カイロプラクティック Vol.3

このエントリーをはてなブックマークに追加
652名無し@カイロ
さて、釈迦に説法ではありますが
全ての関節には正常可動域があります。
この可動域が何らかの理由によって減少すると(関節可動減少)
筋にストレスとなり、疾患になりえます。
例えば、環軸関節の可動性が減少すると首の回旋がつらくなり
筋はストレスを受け、頚部痛や頭痛につながります。
この可動性が減少した関節に対し、可動性をつけるのが
カイロプラクティックの目的です。
653名無し@カイロ:2001/03/30(金) 16:05
具体的にはてこの原理を利用し
動きを付けたい方向に、短くすばやいスラストを
加えるのが皆さんがイメージするカイロです。
この過程でポキポキ音(矯正音)が発生しますが
矯正音が目的でなく、可動性をつけるのが目的です。
654名無し@カイロ:2001/03/30(金) 16:15
ではなぜ関節可動域が減少してしまうのか
筋スパズムにより骨が引っ張られる説、靭帯が短縮してしまう説、
また関節包内の類半月様ヒダがかみこまれてしまう説、
などがありますが、証明はされておりません。
可動域が減少すれば関節内圧が変化し
ジョイントレセプターがそれを痛みとして伝える説もあります。
655名無し@カイロ:2001/03/30(金) 16:26
なお、可動域が減少した関節に付く筋には
筋緊張かスパズムがほぼ必ず存在します。
この筋の問題を取り除かなければ、再びその関節は可動域を減少させ
症状の再発につながると考えるカイロプラクターも多く
結果、様々なテクニックが氾濫しているわけです。

またこれは大変重要なことですが、
カイロは病気を治すのではなく、ストレスを緩和させることにより
自然治癒力を向上させることを目的としています。
アメリカにおいては、治療に先立ってX線と理学検査を
行うことが義務付けられています。
以上。