喘息  

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314こんなのが
ペットと育った子はアレルギーになりにくい? 米専門家ら

犬、猫などのペットがアレルギーの原因となることはよく知られているが、
乳児期に身の回りにペットがいた子どもは、成長してからかえって
アレルギーになりにくいとの研究結果を、米国の専門家らがこのほど発表した。
似たような結果は、ぜんそくについても報告されている。
この研究は、ミシガン州デトロイトにあるヘンリー・フォード健康機構の
クリスティン・ジョンソン氏らが実施し、先月の米胸部学会で結果を発表した。
ジョンソン氏らは、473人の子どもを追跡して、乳児期のペットとの接触と
その後のアレルギーの有無との関係を調査。
その結果、満1才の時に2匹以上の犬や猫と接触していた子どもは、
7才までに、ペットやそれ以外の原因物質によるアレルギー症状を
起こしにくくなっていることがわかった。
さらに、乳児期をペットと共に過ごした男児の中には、
肺機能がよく発達する傾向も見られたという。
315314の続き:2001/06/30(土) 13:18 ID:???
またぜんそくについては、バージニア大学のトーマス・プラッツミルズ博士が、
12才から14才までの子ども226人を対象に同様の研究を行い、
3月に結果を発表している。それによると、
幼い時期にネコのフケと接触のあった子どもの方が、ぜんそくにかかりにいことがわかった。
スウェーデンの研究チームによる調査でも、これを裏付ける結果が出ている。
米環境衛生学研究所のダリル・ゼルディン博士は、こうした報告について
「今まではペットとの接触でアレルギーが増えるというのが一般的な見方だったが、
それが見直されているようだ」と語る。アレルギーやぜんそくの患者が増えているのは、
子どもの環境が衛生的すぎて抵抗力が育たないせいだと考える専門家もいる。
ジョンソン氏らの研究では、この仮説に沿った結果が出たといえる。