大和vs護衛艦3(護衛艦主導の場合)

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272woodstock
>>269さん

>対艦焼夷弾が普及しない理由は簡単。火をつけるしか能が無い焼夷弾に対し、
>通常弾頭は爆風で吹き飛ばす・弾片で切り刻む・高熱で火をつけると三拍子揃ってる。
常識。推進薬が弾頭の炸薬で吹き飛ぶというのは別に新しい説ではないよ。
弾頭の爆発で霧状になると短時間で燃焼が促進されて威力が無くなる事が解っているから
誰もやらないんだよ。
さて、ここから下が突っ込みやすくてメロメロ…。

>大和の防御甲板は中甲板。上甲板、最上甲板は撃ち抜かれるから艦内火災は避けられない。
大和の最上甲板は35-50mm防御。
弾頭の貫通力はこの甲板の通過でほとんどエネルギーを消耗して上甲板で止まる。
【宿題1.】上甲板貫通の可能性について説明しなさい。
この区画は居住区画であり、戦訓により可燃物は極端なまでに排除済み。
弾頭の爆発によって何が直ちに燃え続けて大火災に至るのか説明が足りない。
さらに、爆発→着火→温度上昇→燃焼→火災までの
具体的なプロセス(主として時間経過)が全く無い。
【宿題2.】時間経過を考慮しつつ具体的に全経過を説明しなさい。
いつもこの点が欠けていて、意識的に避けているとしか思えない。
273woodstock:2001/04/18(水) 01:18
>バイタルパートの外で燃えて一番危ないのは電線被覆。
それほどカロリーの高い素材は当時ない。
一部屋にどれだけの量があると思っているのか?燃えやすいように剥き出しにはなってないよ。
【宿題3.】被覆の材質、量的状況を提示しなさい。

>高射砲・機銃・電灯・空調機等のために張り巡らされてるし、化学火災そのもの。
微量の高分子(笑)で化学火災とは言わぬ。
化学火災について回るガスにワクワクしているのであろう?
損傷時の破口は直ちに屋外である、有毒ガス・煙の滞留は無い。
艦艇設計で基本的にどこに配線が実施されているか知らない?
艦センター付近から一次配電として二次配電に分配する。段々粗になっていくよ。

>可燃物が連続しており、穴も開いているのだから電路を通じた燃え広がりは速い。
連続した可燃物は無い。
配管・配線ダクト(?)は燃焼しつづけるには狭すぎて酸素が足りぬ。
延焼が期待できそうな「電線通路」なら一甲板分、中甲板直下VP内両舷側、
天井230mm、側壁WTCを経て410mm。

>電路は装甲板も貫通してるから、消火できないとバイタルパート内まで燃え広がる。
気密性24時間。対毒ガス戦。これくらいの意味は自分で理解して欲しい。
VP外の通信経路そのものは主砲弾ではないが防御鋼鈑で保護するのが常識。
若しくはまばらな配置(上記)
それ以外の一般配線は延焼原因となるとは言えないほどに微量。聞いたことも無いし。
【宿題4.】VP内運用科が万に一つの延焼時、ボケっと指をくわえてみている確率を述べなさい。

>弾頭が爆発した時点で付近の応急班は吹き飛ばされてるから初期消火は遅れがち。
運用科の応急員がどこにいるのか狙えるの!へぇーーーーーーっ!(失礼)
居住区には戦闘態勢では乗員は配置についていてほとんど無人。
応急員配置所の詳細は図面が現存しないらしい。
【宿題5.】誘導装置の運用科狙い撃ちモードについて述べなさい。

>付近のポンプや泡沫消火器はまず吹き飛ばされるし、無事でも電路が切れたら使えない。
爆発による電路切断は損傷個所を中心とした局部的なものであって、
単純な話、コードを引っ張ってくれば使える。

>火災箇所を特定し、無事な応急班の位置を確認して送り込み、
特定なんぞ簡単だろうが。

>無事なポンプ・消火器を探し、ホースを火災箇所まで引っ張り…
>その間にも火災は燃え広がり、どこに新たな命中弾を受けるかもわからない。
だから、何がそんなに延焼速度を速める要素になるのか、全くリサーチ不足。
ハープーンだけは5-6発の同時命中だろう。
【宿題6.】「武蔵」戦闘詳報中、米第四次攻撃についてあなたの見解を述べなさい。
(10分間で爆弾直撃11、至近弾2、魚雷8。引き続いて爆弾直撃4、魚雷5。)
274woodstock:2001/04/18(水) 01:18
>他にも煙突を壊されたら高熱排気が甲板上を伝い、
>吸気口から吸い込んで中の人間が熱にやられたりもする。
吸気なら右舷でも左舷でもいくらでも切り替えはきく、それがままならなかったのは
赤城・加賀・・・ハァ-ツカレタ・・・。

>戦艦の防御は命中率の低い徹甲弾が少数命中することを想定したもので、
戦艦の防御は命中率の低い徹甲弾が多数命中しても自艦の砲弾サイズであっても堪え得る
ことを想定したもの。

>非防御部分に榴弾を大量にぶつけられることは想定していない。
「武蔵喪失(?)状況報告」参照。(もう面倒くなってきた…。)

>古い例だが、日進・日露戦争の戦艦群に最大の打撃を与えたのは15cm速射砲。
>バイタルパートは無事だったが、弾片に切り刻まれ火達磨にされて戦闘力を失った。
はいはい、そうだよね、その後第1次世界大戦でジュトランド沖海戦があったねぇ。
どの国も一生懸命勉強していたねぇ。

>第2次大戦でも、比叡やサウスダコタが同様の状況に陥っている。
両艦共行動力を失わずにサウスダコタは自力で問題無く帰投し、比叡は舵損傷だが機関部健在。

誰か手伝ってくれ...。