自分は、
>>165の言う技術至上主義とはちょっとだけ意見が違う。
技術追求は当たり前。
そんなのやんなきゃお話にならない。
それよりも、その文中に書かれてる、
内面性を出すという点の方が重要だと思うな。
振り付け師やコーチに当て振りされた振り付けや表情を、
そのまま正確にトレースしても、
それは芸術表現にはならないと思う。
演劇だってダンスだって100%指示された通りにやっても
人に見せられる演技にする為には、ちゃんと自分自身と対話して、
自分の中から発生するものをきちんと見せられなきゃ、
表現者としてはいつまで経っても半端者扱いだし。
ソシアルダンスやバレエとかだけじゃなく、
日本にも日舞や能、歌舞伎みたいな、踊りを見せる伝統芸があるけれど、
バレエも日舞も能も、美しいされる型、ポーズ、ホームポジション、姿勢、振りがあって、
それをきちんと踏襲した上に自分の中から発生するものを見てもらうものだよね。
例えばユナなんかも、ぱっと見上半身の動きはキレイだけど、
スイスに解説者に"スタジオで徹底的に反復練習した結果の演技、
彼女の内面から出ている演技じゃない"
って、あっさりバレちゃってるでしょ。
一生懸命がんばってるのはわかるんだけど、
上半身の振りもすごく練習してきてるんだけど、
I字とかビールマンとかスパイラルとか、
肝心の技のポジションが悪くてガクーときちゃうし、
フリーの最後の方は下半身がへろへろで、
芸術表現としては評価するにはかなり辛い。
>>165ではソシアルダンスの例が出されてるけど、
あれはトップの大会なんかだと、
ファイナルまで行く女子は1日の大会で3kgも4kgも体重が落ちちゃうって
いうぐらいハードらしいから、
ハンパな技術だと多分未熟さがバレちゃうんだと思うな。