大和vs護衛艦3(護衛艦主導の場合)

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69前スレの983
前スレの 996. (119)さんへ。
>ミサイル
>が命中する時、そのエネルギーは一般的に本体重量で計算されるものと私は
>理解しております(そうでなければKEMの意味が無くなります)。

スタンダードミサイル(SM-2 MR)全体の「運動エネルギー」は「14インチ
砲弾相当」ですが、その「破壊」の性質は多分相当異なる。

 弾頭 速度 活力 備考
 612kg 850m/s 221.1MJ SM-2 MR全体
 113kg 850m/s 040.8MJ SM-2 MR弾頭のみ
 680kg 800m/s 217.6MJ 14"砲弾の一例

活力(運動エネルギー)=(1/2)×重量(kg)×速度の自乗[ジュール]

鋼板にミサイルが命中した場合、その運動エネルギーは鋼板にかかる。
しかし激突の瞬間、ミサイル本体は破壊され、力が逃げてしまいます。
シェフィールド の場合、ミサイルが原型をとどめているのは、薄い外板が
マイルドに受け止めたからです。

前スレの 764.から「SM-2 MR」のスペックの詳細
重量 Weight 1,380 lbs. (621 kg)
寸法 Dimensions 13.5" X 14 feet 7 inches (34.3 cm x 4.41 meters)
弾頭 Payload 250 lbs. (113 kg) continuous rod
射程 Range 3,000 - 180,000 yards (2,740 - m)
7069:2001/04/15(日) 01:05
特攻機と爆弾の比較。
単発機の機体重量2500kg 搭載爆弾120kg 速度540km/h(150m/s)
全重量 爆弾重量 速度 全活力 爆弾活力 備考
 2620kg 0120kg 150m/s 29.5MJ 1.35MJ 単発機
 0680kg 0680kg 300m/s 30.6MJ 30.6MJ 680kg爆弾

680kg爆弾と特攻機の「活力」は約30MJでほぼ同等。しかし破壊力は別。

単発機と搭載爆弾の、運動エネルギー比
29.5MJ : 1.35MJ = 95.5% : 4.5%

この場合運動エネルギーの大部分は機体側の物です。しかし破壊力は主に搭載の
爆弾によります。機体は敵艦に激突した瞬間に、バラバラになることが多い。

機体だけの体当たり例は、ミッドウェー海戦の友永機(九七艦攻)。
魚雷発射後に空母ヨークタウンに対して。
激突した友永機によって、ガソリンが飛び散り外板で炎上。しかし燃料は海上に
流れ落ち火は消える。損害は薄い外板が少し凹み、ペンキが焦げただけでした。
火災については、更に考えてみます。