、
この予言をなんとなく信じていて、サバイバルに役立つだろうと自衛隊に入った
とかあったような気がします。2000年過ぎた時点で30そこそこの女性の発想として、
これがアリかどうかは微妙なところです。

それからランディとも仲良しの清田くんのスプーン曲げも、1970年代にブームです。
清田少年(当時)の超能力は、つのだじろう『うしろの百太郎』という漫画でリアル
タイムに紹介されていまして、確か当時は、雑誌か何かの自動販売機からお金を
入れずに商品を取り出すこともできてしまって、怒ったお父さんが「二度とやるな」
とか叱って、お金を入れ直したとかいうエピソードもあったような。
ちなみに『うしろの百太郎』は、週刊少年マガジンに1973年からの連載。主護霊、
指導霊、背後霊、自縛霊などの概念や、こっくりさんのやり方をいたいけな少年少女に
教えてくれた漫画でもあったり。
612吾輩は名無しである:01/09/05 03:10 ID:WV2NjxGQ
誰もがレンタルビデオを紛失する可能性はあるわけだけど、その場合の
補償については、説明を受けた覚えがないぞ。
TSUTAYAもレンタルの料金システムについては大声で説明しているけ
ど、そういう説明してるか?いや、されていない。

会員情報を売ることについてモナー!
613吾輩は名無しである:01/09/05 03:20 ID:WV2NjxGQ
>>612
スマン。かちゅで誤爆。鬱堕詩嚢。

シャーリー・マクレーンってのは「アパートの鍵貸します」などで知られる女優で、晩年に
精神世界にハマって有名になった人だね。

…とか書こうと思ったのに。別板のをアプしてしまた(;_;)
614吾輩は名無しである:01/09/05 10:47 ID:YK43AjLY
>613 だいじょうぶ、泣くな〜。

シャーリー・マクレーン『アウト・オン・ア・リム』は1986年刊とのことで、
月刊「ハロウィン」の創刊と同じ年かな。チャネリングによってハイアーセルフ
や宇宙人と交信しては、ありがたいお言葉を受け取るのです。チャネリングを
する人はシャネラーならぬチャネラーと言います。と学会いわく、宇宙イタコ。
シャーリーが懇意にしていたチャネラーは、インチキがあばかれちゃったという噂も。

ランディも大好きシンクロニシティの提唱者はユングで、共時性だの意味のある
不思議な偶然だのということらしいです。シャーリーの著作や、『第七の予言』で
注目されたのは、やはり1980年代後半。

シャーリーは前世がどうのこうのという話もしていますが、そっち系については、
最近では隔月刊「本当にあった怖い話」の連載か、「プチフラワー」の四コマ漫画を
参照すればいいかも。

で、1980年代後半から90年代前半の、ホラー漫画誌がブームで乱立していた時期は、
どさくさにまぎれてと言っては失礼ですが、昔懐かしという感じの人もぞろぞろ復活
したりしていたのです。その中には、ちょっと神道系の新興宗教っぽい方々も。
ランディさんが業界人日記や『アンテナ』で取り上げたのもこっち系統では。
ホラー漫画誌の描き手による漫画エッセイでは、業界人日記の頃のランディ同様、
神社めぐりが好きで趣味みたくしている人もけっこういました。
あるいは、少し昔の「ムー」に載っていた話を一周遅れで出しているような感じ。
『アンテナ』で主人公の母親がはまった新興宗教のモデルは、出口王仁三郎の
大本教というか、それから派生した新興宗教らしいけど、このあたりは、少し前の
「ムー」によく出ていた(最近はあまり)ような気も。

我ながら、長文ウザいわ、スマソ。
615吾輩は名無しである:01/09/05 15:59 ID:fS8WfMfg
昔話をしったかぶって小出しにしているランディも、
その世代を知らない今の世代の人が見れば何かオカルトを極めたように
見えるのかなあ?なぞ。
わたしの先輩は、「あの世代であんな歳して、いまだにそんな事言ってるのは
よっぽど頭が悪いか、若い世代をだまそうとしている詐欺士だろう」と言ってた。
616吾輩は名無しである:01/09/05 16:13 ID:BZ3ylTLA
614に同感。

ランディのオカルト風味の癒しは70年代と80年代のリミックスじゃなくて
80年代以降のものだと思う。それまでは特別な人のものだったオカルトが
614さんがあげてる『アウト・オン・ア・リム』や『バシャール』などで
「自分探し」だとか「ヒーリング」に使われるようになった。
それが「波動」関連でビジネスになったのがこのあとだけど
このあたりで出てきたニューエイジ系はとかく「シンクロニシティ」を
謳うものが多かった。ガチガチのオカルトである占術理論では
ずっと前から言われてたことだけど
「占い」はインチキと受け入れなかった人たちが
「ヒーリング」って言葉でコロっと受け入れた。
その流れから90年代前半の天使ブーム、そして新興宗教ブーム
「気持ちイイことしなさい」の脳内革命ブームと続いたんだけど
脳内革命も新興宗教もインチキだって下火になった。

で、ランディが使い始めた。
ほとぼりが冷めてみんなが忘れた今を狙ったのか、それとも
「わっ!新しいワ、コレ」って思ったのかわからないけど。
ちなみにセックス多用もランディが大好きな道教(これも「タオ」関連で
一部でヒットしてた)にあることで、あまり新しさは感じない。

どっちにしろ、だからある一定の年齢以上で
当時、読んだり、見聞きした人には「今さら」感は強いと思うし
知らない人は、当時と同じように「癒し」でコロっとハマるんだろうね。
617吾輩は名無しである:01/09/05 16:52 ID:doI6eReA
>616
んー、70年代もリミックスされているとは思いますよ。
というか、スプーン曲げの清田くんは、80年代後半から90年代前半にかけても、
けっこうテレビなどに登場し、大槻教授と対決したりしていたから、一種の定番ネタとも
言えますかね。オウムのあおりでそういうTV番組の企画が通りにくくなった事情などが
反映されているのが『アンテナ』(ネタ元は『スプーン』?)かなあ。ちなみに、『ムー』では
現在、「清田益章のサイキックステーション」が連載されていたりします。
『ムー』の今年8月号には、大本教の記事が載ってもいたり。これも定番か。

ランディが業界人日記でネタにしたもので、比較的新しいのはマヤ暦による終末ネタで
しょうか。これは確か『ムー』でネタにされたのが1996か1997年頃。「1999年が
過ぎちゃった後の終末ネタは2012年ときますか」と当時受けた覚えが。まあランディは
http://www.hotwired.co.jp/opendiary/randy/19991203.html
と1999年末に取り上げているから、半周ないし一周遅れだけど。
618吾輩は名無しである:01/09/05 23:32 ID:WJz1Ojgc
609です。詳しい御教示ありがとうございます。
それにしても、いろいろ幅広く取り入れている……というと
聞えがいいですが、あっちこっちのつまみぐいで、
しかも元ネタにしているところからして底があさーい感じを受けました。
自分なりに得た結論:ムーの愛読者だったんですね、ランディさんは。
619吾輩は名無しである:01/09/06 00:06 ID:m/ZPsxjM
>618
ランディが「ムーの愛読者」だったかどうかは微妙。
読者だったら毎度お馴染みのはずのネタも、彼女の日記では、最近始めて聞きました〜
みたいな感じで書かれているから。まあ、演出かも知れないけど、サンマークの人経由か
何かで、その手の人脈から口コミであれこれ聞かされている様子が。

>616さんがお書きになっている『脳内革命』もサンマークだけど、週刊文春に徹底的に
批判されたのが1996年? これも船井氏のevaも、1996〜1997年あたりにかなーり批判されて
いるんですけど、ランディのある意味スゴいところは、知らないのか知らんぷりしている
のか、1998〜1999年以降に堂々とその路線を出しているところでしょうか。批判されていた
ことを踏まえて、その話題を出すという感じでもなく。

この話題のおかげで、別冊宝島『洗脳されたい! マインド・ビジネスの天国と地獄』
(1997年刊)まで思わず本棚から引っ張ってきてしまったり。俎上にあげられているのは、
アムウェイ販売員の自殺未遂騒動、法の華(『モザイク』に登場?)の強引な金集め、
船井氏の「百匹目のサル」と元ネタの『生命潮流』のインチキさ、など。
ついでに「カウンセリング業界の躁鬱」という記事もあったりする。あおりは、
>自称カウンセラー、/自称セラピスト――そんな輩が今まかり通っている
>「癒してあげたい症候群」が増殖するニッポンで、
>おこがましい感性が成立してしまうこんな事情、あんな事情!
……誰かを思い出すなあ。
620吾輩は名無しである:01/09/06 12:04 ID:j8sItCA2
1997年といえば、「知ってるつもり」でエドガー・ケイシーをやったせいで、それ系の本が
本屋に並んだのがこの年みたい。その前の1990年代前半あたりにも、神智学っぽく(?)
アカシックレコードにアクセスしてどうこうする若年層向けフィクションまたは臨死体験者
が予知した未来の話とかもあったし、ホラー漫画雑誌にもユングを下敷きに(?)、アニマ、
アニムス、シャドウがどうこうという漫画や記事もポツポツ載っていたり。

まあ、ランディの『コンセント』でつながるのが、アカシックレコードにせよ集合的無意識
にせよ、彼女がユングをお勉強したのはもっと昔だろうから関係ないかな、と思ったのだが、
http://journal.msn.co.jp/worldreport.asp?id=randy&vf=1
>・臨床心理学の、特に心理療法(夢分析・サイコドラマ)を勉強中。
というプロフィールを見ると、ユングのお勉強は1998年以降ですか?という気も。
(MSNのコラムは1999年初頭から)。

http://www.dejicon.com/bn/?2001050066268706023266.cybazzi
に引用されているMLのログにある
> ただ本格的に臨床のカウンセリングの勉強をしました。専門は夢分析で、
>ユング派の先生について教育分析を受けてきました。
この日付けは1998年9月22日。