[硬式] サーブ 総合

このエントリーをはてなブックマークに追加
824名無しさん@エースをねらえ!
>>786
リストアクションとか回内とか細かい部分の話じゃなくて、重要なのはもっと全体的な動作だよ。
効率の良いスイングが出来るようになると回内なんてものは自然に
「付録」として付いてくるから意識する必要もないし。
効率よいスイングが出来てないのに回内だのなんだ、あれこれ考えるのは順番が逆だよ。

>>790
良いフォームが出来た結果、腕の振りも鋭くなるというのに近いけど、これも正確じゃないね。
言葉で説明するのは限界があるが、重要なのは主に二つの動作。
一つは腕とラケットを使って、柔らかい釣竿を上手に振って先端をビュンと走らせるような動作
もう一つはインパクト付近で半径が最大になるように振ること。
こうしたことを背骨から肩、肩から肘、肘から手首、手首からラケットヘッドという
「節」と「間接」を使ってやるわけだよ。
これは一気に力を込めて腕を速く振っても駄目で
ラケットには長さや重さがあり慣性が生じるから、そんな振り方をしてもラケットが遅れて付いてこない。
腕を素早く振るんじゃなくてラケットに徐々に確実に滑らかに力を加えて加速させることが重要。
イメージとしては一気にアクセルを全開にするんじゃなくて、一秒ぐらいかけて全開にするような感じ。

サンプラスやフェデラーやカーロビッチなどが全然力んでいるところがなく、
急いだり慌てた動作もなく、ゆったりスイングしてるのにラケットヘッドはすごいスピードになっているのは
こういう動作が出来ているから。

またインパクト付近で腕の振りはもっとも遅くなる。
これはブレーキをかけてるわけじゃなくて、フィギュアスケーターがクルクル回転してるときに
片足を伸ばすと回転が鈍るようなものだが、足の先端は回転半径が大きくなることと、
釣竿の先端をビュンと走らせるように加速させることでラケットヘッドに大きなスピードが生まれる。

参考に藤川のフォームを見てみるといい。
リリース付近で肩から肘まではゆっくり動いている。逆に肘から先がビュンと加速されている。
そして前腕と上腕がスッと伸びて、ほぼ直線になったところでリリースしている。
http://jp.youtube.com/watch?v=V-5UyqLlixg&feature=related
テニスでは、この藤川の肘から先にやらせていることをラケットにやらせるわけ。

こうしたことは前に書いたけど、ラケットより長いものや重いものを使って、
ゆったり素振りすると身につきやすい。
全日本のソフトボールチームやプロゴルファーの中には練習に竹ぼうきでの素振りを
取り入れてる人がいて、これも同じ効果を狙っている。