ガチンコファイトクラブ

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446風と木の名無しさん
シャワーを浴びて、濡れ、頬を赤く上気しさせた彼を見ていた。
伏せた睫毛、伸びた脚指を見つめる。

「お前さ、それ、無意識?」
「‥え?」
手をのばして触れてみる。

「食わせろ」
「なに、言って‥‥‥ちょ‥!」

「体格の差、ちゅうのをもっと学習せんとな」
「そんなの、狡っ……!」

抗議の声を無視して武中の身体を押す。
両腕を片手で押さえたまま、シャツを捲りあげると、現れた小さな突起に触れる。
「ヤだ、待てって、こんなとこで‥‥」
「待てん」
逃げられる前に足を捕まえ、体を入れて閉じられないようにする。
つるつるとした内股を撫で上げ、その奥へ奥へと進んでいく。
少しずつ慣らされ、開かれたその内壁は溶けそうに熱い。
「や・・!!」
指の変わりに挿れられたその大きさに、悲鳴のような声を上げる。
深く繋がれた場所に、意識が飛びそうになる。
身体を進め、内壁に締められている感覚に、耐えられなくなる。
円を描くように回されていた腰が、ピストン掃射に切り替わった。
獰猛な雄が、その奥を突いてくる。

「あ、ヤ‥‥!」
カクカクと動かされる度に、瞳からは透明のしずくが零れた。
447風と木の名無しさん:2001/08/04(土) 02:30 ID:Bme.jaoU
既に慣らされたそこは、苦痛以外の奇妙な感覚を教え、ゆるやかに
動かれると、耐えきれないように嬌声を上げた。
「子供やのう、まだまだ」
小さな身体をその上から抱え込みながら、満足そうに笑む。
「聞かせぇや、もっと、な」
恥ずかしさのあまり両手で顔を覆い、ふるふると首を振る。
自らも汗を滴らせながら、屈んで武中の髪を梳く。
「可愛いんじゃけぇ、見せてみろや」
「ヤダっ」

今一度突かれて、思わず武原の首に腕を回して縋りついた。
自分よりも何回りも細く小さな彼を、激情で壊してしまわないように
自制していた心は、それで余計に揺らぎそうになる。
泣き声を隠そうとする唇に触れる。
「泣くなよ」
「泣いてない」
そう言った唇は、それから震える。
しゃくり上げるような喘ぎと、溢れる涙を堪えながら、武中は呟いた。
「非道いよ・・・」
うわ言みたいに「非道い非道い」と洩らして、それが何だか、
ひたすら告白のように聞こえた。

愛してるとか、好きだとか、そんなセリフよりももっとダイレクトに、
心に伝わる気がする。
「本当、可愛いのな、お前って」