大和級対アイオワ級

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35名無し三等兵
>>33
遠距離砲戦になれば弾着時間がかかるのは当然なので、
別に>>32氏の書いていることはおかしくないですよ。
但し40秒だとちょっと近いですね、22,000-23,000m位でしょう。
30,000mから戦闘開始となれば50秒を超えます。充分遠距離です。
アイオワの手数の差が出てくるのは近距離になってからです。
しかしながら遠距離での戦闘が先になるでしょうから、
かえって初速の低いアイオワの方が遠距離では厳しいでしょう。
発砲から弾着までの時間がかかるということは、相手の
未来位置が大きく変わることになって、そのまま命中率を
下げることになりますから。
それと、アイオワの発射速度の早さといっても、20,000-30,000m
の距離だとどうしても弾着まで30-50秒かかるので、手数の多さを
誇れる前により危険な局面に陥らざるを得ないでしょう。
大砲の性能を比較する時、単位時間あたりの発射弾量が大きな
意味を持つのは地上での戦闘の場合ですね。
それと戦艦に比して小型の艦艇の場合でしょうか。
地上と違って水の上に浮いている戦力単位は沈めば一瞬で「零」
になります。その為に必要なものはたくさん命中させることより、
一発で致命傷を与えることです。特に戦艦では。
36名無し三等兵:2001/05/07(月) 09:20
(続き)
「相対距離がクルクル変わる高速の水上砲戦」では、
何をどうやった所で命中弾を得ることは「無い」ので、
レーダーを使おうと使うまいと、斉射ごとに諸元をすべて一から
やり直すことになります。
当時のレーダーは所詮は距離を測る道具でしかありませんから。
双方攻撃意欲旺盛ならば、細かい運動をせずに各射撃ごとの
状況(遠弾・近弾)を方位盤にインプットして行くので、
徐々に弾着は目標を捕らえていくようになるわけですし。
いくら手数の多さを持っていても、第一弾の観測もせずに第二弾を
撃つことはないので、弾着時間が重要な要素になってくるでしょう。
残念ながら20,000-30,000mの砲戦では、アイオワの手数の優位を
発揮することは出来ないようです。

このスレ、設定が「大和、武蔵、信濃(特攻機満載)vsアイオワ級4隻」
なんですが、飛行機が出てくるのは反則だと思うんです。(笑)
だから、信濃を戦艦にするのは面白いなァ、と。