機動戦士ガンダム0801 ブリーフの中の妄想

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115風と木の名無しさん
情事の後の乱れた服装が少しばかり肌を隠すような状態というのは、すべて脱いだ後よりもかえって艶っぽい。

その白い肌に口付ければ、簡単に後が残ってしまう。
掛けられた服から覗く、あらゆる場所にその痕跡が見え隠している。
白と赤のコントラストが綺麗に映える。


汗をかき、ぐったりと横たわり、色を失った唇をかみ締めるその表情が、ますます扇情的でさえある。

「アンタ、慣れないなぁ。」
ベットヘッドに背を預け、カミーユに上掛けを肩までかけてやる。
目を細めてそのカミーユの姿態を眺める。
上掛けと服の端々に見え隠れする白い肌と紺色の髪が、無意識に誘っているようにさえ見える。
「こんなこと慣れてどうするんだ。」


「いつまでも身体に力いれてたらアンタが辛いだけだってば。」
本当の人形のように白い首は、ジュドーの両手で包めば、簡単に折れてしまいそうに儚げだ。
自分とは同じ人間と、見た目では考えられないと、ジュドーは考えた。
116風と木の名無しさん:01/08/31 22:21 ID:7QyEgZTA
「オレが下手なわけはないんだけどなぁ。」
「だいたいこんな行為を慣れるというものの方がおかしい。」
「そうか?慣れてくると気持ちいいことだぞ。」
もう十分に愛撫をしたのに、ジュドーはまだカミーユの肌をもてあそんでいる。
首を撫でたり、肩口を触ったり。
自分でつけた赤い痕跡に指で軽く掠ったり。


「やめろ、くすぐったい。」
「いいじゃん、オレ終わった後にこうやって可愛がるのが好きなんだからさ。」


「でもさカミーユ、せめてもっと声くらいきかせてくれたっていいだろう。」
カミーユの髪の毛を撫でながら唇の端をわずかに持ち上げるジュドー。
「アンタがどんな声あげようが聞いてるのはオレだけだし、笑ったりしないからさ。」
「ふん、お前に聞かせる声なんかないね。」
「・・・無理にでもださせるぞ。」


「ば、ばか、やめないか!コレ以上できるか!」
ジュドーはもう一度カミーユの上に覆い被さり、薄く開かれた唇やあらわになった首筋、髪の毛が流れて露出した耳たぶに唇を寄せる。
「やめろといってるだろ!体がもたない!」
117風と木の名無しさん:01/08/31 22:22 ID:7QyEgZTA
ジュドーの髪の毛を後ろに引っ張る。
その衝動に一瞬だけひるむが、それだけでジュドーの行動が止まるとは思いがたい。
「大丈夫、まだまだイける。」
蹴りを軽くかわし、あっさりと組み敷く。
カミーユの胸の飾りを舌で舐めあげる。
「うわ、舐めるな、おい!!ふざけるなッ!」


「・・・冗談だ。」
ニヤ、と笑顔を浮かべるジュドー。
「・・・なんだとー!!」
ジュドーの顎を下から思いっきり上に押し上げてやる。
さすがにその攻撃は予期していなかったのか、ジュドーにかなりのダメージを与えてやることが出来た。
ジュドーは首をおさえ、アイタタタと連呼している。


「僕をからかうのもいいかげんにしろ!!」
「こ、これだからカミーユ、たまんねぇ。」


頭から湯気をだして怒っていそうなカミーユを横目にジュドーは馬鹿笑いをかましくれた。