168 :
無名草子さん:
「売文生活」の99頁目に
>ヒステリーであったのは森鴎外の妻も同様ですがドイツで愛を誓った女性が日本まで
>訪ねてきたのに旧弊に縛られ会いもせず追い返しながら終生そのことを悔いた鴎外は小心者
>でしたから妻に頭が上がりませんでしたが(読点がなかったのでここで息を吸って)、
>日記を読むかぎり、漱石はなかなかの“愛妻家”でした。
という文章があるんだが、「読点がなかったのでここで息を吸って」という訳のわからん
挿入句に呆然。一般的に餓鬼の挿入句のほとんどは外しまくりなんだが、この挿入句の
外し具合は超ド級の横綱格だな。本人はまさかこれがユーモアとか、おしゃれな文章だとか
思っているんじゃないだろうな。