■■将棋の棋譜貼り専門スレッド Part5■■

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307zzz
010 僕の振り飛車は珍しいのですがたまにやります。
023 いつもは自分が相手の形(5七銀左戦法)でやるので自分とやっているみたいですね。
024 銀上がりを保留して△5四歩とか△6四歩が他によくあります。
026 相手は急戦の仕掛けを狙ってくるのでこの香上がりは損のない手です。
030 △5四歩や△6四歩は▲4五歩と仕掛けられます、4五歩の仕掛けを受けながら7六の歩取りを狙っているのです。
031 あくまで▲4五歩(△同銀と取れない)を狙った手です、この手では▲5五歩△6五銀▲7五歩△7六銀▲3五歩△同歩▲3八飛と指すのも有力です。
034 △6五銀▲7五歩△7六銀の三手はこの形の筋です。
先手は後手の銀を懐におびき寄せた感じですし後手にしてみれば王頭に
035 普通は▲2六飛とかやるんでしょうがこの手は面白くかつ意味の深い手です。次に▲7四歩を狙っています、そこで後手が5四歩とつくと将来後手の
039 この筋の歩をきって(突き捨てたり取らせたりして歩をわざと捨てる時に使う表現)銀の逃げ場をなくし銀の捕獲を狙うのです。
040 相手から取ってもらった方が得なのです。
041 これで全面的戦いになりそうです。ここまでは王頭(ぎょくとう)の部分的なものだったのです。
044 △6五歩から△7四歩は攻めの味を作って自王の懐(堅いのと対照的な概念)を広げて全面的な戦いの前に指したい手なのです。
045 飛車先の歩の突き捨ては大事なところでタイミングが難しいのです、プロでもしばしば誤るのです。
048 手を求めて戦いの場を広げてゆきます、振り飛車から攻める場合特に切れ筋になりやすいのです(捌きがヘタなせいでしょうか?)。
050 いよいよ角交換します。
052 △3五歩の効果で2四に利いているので▲2四飛がいまのところありません。
054 引き場所が難しいのですが△4二飛と△4一飛の比較してこちらをえらびました。
055 依然として▲2四飛(この手が成立するとこちらは火が付いたように忙しくなります)はできません、△3三角があるからです。
058 一旦は渋く受けます、桂の活用を考えてのことです。
061 ここでも▲2四飛なら△3六歩でいけないのです、この▲3一角に△6二飛と逃げると▲3五歩で完封されそうです。
062 飛車角交換で受けます、この角もなかなかいい位置ですから形勢は互角でしょうか。
065 歩切れを解消して味のよい手です、▲2四飛とくると△4五桂(飛車銀両取り)があるのです。
066 角が目標にされやすいので好位置に構えます。
067 角の効きをうけながら飛車の横効きで銀取りです。
070 つらい退却ですが無理をしては勝てません、相手の歩切れも大きい痛手なのです。
308zzz:01/09/11 02:01 ID:yZrXrV/s
071 さてこのあとの展開を読みながら指し進めます、相手の攻めを遅らせることが一つのポイントです。
074 桂は手を稼ぐ(一手と桂の交換)駒として働きましたのでこちらは桂よりも角の働きをよくすることが先決なのです。
078 これで角が完全に捌けて有望になってきました。
080 後手の2枚飛車がくる前に攻めの手掛かりを作りたいところですが、ここはまず攻防の香を打ちます。
084 相手の受けの駒(この場合は金)を1枚ずつはがしてゆきます。
085 いよいよ2枚飛車の攻めがきました。
086 ▲6一飛成とこられてはいけないのです同じようで△5二歩は▲4三成桂から▲5二成桂を狙われて一手負け(相手の寄せが一手速い)になりそうです。
091 ガッチリ受けて相手の攻めを遅らせるのは、終盤戦でよく現れる手筋です。
092 先手陣への寄せはいま一つ遅くなりますがこの馬の位置は最高の位置ですので攻防共に有望です。
094 ▲5五桂(相手からの狙い筋)がこないうちに攻めますここが先手の急所の筋です。
095 力強い受けです、ただし桂が王の逃げ道をふさいでしまっているので一長一短でしょう。
098 あくまで7筋からの攻めを狙います、次は△7六歩▲同桂△7五馬が狙いの1つです。
099 7七の地点が危ないので受けました。
100 2枚の竜の効きがあるといつでもこちらにとって危ない筋がたくさんあります、効きをそらす手筋です。
101 1枚の竜は受けに使う手です。
102 予定通りの攻めを敢行します
105 この反撃は仕方ありませんが先ほど竜の効きが1枚になったので大丈夫なのです
110 馬を逃げる手が竜取りの先手になります。
112 これが入ってこちらの優勢がはっきりしてきました。
114 逃げられないように慎重に寄せてゆきます。
118 この手で△6五同銀は▲同桂で難しくなります、3八の角が7四に効いているので強く戦えます。
127 だいぶこちらも攻められました、ここはしっかり受けて▲4八馬の手を間に合わせたいのです、さてどうやるのが正解でしょう。
128 馬を取られるよりも▲7三銀成△同王▲8五桂とこられるとこちらには詰めろがかかってしまうのでした。
129 王の早逃げはよくある手筋です。
133 この辺りの先手の指し手は、形作り(投げ場を求めて一手違いの形にするプロのマナー)です、さて相手には詰みがありますが。
136 以下▲同王は△5九馬▲同王(▲7八王は△6八馬▲8八王△7九馬▲同王△8八金)▲5八金まで。また▲8九王は△8八金▲同王△6八飛成▲9七王△6四馬▲同金△8八銀▲8六玉△7七龍▲7五玉△8四金まで。