ガチンコファイトクラブ

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631風と木の名無しさん
・東大文T在学
・ひ弱さのコンプレックスを克服するため、体を鍛える。
・武原への無自覚の憧憬から発する嫉妬と近親憎悪(本質的には似たもの同士ってことね)

武原さんが太宰似(「ガチャピン目」って表現が余りにも適切で藁)ってありましたけど、
↑のように宇目宮まとめてみると三島のようですね…私は卒論三島だったんで>606さん
うあああっ、板違いも甚だしいったら…文学板に逝ってきます(鬱
632631:2001/08/18(土) 22:44 ID:UPQTNaUk
注)以下は801SSではないです。レス無駄遣い承知でのカキコっす、ゴメソ

 私は来る道々、どうしてもそれだけは口に出して言おうと心に決めていた一言を、
いつ言ってしまおうかと隙を窺っていた。それを言わなければ、自分がここへ来た
意味もなく、自分の生き方も、これを限りに見失われるにちがいない。
 しかし恥ずかしいことに、それを私は、かなり不得要領な、ニヤニヤしながらの
口調で、言ったように思う。すなわち、私は自分のすぐ目の前にいる本物の太宰
(武原)氏へこう言った。
「僕(俺)は太宰(武原)さんの文学(ボクシング)はきらいなんです」
 その瞬間、氏はふっと私の顔を見つめ、軽く身を引き、虚をつかれたような表情
をした。しかしたちまち体を崩すと、半ば亀井氏(宮舌会長)のほうへ向いて、
だれへ言うともなく、
「そんなこと言ったって、こうして来てるんだから、やっぱり好きなんだよな。
なあ、やっぱり好きなんだ」

これは三島由紀夫の「私の遍歴時代」という随筆の抜粋で、三島が太宰と会った
最初で最後のときのことを書いたものです。
( )はガチバージョンですが、割とはまる気がするのですが…。
読み方では、武原×宇目宮のようにも…いかがでしょ?(汗