バックナンバーで検討委員会に言及している部分があるかどうか探してみたら
あった。たぶんこれ。
道路関係四公団民営化推進委員会の最終報告についての評論の中。
今回の件を追及している人たちにとって燃料にはならんと思うが、非購読者には
知りえないことなんで、とりあえず資料としてw引用しとく。
2002年12月9日号 現代日本問題集 第12章
(引用始め)
(前略)不肖私も、あるマイナーな公的委員を引き受けてしまっているのですが、そ
こでは従来の審議会の在り方とまったく異なって、すべての論議を公開し、事
務局案を丸呑みするシャンシャン会議ではなく、事務局とも各委員同士でも、
真剣勝負の討論が行なわれています。たった一人でも、真剣勝負を演ずる者が
委員になれば、多くの委員はついてきてくれるはずです。
だいたい、首長や議員がどんどん世代交代しているのに、いまだ委員長は相
変わらずの年功序列・長老人事で決められる、というのも、いいかげんにした
ほうがいいと思います。
私も入っている委員会では、つい先ごろ委員長の交代劇が起きました(起こ
しました)。委員長としての重大な違反行為が発覚したからなのですが、ご本
人もその非と信頼失墜を認め委員長職を辞すに至り、長時間にわたる議論の末、
委員には留まっていただくことになったのでした。
これは大切なことです。委員まで辞められたのでは、それは無責任ですし、
委員会の存在意義にもかかわります。
結局、その委員会では委員長を選びなおし、その後、改めて団結を深め、最
終報告に向かって徹底討論と改革案づくりを開始しています。そのバトル、
じゃなくて議事録をご覧になりたい方が大勢いらっしゃるようでしたら、臨時
増刊号として配信するか、あるいは議事録全文(全10回)に然るべきリンクを
張るようにします。(後略)
(引用終わり)
最後の文が微妙だね。恥ずかしながら俺もこの時はスルーして、今まで忘れてた。