835です。皆さんレス有難う。
>>839 それまでフィギュアでは音楽はBGM的な扱いで、リズムを捉えて身体を動かす事を競っていたけど、
ビットのカルメンで、演技にストーリー性を持たせるという初の試みがなされた
気がしました。そういう点ではパイオニアだと評価はしてます。
でも、リレハンメルでビットいわく「技術偏重のフィギュア界に物申す」
為に、サラエボへの思いを胸に、戦争と平和を願ってアマ復帰したわけですが・・
ジャンプは失敗ばかり。かつての女王がこんなにボロボロになってまで
平和を訴えたかったわけか・・と、演技そのものではなく、その姿勢、頑張りに
胸を打たれた気がします。
技術は無かったですが気迫は伝わってきました。
本来の意味でのフィギュアの「表現力」は無いけれども、ビットという
人間を通して何かを感じる事が出来た稀有な例だと思っています。
みどりもそうですが、後世にも残るスタア選手には、演技に何かしら
その人間が透けて見える気がします。