日垣隆総合スレッド 3

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本筋とは異なるのだけれど、
この副島さんの文章って、へたくそじゃない?
文章を書いて飯を喰っている人の文というよりも、
ある日インターネットに繋がって、自分の書いた文章が日本中に
公開されること(まあ原理的にそうだ。読む読まれぬを問わねば)に
気づいて舞い上がった60がらみの親父の文みたい。

句読点の打ち方が恣意的だし(リズムができていない、ということ)、
常体敬体の混用があるし(「話し言葉」の雰囲気を残した文章、という技法でもなく)、
表現の統一(描ききる、描き切る、書く)もない。だいたい
この程度の長さの文章で「描き」が何回出てくるんだ?

そして何より
「日本では、最も優れた思想は、文学作品として書かれ青年たちに支えられたので、それで優れた文学者たちの敗戦直後の戦争責任と思想転向(てんこう)という思想課題となって残った。」ってどういう意味?

「(戦前の)文学者こそ最も優れた思想(これはこれで杜撰な表現だが)の担い手だった、
だから
敗戦直後の文学者が負うべき戦争責任の追求と、思想転向のあり方を考えることが、
戦後の思想界の重要な課題であった」とでも言いたいのか。

内容の当否はともかく、
副島さんという人のファンの人は、この文章を抵抗なく読めるの?
確かに「意多くして言葉足りず」という熱は感じるが。

言葉の質、という点からは楽器ーの圧勝かな。
内容はともかく。