大和と護衛艦の撃ち合い Vol2

このエントリーをはてなブックマークに追加
381119
>>374
では以前も書きましたが、純粋な兵器スペックのシュミレーションというこ
とで選択Aの状況で考えたいと思います。距離は最大探知距離から、時間帯
は昼間、海面状態は凪ということで。護衛艦はこんごうとします。

303さんが計算しました通りこんごうの最大探知距離を46Kmとして、発見と
同時にSSM-1Bを8発発射(有効射程150km)。命中までは2分半。SSM-1Bの
移動目標(30knotで航行中の駆逐艦)への命中率は約80%とされていますの
で、期待値で命中は6発。367より2/3以上残っている燃料に引火し、5箇所
で火災発生。うち3箇所は大火災。また大和のヴァイタルパートの割合は約
60%ですので、期待値的に2発はそれ以外の部位に命中し貫徹し艦内で爆発
する可能性が高いと思われます(この間大和は最大戦速で接近したとしても
まだ主砲の最大射程内にこんごうをおさめることはできません)。

この時点で大和側は消化活動に移る必要がありますので、実質的に戦闘は不
能になると思います(煙のため視界が極端に悪化し射撃統制は不能、火災鎮
火のため速力は10knot程度に落とす必要があり、また甲板上に消火作業員が
出るため主砲は発射不能)。

この後の問題は、大和が火災を消せるかどうかにかかっているでしょう。私
見ではこれは困難であると思われます。特攻機に突入された米艦が史実でど
うなったか考えると、さらにダメコンが劣ると思われる日本艦の場合かなり
つらいと思われます(特攻機による被害のほとんどは残燃料への引火による
火災です)。ましてや367で書きました通り、さらに60発以上のSM2-MR(有
効射程80km)が飛来するのですから。結果的に大和は炎上し消火不能の状態
に陥ると思われます。
382119:2001/04/07(土) 23:27
381続きです。
この状態においてヴァイタルパートの中が安全かといえばそうでも
無く、火災は伝声管や電路等を通じ延焼していきますので、結局戦
闘能力ならびに航行能力は喪失されるものと思われます(誘爆防止
のための弾火薬庫注水、火災のための吸気不能による機関停止等)。
一般的な「撃破」の状態だと思うのですが…。