全豪オープン Part 4

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436名無しさん@エースをねらえ!
ATP選手会のストライキとかスケジュールの問題について
ナダルアンチスレなどでレスがあったけど、、特定のアンチスレだけの話題ではないと思うのでこっちにレスしてみようとおもう。
リュビチッチが解りやすく話している記事を日本語にして投下。
ttp://www.thetennisspace.com/on-court/ivan-ljubicic-gives-insight-into-strike-discussions/

以前までプレイヤーズカウンシル(評議会)の議長だったリュビチッチは、確実に現在の
カウンシルで何が起きているのかを理解している人物だろう。

《記者》
今まさに論争になっているのはいったいどの問題ですか?

《リュビチッチ》
たぶん、選手たちの間の共通認識であるのが 「出場義務大会があまりにも多いのではないか?」という点です。
契約トーナメントの量が非常にハードである。
シーズンが長い。これらは常に議題にあがるんです――スケジュールの長さには関わらず
トップ選手たちは「もっと短くできるはず」と考えています。

しかし他にも重要なのは、
グランドスラムの各大会から大会に出場している選手たちに支払われる賞金が、11パーセントでしかないということ。
これは明らかに僕たちが望むシステムではない。
現在、これについてスラム側と協議する方法を探しています。
これを相談する場所の構築が未発達であり
選手側を代表して会議室に赴き、それを話し合う代表の選手が決まっていない。

《記者》選手たちがストライキする可能性は、現実にありえますか?

《リュビチッチ》
ストライキをチラつかせることはあまりに簡単にできてしまう。
私個人としては――交渉の力を持っているのはトップ選手なので―
トップ選手がきちんと落ち着いて交渉に臨み、まず最初に我々のリクエストを伝えそしてどう形にしていくかを考えるべきだと思っているのです。

《記者》
賞金の問題については何を望むのでしょう?

《リュビチッチ》
選手たちは、たとえばこんなことをいきなり言えるわけではない。
「いいですかウィンブルドンさん、聞いてくださいよ、
来年からは私たちの賞金をトリプルスコアに上げてください。」
これはできない。ベストなシナリオとして、たとえば10パーセント引き上げてほしい、
来年か、それが無理でもこの先5年や7年で?ってね。
将来においてその恩恵を得られるのが私たちではないとしても。
さまざまな諸事情を整理する時間が必要でしょう。
彼らもわかっていると思います。
この要求についてはグランドスラム側も、今さら驚きはしないと思いますよ。

《記者》
中でもラファエル・ナダルが選手会ミーティングで極めて
熱心に声をあげていると、メディアで報道されていますよね?

《リュビチッチ》
彼は、「テニス選手たちはもっと結束しよう、そして選手が得られる正当な評価を求めよう」
と言っていました。
これは以前から、ナダルに限らずテニス選手たちが多かれ少なかれ
感じていたことなのです。
ラファはミーティングでマイクを持って主張していたけれど、あの場はあまりに多くの選手たちが
いましたからね。
とりあえず、これは(今年だけの話題ではなくて)
この2年間の選手ミーティングの光景と変わりない光景なんです。
たぶん選手たちの関心は上がっています。