日垣隆・総合スレ★10

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169大根役者
>>139「編集権」というのはあなた、それこそ「フィルムを回してここからここはカット、このBGMは差し替えて、
ナレーションはこうこう直して・・・」とかいうなら完璧な編集権侵害だが、一般的に「放送法にあるような公正公平に」じゃ侵害にはならんよ。
★編集権とは、企画書を書く段階から放映/刊行まで継続・反復して行使/発動される
ものです。
上述の例が編集権(狭義の)侵害(いや、正当な権利者がやれば侵害じゃないんですけどね、そうではなく
例えば安倍が直接やったら)なのは、当たり前です。で、「放送法に〜公正公平に」は、お天道様は
東から昇りますとか、赤信号で渡ってはいけませんとか言っているのと同程度に当たり前のことで
(放送法の「公平」要求はプログラム規定だ、ということを言い換えました)、
それをわざわざ有力政治家にアポとって面会して言わせる、言うことの意味を、私は一貫して問うています。よろしく。

>いちゃもんもいいところですが、そうするとこれは全ての官僚が行うブリーフィングに当てはまる
のですか(以下うだうだ)。
★NHKの放送は特殊法人による免許事業ですが、国営放送ではありません。以上。

補足すると、官僚が有するのは行政権です。編集権ではありません。行政権と編集権では、求められる自律性の
質も量もまったく異なります。行政権が過度に自律的であることが、多くの国に共通の悩みです(所謂「行政権の肥大化」)。

>NHKは、関心を持ってくれそうな議員を「独自の判断」でピックアップして、重点的に説明する権利を持つ。
それをダメというのこそ「圧力」「権利の侵害」ですわな
★「権利」の根拠を教えてください。

>最近、状況が明らかになるにつれて出てきたのが「李下の冠」論。
★「李下の冠」論を左巻きが早々と繰り出してきたのは、私も既に言及したとおりです。
で、「論 点 変 更 (原文ママ)」が行なわれているという印象は、私も持っています。
が、「私が」この表現を用いたときに、そのような意図で使ったことはありませんし、「李下の冠」の意味は、
左巻きの用例用量用法に縛られるのではなく、それならいっそ辞書に書いてあるところに縛られたいと思います。