セリカと語ろう -2ndstyle-

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少年が真っ赤になって湯船に沈んでいるのは、もちろん熱いからではない。
彼もまもなく中学生、もう異性が気になる年頃だ。
目の前で姉が、さすがにちょっと照れながらも、身体を洗っている。
弟から見ても、姉は美人の部類に思えた。身体も彼には綺麗に思えたし、それは目のやり場に困るほどだった。
「おやぁー? おねーちゃんの裸見て、こーふんしたかなー?」
おどけた調子で姉に聞かれても、返答できない。実際、刺激的なのだから。
沈黙を続け、湯船に沈んでいる少年の正面に、泡を洗い落とした姉が入ってきた。
もちろん、向かい合わせだったので、弟は慌ててうつむき、目をそらす。
「なおきとお風呂入るの、何年ぶりかなあ.....」
しみじみとした口調だった。弟が不審に思うほど。
思わず顔を上げてしまい、湯面から出ている姉の胸の膨らみを見てしまって、また顔を伏せる。
どぎまぎする弟の様子を見ていた少女は、やや真顔になって聞く。
「ねえ.....おねえちゃんの身体...きれいだと思う?」
「ふえ?」
突然の質問に弟は面食らい、恐る恐る顔を上げた。やがて、小声で言う。
「......うん....きれいだと....思う」
「じゃあ、いっぺんよく見せてあげるね」
ざばぁっ....っと、姉が湯船の中で立ちあがる。
上気した少女の身体が、少年の前にあらわになる。
「お、おねえちゃん!?」
「ちゃんと.....見てね.....今日だけだから」
雰囲気に飲まれ、少年は姉の裸体を言われるままに見つめる
9042:2001/04/01(日) 17:05
彼より年上とはいえ、3つしか違わない、まだ幼さを残す身体だった。
膨らみきってない胸。脂肪の少ない、すんなりした手足。まださほどくびれてないお腹。
でも、それは綺麗だった。弟の目から見ても。
やがて少年の視線は、下腹部の、無毛の亀裂に向かう。
少女は弟の見ている場所に気付き、言った。
「そこ....興味ある?」
「.......うん」
「触ってもいいよ」
「いいの?」
「うん....今日だけ....ね」
少年は、おずおずと手を伸ばした。
指が触れ、探るように亀裂を撫でる。
「なおき? そこ、もっと見たい?」
「うん....」
弟は既に、かなり興奮している。冗談ならば、そろそろ潮時だ。
でも何故か、少女は冗談で済ませたくなかった。
湯船を上がると、洗い場に足を広げ、座りこむ。
「ほら...もっと見せてあげる。おいで」
弟も湯船から上がり、姉の股間に顔を近づけるようにしゃがみ込む。
その小さな陰茎は勃起していた。
少女は優しく言う。
「なおきの見たいとこ....全部見ていいからね....」
「う、うん」
少年は手を伸ばす。指が少女の陰裂に触れ、くにゅ、と広げた。
顔を近づけ、覗きこむ弟の興奮した息遣いが、粘膜に感じられる。
「もっと....ひろげていいよ....」
少女は半ば恍惚とした口調でささやく。
9053:2001/04/01(日) 17:05
弟の指が、内部のひれの様な部分を掻き分け、奥の桜色の粘膜を露出させる。
少女は自分が濡れていくのを感じていた。自慰の経験はあったが、あれとはまるで別格の興奮だ。
膣口に、弟の指が触り、そして潜り込む。
「んつっ...」
「あ、ごめん....おねえちゃん...痛かった?」
「ううん...大丈夫、びっくりしただけ」
「も、もうやめるね」
「ううん、やめないで.....なおきがしたい事、今日は全部していいから....」
弟は躊躇し、そして行為を再開する。
再び指が少女の部分を広げ、膣に指が滑り込む。
「んっ....ふくっ....うっ」
姉の小さなうめき声にも、今度は弟は行為を止めない。
次第に少女は腰の奥に、疼きが高まるのを感じていた。
あたし....弟の指で、いっちゃいそうになってる....
「あ...はあっ.....」
荒い息に喘ぎが混じる。ふうっと意識が飛びそうになる。
9064:2001/04/01(日) 17:06
その時、風呂場からガラス一枚隔てた脱衣所に、誰か入ってきた。
瞬間的に少女は正気に返る。弟も同じだったようで、指がぴたりと止まった。
二人は指を介して繋がった状態で、共に硬直する。この場を見つかったら言い訳できない。
「出るときに洗濯籠の中身、洗濯機に移しといてー」
母親の声だった。少女は咄嗟に返答する。
「うん、わかったー」
そして、弟に向き直ると、笑って言う。
「あのね....あとは、あたしのお部屋で、しよ」
「う....うん....」
ちょっとぼんやりした顔のまま、弟は答えた。
「じゃ....ゆび、抜いて?」
「あ、うん」
ぬぷんっ。お湯ではない液体にまみれた指が、少女の膣から抜き去られた。
9075:2001/04/01(日) 17:06
再度身体をお湯で流し、少女は先に風呂から上がる。弟もわずかに遅れて出てきた。
そして二人はパジャマを着ると、居間を出ようとした。
「もう寝るの? 早いわね」
母親の問いに、少女が答えた。
「うん、もうちょっと、なおきと遊んでからねー」
「ゲーム、ほどほどにしなさいよ」
少女が、いつもの屈託の無い様子に戻ったようなので、母親の表情に安堵が浮かんでいる。
「うん。あ、遊び終わったらそのまま寝ちゃうから。おやすみー」
そう言って弟と手を繋いだ。少年は素直に手を握り返す。
そのまま二人は少女の部屋に入った。
9086:2001/04/01(日) 17:07
「おねえちゃん.....いいの?」
幾分平静に戻った弟が、心配そうに言った。
「ん? うん、いいの。でも今日だけよ。今日だけの特別」
弟の前でパジャマを脱ぎながら、少女は答えた。
一種異常な今の状況は、彼女から恐怖を一時的にでも忘れさせてくれていた。
 まだ、もじもじしている弟からパジャマを剥ぎ取り、パンツをずり下ろす。
ぴょこん、と陰茎が彼女の目の前に飛び出した。
「あーらら、もう勃っちゃってるんだー」
そして少女は、それをぱくりと口に咥える。
さっきお風呂に入ったばかりという意識もあって、あまり抵抗はなかった。それに、自分をあれだけ、好きにいじらせているので、その逆もしちゃえ、とも思ってしまう。
「あ、おねーちゃ...ん」
れろれろれろ。口の中で舌が往復し、含んだ陰茎を舐めまわす。
吸っていると、更にそれが硬くなっていく。
「なおき、もう精液出るの?」
口を一度離し、少女は聞いた。
少女も、『男の子のおちんちんからは精液が出る』程度の事は、性的な体験がなくても、耳学問で知っている。
「えー.......なにが?」
「じゃ、まだ出ないんだ....ふーん」
改めて、弟の陰茎を観察する。先端から2センチほどがやや膨らんでいて、更に端には赤っぽい中身が、皮を被った中から覗いている。
赤い部分には穴があって、そこから確かおしっこは出てくる。弟の排泄場面なら、以前見た事があるので知っていた。
ここから精液も出てくるのか。そんなことを考えながら、少女は再び弟の性器を咥える。
9097:2001/04/01(日) 17:08
「あ...あはあ...あ、あ、ああん」
彼の年齢で、この手の経験がそうそうあるはずも無い。少年は未知の感覚に喘ぐ。
「あ...い....で....もれ...あ、ああうう」
ちゅぷっ。少女の口腔内に、やや粘っこい液体が注がれた。
弟がおしっこを漏らしたのだと思ったが、すぐに違うと気が付く。
「おねえちゃん...もれちゃった....ごめん」
「ううん、いいのよ....でも」
口を離すと、その粘液を味わうように、少女は舌の上で転がす。
ほのかに辛かった。それ以外の味は淡白で、表現も難しい。引き合いに出すのもなんだが、痰に似ていなくもない。
「おしっこじゃないわよ、これ」
「えー?」
「精液出るんじゃない、なおき....もう大人だね」
「え? え?」
「ひょっとして、今みたいなのが出たの、初めて?」
「うん....ねえ、それが....シャセイなの?」
「うん、だぶん。....ふふ、なおきの初めての、あたし飲んじゃったんだね」
少女は嬉しそうに微笑む。
9108:2001/04/01(日) 17:09
そして風呂場の続きが始まった。
足を開いた少女の、華奢な性器を少年の指が広げ、中の粘膜を掻き分ける。
そして膣口に指を当てて、中を探る。
もう、少女ははっきりと喘いでいた。
「う...んっ...そこ...もっと...なかに....あっ」
「おねえちゃん、これ、きもちいいの?」
「うん....なおきの指...気持ちいい...」
そう言いながら、少女は弟の背中に手を回す。
「ね....こっち来て...」
「え?」
もう片手が弟の陰茎を捕まえた。それは精一杯勃起している。
「なおきのこれ....入れて...ここに」
「....でも」
「お願い」
弟はうなずいた。そして体勢を変えると、少女と腰を重ねる。
陰茎の先端が、少女の性器に触れ、更に潜り込んでいく。
膣口に当たり、躊躇するように探った後、侵入を始めた。
だが子供の物とはいえ、さすがに指とは比較にならない。思わず少女の口から悲鳴が漏れる。
9119:2001/04/01(日) 17:09
「うく....んあぅ」
「おねえちゃん?」
苦悶の表情を浮かべた姉に、さすがに少年は身体を止める。
「だ....めぇ....なおき...やめないで....」
「でもぉ....おねえちゃん痛そう...」
「なおきに...してほしいの....なおきに...あたしを....」
あたしを覚えて。あたしをあなたに刻み込んで。声にならない叫びだった。
少年は何を感じたか、意を決して再度、体を動かす。
ちゅくっ...じゅぐっ...
「くぅ、は、はぁ、ううっ...うー」
こじ開けられ、何かが切れる痛みに懸命に耐えながら、少女は弟の身体を抱きしめる。離したくないと言う風に。
少女からこぼれた体液がシーツに染みこむ。小さな血の染みもそれに混じる。
結合は更に深まり、やがて少年の全長が、少女に入った。
良く判らなぬまま、少年は本能的に腰を動かし、そして切羽詰った声を出す。
「ああっ...おねえちゃんの....おねえちゃんの....動いて...」
「あっ....あんっ....なおき....の...あっ...」
「で....るよぉ....でる....うっ」
灼熱感と噴出感が、少年の腰から陰茎を貫き、少女の狭い膣内に放たれた。
「なお....なおき....あぁぁ...」
少女が小さく叫ぶ。。
91210:2001/04/01(日) 17:10
もはや歯止めは無くなり、少年は姉の身体を隅々までいじくり回す。
尽きる事の無い好奇心と初々しい欲望を、少女は全て受けとめる。望まれるだけ自分の身体を与え、少年に奉仕した。
母親が見に来た時だけは、二人とも寝た振りをしたものの、それが終わると、また二人は絡み合う。
「おねえちゃん....こうすると、気持ちいい?」
少年が挿入した指を動かしながら、姉の乳を吸う。
「うん...うん...なおき...そこ気持ちいい...」
今日しかないと言う想いが、少女を乱れさせる。その微妙な気配を感じてか、弟も異様に興奮し続けていた。
指と舌が二人の間で応酬され、弟の陰茎は何度も少女を貫き、粘膜の交わりが続く。
それでも、やはり終わりは来る。
二人とも疲れ果て、ベッドにぐったりと横になっているだけになった。
91311:2001/04/01(日) 17:10
「ねえ....なおき」
「んー....」
少女の言葉に、一緒のベッドで横に寝ている弟が、だるそうに答える。
「立派な大人になってね」
そこで少女はくすくす笑う。
「....ちょっとだけは、もう大人になってたけど、ねー」
「うんー」
「で、お父さんとお母さんをお願いね」
「うんー.....ん?」
姉の言葉の奇妙さに、弟は顔を起こした。
問いただそうとして、少女の奇妙な笑顔を見てしまい、そこで言葉が凍った。
背筋がぞくっとする。
まるで、姉は既にそこに居ないような気がしたのだ。想わず相手の腕を掴んだ。
暖かい肉の感触。大丈夫、おねえちゃんはそこに居る。
だが、言いようの無い不安感が、彼の脳裏から去らない。
問い掛けようにも、しかし、あまりにそれは漠然としすぎていた。
「おやすみ、なおき」
姉が目を閉じた。
仕方なく、少年もあきらめて目を閉じた。
疲れていた為か、二人とも、すうっとそのまま眠りに落ちていく。
.......こうして、日曜の夜は終わった。